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自然派ワインと子育て

こんにちは!飲食店2店舗経営、個人事業主はるです。




最近「人を育てる」ということについて考えることが多いです。

このnoteでも、ふと気が付くとそっち系の意味を込めた投稿が多めになってる気がします。

特に今新たにどんどん人を採用していますし、今後店舗を増やしていく上でも、想いを共有して自発的に動いてくれる人が必要不可欠になってくるからかなと思います。



以前にも書いたのですが、自分は基本放置型なんですね。
滅多に怒りませんし、口うるさくあれやれこれやれ言いません。
でも、なーんにもしないわけではないですよ。

教えて、伝えて、後は自分で考えてみてねというスタイルです。


これが良いのか悪いのかは置いといて、昔ある自然派ワインの生産者さんの講演を受けた時に、その方が言っていたことが非常に心に残っているのでちょっと紹介したいと思います。


自然派ワインと一口に言っても、造り手さんによって解釈や想いが違います。
自分が講演を受けたのはフィリップ・パカレさんという方です。
かなり有名な方ですね。

彼が言うのは、

自然派ワインとは完全に自然のままに、一切の手を加えないワインのことではない。
それはヴァン・ソバージュ(野生のワイン)だ。
必要とあれば、最小最低限の亜硫酸塩は使用する。
それはワインの形を造ることだ。
子育てと同じだ。
子供も一切関知せず、放ったらかしにしていると粗野粗暴に育つ。
時には叱り、道から外れないようにすることも必要だ。

みたいなことでした。


いやー。めちゃめちゃ納得しちゃいまして。
自分が思う子育ての考え方にバチコーン❗とはまりました。


やっぱり出来る限り素材そのものが持ってるものを尊重したいんです。
必ず良いとこありますから。

今自分の3人の子供達を見ていて本当に思います。
全員性格ももって生まれたものも違うけど、それぞれ良いところを伸ばしてあげたい。型にはめずに伸び伸びとさせて、個性を出して欲しい。
その手助けをしたい。

つまりは、

教える型は最小限。

自分が良いなと思うモノ・コトは伝えて、

道を踏み外しそうになったら叱る。

それ以外は覚悟を決めてとことん見守る!



恐らくフィリップ・パカレの云う自然派ワインもそうですよね。

極力人の手を介さず、自然のままに。
本当に必要な時にだけ、必要なモノを。
基本的には我慢強く傍で見守る。
そしてブドウ本来のもつ味わいや、その土地土地の個性(テロワール)を最大限引き出してあげる。
そうすることで、型にはまらない、唯一無二な個性溢れるキャラクターを持ったワインが誕生するんだと思います。


ヒトもそうなんじゃないかと。。。

すいません!ちょっと今回だいぶ長く書いちゃったんで、一旦ここで区切ります!
2回に分けますね。

というわけで、続く・・・・・・


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