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フランス

2023/03/21の産経の記事をまとめてみました。

フランス下院は20日、野党が提出した内閣不信任案を否決した。これにより、政府の年金改革法案が下院で採択され、国会で成立した。マクロン大統領は2期目の最大の課題だった年金改革で、大きな山場を乗り越えた。だが、政府への抗議デモは収まらず、一部は暴徒化した。

反年金改革。息を呑むシーン 警察に立ち向かう人々。圧倒された後、臆病な警察が後退するのを見てください。

不信任案は、政府が16日に下院で憲法上の強権を行使し、年金改革法案を強行採択させようとしたのに対抗し、2野党が提出した。不信任案が成立すればボルヌ首相は辞任し、年金改革法案は廃案になるはずだった。中道左派の不信任案には278議員が賛成し、成立まで9票と迫った。

フランスの年金改革:
マクロン氏は「議会側で勝った」が、「政治的に」負けた
..フランスのエマニュエル・マクロン大統領は水曜日、大騒ぎと大規模な抗議行動を引き起こした物議を醸す年金改革を課した結果、不人気を受け入れる用意があると述べた。マクロン大統領は、TF1 および France 2 TV チャンネルとのインタビューで、彼の政府が不信任投票をかろうじて生き延びた 2 日後に、彼の政府は「できるだけ早く」フランスを通常の状態に戻すことを目指していると語った。さらに、FRANCE 24 にはフランスの政治学者ジャン=クリストフ・ガリアンが参加します。

年金改革法案は、受給開始年齢を現在の62歳から64歳に引き上げる内容で、マクロン大統領の選挙公約だった。欧州連合(EU)では65歳が一般的で、近隣国と足並みをそろえ、財政健全化を目指す狙いがある。政府は憲法裁判所の審査の後、法を施行する方針。

参考 2022/02/18

..しかし2019年の改革案は、市民の強い反対デモによりいったん停止することとなった。特別年金として有利な制度となっていた業種の労働組合からの反対や、実質的にリタイアの年齢が遅くなり60代となっても働くことへの不安感が原因と思われる。…

マクロン政権は昨年6月の下院選で議席の過半数を下回った。1月に年金改革法案を国会に提出し、中道右派野党に支持を求めた。議会工作に失敗し、強権発動を余儀なくされた。これが「民意や議会を無視した」と受け止められ、世論調査では「よくない」と批判する意見が82%を占めた。年金改革法案には国民の7割が反対していた。

議会には30以上の政党がある模様。議員が1人の政党が20ぐらい。

独り言


昨年の下院改選後、政府が強権を発動したのは11回目。福祉大国の旧弊にメスを入れ、経済再建を目指したが、「上からの改革」は大きな摩擦を生んだ。各地で抗議デモやストが続き、パリでは1万トン近いごみが収集されずに放置されたまま。製油所ストでガソリン不足に陥った地域もある。

フランス - エスカレートする抗議は製油所に広がり、現在、ほぼ 1800 の燃料ステーションが空になっています!
マクロンは、人々が決定することをまだ理解していません

首都で自発的なデモが進行中。ゴミ火災多発。

今月23日には、全国ストの実施を予告している。了

感想
とは言え、おフランスは、慣れたもの

フランス、たわごとは与えられていません
....ダイナーは、街が燃えていることに動じず、夕食を食べ続けます。
フランスを愛さなければなりません

備考

追記

新しいトレンド…アペリティフ、ゴミの火鉢…とてもシック!


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