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【 落語の雑則 54】 感覚を刺激する

大地は共振するらしい


地中で爆発を繰り返すと
共振した大地が
いつか割れると
考えた科学者がいた

人も共振する
それは落語会の笑い

次第に
笑いの振幅が
大きくなっていく

落語は思考を
刺激するけれど

笑いを振動と捉えるなら
思考が振動している
のでは無く
感覚が振動している
のではないか

例えれば
それは恋の様

恋は思考では無く
感覚

いくら考えても
恋のときめきは
抑えられない

どうしたら
そんな感覚を
刺激できるのか

ならば
抑えられないような
笑いこそが
落語に求められるべき
笑いであろう

どうしたら
そんな笑いを
刺激できるのか

そんな悩みは共振する

いつか
大地のように
悩みが割れ
やり方が
ハッキリ見え

そこから
笑いが噴き出てくる

そんな落語を追求したい


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しんりょう
落語を考える事は限りなく深い森の姿を探求する旅のようなものです。森の中にいる私には、森の外から見ての意見で、見えないものが見えてくると思います。そして、一人より二人、二人より三人と、誰かと一緒に考えて行きたいです。スキ、コメント、サポート、みんな大歓迎です。よろしくお願いします。