福をつかみ取れ！北海道神宮節分祭
みなさんこんにちは。
紅里です。
今日は豆まきです。
美容院に行った帰り、何気に「今日は天気もいいし、神宮にお参りに行こう！」と思いつきました。
本当にふっと思いついたんです。
何の気なしに。
向かうと何やらすごい混んでいる・・。
北海道でも有数なパワースポットの一つなのでいつも混んではいるんだけど、それにしてもすごい。
露店まで出ているよ？
調べてみると今日北海道神宮で豆まきが行われると書いてある。
そうか、今日節分なのか！
すっかり忘れていた。
ふっと思いついたのも何かの縁。
じゃあ豆まきでも見てみるかと急遽節分祭に参加することにした。
札幌に長く住んでるけど節分祭は初めて。
どんな感じなんだろう。
まずは参拝。
ここにくるといつも空気が新鮮な気がするの。
清々しいというか爽やかというか。
やはりパワースポットなんだなあと心から思う。
拝殿の横にステージが設置されていた。
ここで豆をまくんだな。
35分前なのにすでに並んでいる。
このくそ寒い中あと３０分以上待つのは躊躇するレベルだけど、今日はこれに参加すると決めたんだ。
待つぞ。
手もかじかんできてもうそろ限界かな・・と思い始めたところに神宮の職員さん？とアナウンサーの方が登壇。
豆まきの注意事項の話などをしてくれた。
この職員さんの話がまた面白い。
「みなさん。豆まきが始まっても決して押さないように。前の方には私と同じ後期高齢者の方がいらっしゃいますので・・。」
「忘れ物に注意してください。帽子、携帯、入れ歯、差し歯なども落ちてますよ～。」
などなど。
思わずくすっと笑ってしまう。
そしてまずは郡司さんと鬼が登場！
鬼は赤鬼と緑鬼。
ヒョウ柄のパンツをちゃんとはいている。
「鬼はー外！」
と郡司さんが豆をまいて鬼たち早々に退散。
おそらく寒いからじゃないかと踏んでいる。
そしていよいよ今年の年男、年女さんによる豆まきが開始！
するとどどど～とみんな前へ！
えええええ～！
押さないんじゃなかったんかい！
ふっと前列にいる後期高齢者の方が心配になったがこっちもそれどころではない。
前のほうに落ちれば皆前へ、後ろの方へ落ちれば皆後ろへ。
おしくらまんじゅう状態に突入した。
ちなみに私は成人女性の中でも小さい。
完全にもまれていた。
おしくらまんじゅうなんて小学生以来だろ・・と思いながらとりあえず福をつかもうと手を伸ばした。
しかし全く取れる気配がない。
こりゃだめだと思ったところに皆が掴み損ねた豆がポトンとマフラーの中に入ってきた。
やった・・。
とりあえず一個ゲットした。
その後恵比須様？が登場し厄は払われたことを宣言！
拍手喝采だった。
次に餅がまかれるのだがこれがただの餅ではない。
抽選券が入っていて当たれば商品と引き換えできるのだ。
餅がまかれると先ほどよりもさらに激しいおしくらまんじゅうに！
いやー、人間って商品が絡むと激しいね・・。
などもみくちゃにされながら呆然と考える。
結局餅を取ることはできなかった。
しかし終了した後の皆の表情が印象的だった。
大の大人がおしくらまんじゅうして必死に豆や餅を掴もうとしてきゃあきゃあしている。
誰もが満面の笑顔で満足そうだった。
その笑顔を見ると、ここにいる皆が厄を落として福を掴んだのだと温かい気持ちになった。
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