世界の頂点に響く大阪弁を聞かんかいワレ!
k#すごい選手がいるんです というお題があったのですが、まあ「選手」と言ってはいけないのかもしれないんですが、今ね、すごいことが起きてるんですよ。
世界最大のプロレス団体であるアメリカのWWE。
そこには世界中からプロレスラーが集まってるわけですが、我らが日本からは現在、中邑真輔、戸澤陽、KUSIDA、ASUKA、カイリ・セイン、イオ・シライそしてSareeさんがコロナ禍直前に契約していて7人もの選手もといスーパースターが所属しています。
まあワタクシ、その中の中邑真輔さんのコスプレをしてたりするわけですが、今回「すごい選手がいるんです」というテーマで推したいのはですね、最近ニンジャギミックで売り出し中の戸澤さんもいいんですが、ちょっと今、女子が熱いんですよ!
元々、フォーフォースウィメンと呼ばれるシャーロット、ベッキー、サシャ、ベイリーの4人がトップを張ってた女子戦線に割り込んだのが日本では華名の名前で活躍していたASUKAさんなんですが、NXTで活躍してロースターに上がってきた宝城カイリことカイリ・セインと組んでカブキ・ウォリアーズを結成して今度はタッグ戦線を荒らしたかと思うと不運にもカイリが怪我をして休場するとASUKAはすぐさまシングル戦線で活躍を始めます。
で、ですね。WWEというのはレスリングの技術もさることながら、とにかくスキットといわれる「べしゃり」の技能を要求されるんですよ。ここが日本人がイマイチ活躍できない要因なんですね。
ところが大阪育ちのワテ姐ことASUKAさんは堂々と「大阪弁」で話すんですよw英語も使うんだけど大阪弁で「お前なんやねんコラァ!」みたいなw
アメリカのエンタメと格闘技のごった煮最前線で大阪弁全開でがなり倒す姿は「いや日本人としては面白いけどあっちの人はどうなの?」って思うけど世界中からレスラーが集うWWEでは例えばメキシコから来た人はたまにスペイン語で喋ったりもするわけですが(とはいえ移民の国でもあるアメリカではスペイン語は割と通じるそうです)。とにかく、日本語で何か怒鳴ってるぞくらいの感じでもエモーショナルであれば言わんとすることはなんとなく伝わるらしいです。だからって堂々とそれできるの?wっていう。
明確に大阪弁でかまし出したのは多分カイリさんが怪我した辺りからだったと思うんですが、そこからの活躍は目覚しく(いや元々ずっとトップ戦線で戦い続けてはいます)、コロナの影響で無観客でWWE本社ビルの屋上に吊された王座挑戦権の書類が入ったカバンを争奪するマネー・イン・ザ・バンクにも勝利。
翌日放送のRAWで王者だったベッキー・リンチが妊娠を公表し「私は母親としての道を歩む。お前は戦士としての道を歩め」とベルトを譲渡します。WWE史上屈指いや史上最高に感動的な王座移譲だったのではないでしょうか。ちなみにサラッとASUKA自身も母親であることにベッキーが言及してましたがw
で、先日、今度は紫雷イオことイオ・シライがNXTの女子王座を獲得!
スマックダウンの女子王者であるベイリーとNXT王者イオの試合にRAW女子王者ASUKAが絡むなどWWEの女子トップ戦線で日本人女子レスラーが暴れまわってる状況で遂にようやくカイリが復帰して女子タッグ王座を持っているベイリー&サーシャとの抗争を開始したようです。
これもしカブキ・ウォリアーズがタッグ王座を奪ったりカイリがベイリーからSD王座を奪るなんて流れになったら、なんて夢が膨らむ展開が起きてるんです!
今WWEで一番熱いのは日本人女子の活躍なんですよ!
いや、戸澤さんは24/7王座に絡んでるし真輔はセザーロとタッグベルト狙ってますけどね。
でも特筆すべきは大阪弁で煽り倒すASUKAがカイリとイオを引っ張ってる状況なんですよ。何より女子戦線を引っ張っていたのは圧倒的カリスマだったベッキーであり、彼女からベルトと共に女子戦線を託されているのも大きいと思います。
とはいえ今アメリカって色々大変な状況じゃないですか。WWEでもコロナの感染が起きたとかでニュースになってたりします。本当に気を張り詰めた大変な状況だと思うんですが、その中で自分のためもあるでしょうがWWEを守るために戦っている異国からの戦士である日本人女子がトップで頑張ってる姿は胸にきますよ。
ASUKAさんの活躍はWWEの記録を塗り替えたりもしてる本当に目覚ましいものなんです。これがWWEやプロレスに興味のない日本人には伝わっていないのは本当にもったいないと思うんですよね…。
後になって彼女の偉業に気づくくらいなら今オンタイムで彼女の活躍を楽しんだ方がいいですって!絶対!
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