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馬鹿な私は滾るだけ

ぼっちざろっくの感想を見てたら「文化祭の演出が地味だった」っての見たんだけど、あ、ライブハウス行ったことない人なんだろなって思った。せっかくだからアニメ見てシェルターの外観撮って満足するんじゃなくてライブハウスでバンド見てハマって欲しいですね。文化祭のカメラワークは特に喜多ちゃんがいきなりソロ弾くとことかはライブのDVDとかで見るような撮り方でね、しかもレール使うなんて結構な大きな箱かフェスとかじゃないとないような設備でね。喜多ちゃんが更にスタンス広げて俯くとことか正にライブで痺れるようなとこで、そのあといつもぼっとしてるリードギターがなんだか分かんない演奏してばっと天井を見上げてるとことかライブハウスだと神々しくなるアレじゃん!っていう。このアニメ、ドラムのシンバルの揺れとかもすごいけどメンバーの目配せとかちょっとした仕草まで(まあモーションキャプチャーもあるだろけど)すごく生々しくバンドなんでね。

ちなみに俺よく考えたら下北系とかよく分かってねぇわってググったんすけどね、んな下北の洒落乙な感じの聞いたことないしなーって思ったら、メンバーの名前もじったりカバーもしてるアジカンはともかくとしてACIDMAN、ストレイテナー、MO'SOME TONEBENDER、フジファブリック…あ、なんだDNAに刻み込まれた音でしたわ。まあ、残念ながらシェルターでは見たことはないし俺は800人以下のキャパのライブハウスってあんまり行ったことないのでね。みんな売れてから見てるから。シェルターみたいな250〜300くらいのハコだと近すぎて逆に緊張しちゃう。まあ、ほんで上記のバンドたちのライブだとほんとギターはギャンギャンうるさいんだけどすげぇ上手いのね。洋楽至上主義者気味だった俺も手首ねじ切れますよ。

まあ、なので音を聴けと山田は言ってたけど、ライブハウスで演奏を観て欲しいすね。

とまあ、それはさておき元旦の日記の続きになるんですが、武道館を出た後、まあそのライブハウスに行ったんですよ。それこそキャパ230人だそうな。あ、なんか2年前あたりに炎上騒動があったみたいですね。

で、バンドみたわけじゃなくて

ものっそいくだらない茶番劇を観てきました。

大人の全力の茶番劇って破壊力ごいすー。

某雑誌のちょっと偉い感じの人がなんか昼間にツイートしてて、中邑珍輔さんが何かを画策してると。まあ、画策してたのは珍輔さんじゃなくて、グレートランジェリームタさんだそうで、巻き込まれたっぽいですが。本人、武道館の画像のツイートしてたし同じ会場にいたわけですけどね。あ、未だに「珍輔さんですか?」って声かけられるけど、あの人お仕事だから普通の場所ではお洒落コーデだから。そして、そのフリにはノリようもないしボケようもないからものっそい素っ気ない被せ気味の「違います」しか言えないから。

というわけで感動の伝説的試合の後に何かあるらしいライブハウス行くためにタクシーを捕まえようとしたけどお正月だから全然つかまらないのでその場でアプリを入れて呼んでみた。待ってる間に外国人のおっちゃんに声かけられて写真撮って、お手製ムタマスクをあげたらマテルの人だったってのは前回書いた通り。

急いで向かったけど考えたら当人も武道館にいたんだからそこから準備ってことで時間かかるよねって感じでライブハウス入ったらフロアにテーブル置いてなんかアットホームな雰囲気になってた。訳あって本人が「材料」を買い物に行ってるから歓談しててくれと。食べ物は持ち込みらしいのでコンビニ行こうとしたら珍輔さんと出会したけど普通に私服でバタバタしてましたね。

「皆さんもさっき観てきたと思うけど、それを世界最速で完全再現しますので、なんとなく予想つくと思うけど時間がかかります」とのこと。なので急遽第0試合をやるってことでランジェリー武藤vs蛾野正洋が勃発。蛾野さんはマジで挨拶程度の予定で着てたらしくスーツしっかり着込んでて破れないかハラハラしてたらなぜかうちのお袋が弄られたけどライブハウスという異空間も初めてなのにお笑いプロレスも初めてでしかも目の前にパンティー履いたおっさんのケツが迫ってきたりでだいぶパニクっておられたのか地蔵状態でね、心の中でなんかいろんな悲鳴をあげてました。

そんなこんなでメインイベントが始まることに。レフェリーは蛾野さん。で、ステージにフロアタムが置かれてて、まあ試合観た人なら分かるでしょうっていう和太鼓の代わりで、レフェリーのはずの蛾野さんが叩き始める。急に呼ばれた割にどんだけ仕事させられてんだろう。てかぎこちないドラムの音を限りなく武道館に響いた和太鼓の音にしていくPAさんすげぇwさすがライブハウスです。まあそっからの内容はアウトブレイクさんがTwitterにも動画で上げてましたんで暇だったら観てくださいwものっそいハードルを下げてって蛾野さんが何度も前置きしてたけど、まーくだらなくて笑い転げましたね。お袋に毒霧とヤクルトかかって後でみんな土下座の勢いで謝罪に来られたけどまあ良い記念ですwあと俺も巻き込まれたのに全然対応できなくて親子揃っていじられ下手が発覚しました。ほとんど打ち合わせなしのぶっつけでちゃんと笑いを取れるのはやっぱプロだなぁ。すげぇですわ。俺はぼっちちゃんと同じく陰キャなので前もって台本がないと対応できないんですよ。

で、試合中の解説でランジェリームタの正体を某プロレス雑誌の偉い人がぽろっと言ってて俺は聞き間違えだと思ったんですね。で、その後毒霧まみれの素顔でご挨拶とかしたんですけどね。

後でようやく記憶が結びつきました。

まさかのアメリカで物販のテーブルの向こうからダッシュで出てきて写真撮ろうよって言ってくれた澤宗紀さんじゃないですかwなんという巡り合わせwしかも澤さんが被ってたムタマスクは俺が東京コミコン用に作ったダースモールムタの原型ともいえる本家の鬼神ムタマスク。本物なのかな。それ被ってあんなアホなことしてしまうとはw

そういや珍輔さんと話して面白かったのが、赤のシューズなかなか無い問題。これね、中邑真輔のコスプレをすると必ず行き着くみたいですね。真っ赤に見えてもソールまで赤いのってなかなかないんですね。なかなか無いから俺もたまたま手に入れたプーマのスニーカーずっと使ってるけどさすがにやばいくらいボロボロなので聞いてみたら珍輔さんもセカンドストリートかなんかでたまたま見つけたらしい。

笑い転げてホテルに戻って翌朝、シンニチイズムへ。

入場体験では当然俺のもとい中邑選手の曲はないのではばかりながら「みなさん、心の中で”俺の”曲流してください」って言って、前日の再現で珍輔さんがやり忘れて痛恨の極みだった「座礼」を入れてリングでイヤァオ!やったらみんな喜んでくれましたね。曲なしでもなんとかなるもんだわ。

ちなみになんかリングをとっとと降りないといけなかったみたいなんだけど知らなくてずっと遊んでたんですが、お客さんが俺をスタッフだと勘違いしたりもしたので、まあセットの一部ってことでヨシとされたんですかね知らんけど。せっかく花道とリングを一緒にしたはいいけどリングで遊べなくなったのはなんともなぁって感じ。せっかくだしレッスルマニアウィークのアクセスみたいに来年も正月から1週間くらい展示と体験、あと選手のサイン会みたいなのやってくんないですかね。新日だけじゃなくて合同とかでね。

というわけで一旦石川に戻り、また4日にプロレス詣でとなるのでした続く。

サポート頂けたら…どうしよっかなぁ〜。答えはもちろん、イヤァオ!