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うちのパパ:part1

うちのパパ(私の夫)は、読書が好き。

家には大量の本が片付けられずに置いてあるところもあり、乱雑に置かれた本を見るたびに、夫自身も「あ〜本が多すぎるんだよな〜(困り顔)(でもどれも必要なんだよな〜)」と困っていた。
本といっても大体が仕事に関係する本だから、より捨てることはできないらしい。


そんな時に、Kindleに出会い、感動していた夫。
読みたい本がすぐに手に入るし、本の整理整頓はKindleの中ひとつで片付く。
また、紙に印刷するときと同じインクを使っているため目にも優しい。
令和って時代は便利なものである。


Kindleを手に入れると同時に、持っていた多くの本を裁断し、iPadやKindleで保管するという方法も知り、すぐに実行した。


本の整理整頓に励むパパ。
頑張って大切な本と手放してもいい本を仕分けしていた。手放す本はどれも近くの古本屋に持ち込み、いくらにもならない値段で買い取ってもらった。



それから1年くらい経ってからだろうか。
本好きのパパ、古本屋から帰ってきていつものように「今日はこんないい本を安く買えたよ〜」と呟きながら見せてくれた。

私「いい本あってよかったねぇ(半分興味なし)」
夫「あれ!?この本…」
私「どうした??」
夫「俺が売ったほんだわ〜(笑顔)
私「あほなん」
夫「オレここにマーカー引いたもんな〜!10円で買い取られて200円で今日買ってきたわ(笑顔)。売れてなくてよかった〜(目キラキラ)
私「ブッ◯オ◯を家の書棚にすんな!お金もったいないわ!!(ケチ)」


古本屋巡りをしていると、時には廃盤になり、今や高額な値段でしか手に入れられない本が200円で売っていることがある。
ずっと探していた本が見つかったときの喜びを知っている夫は、今後も古本屋に足を運ぶことだろう。


時々、旦那さんてどんな人なの〜?って聞かれた時には説明するのにちょうどいいエピソードであると勝手に思っている。


うちのパパはこんな人です。part1

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