夏の終わり。

8月31日。自分にとっての夏の定義は七月から八月までなので今日で夏は終わりだ。去年もこのタイトルでノートを書いていたが結局公開はしていないはずだ。

なんとか生き延びれた。少なくとも死のうという気はなくなった。去年は夜の散歩で斉藤さんをしていてそのことしか書くことがなかった。楽しかったけれどどこか虚しく寂しかった。

今年の夏はお金の面で苦労はたくさんしたがそれ以上に思い出深いことが3つあった。

そのうちの二つを書こう。

一つは三年ぶりに親友と話したことだ。相手が自分のことを親友と思ってくれているかはわからないが、ニートになってから疎遠になっていた親友に連絡を取ってみた。三年ぶりの通話のはずなのにまるで昨日会ったかのように話せた。嬉しかった。十月に会う約束もした。生きる楽しみが一つ増えた。こうやって生きる楽しみを増やしていくのが人生なのだろうか。

二つ目は海に行ったことだ。先週の金曜日に定時で上がったあと15キロくらいかけて自転車で海を見に行った。あと五分早くつけば日の入りの夕日の海を見られたのだが、、

十年ぶりの海だった。綺麗だった。こういう景色を自分は待ち望んでいた。

音楽を流した。フジファブリックの若者の全て、銀杏BOYZの夢で逢えたら、そして最後に神聖かまってちゃんの23才の夏休み。

23才の夏休みもあと少しで終わってしまう。

これからは26才の夏休み、33才の夏休みに向けて生きていくしかない。

それでも神聖かまってちゃんの夏休みシリーズの曲が23才、26才、33才になるにつれて逆に明るく前向きになっていくように、僕も生きていけたらいいなと思うのです。

その年、その年の夏は、人生で一回しかないから。


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