見出し画像

話し合いまでの2日間

前回の記事の続きです。


翌日、奥様から話し合いの日時・場所・合意書へのサインをしてもらうから認印を持って来るように、また会場の予約の関係で何人来るのか教えてほしいと連絡が来ました。

私は「一人で行きます」と連絡しました。

奥様に慰謝料請求を宣言されてから、すぐに無料で相談できる弁護士さんに相談しました。

弁護士さんに相談したらすごく現実味が湧いてきて、とても不安になりました。

相場は教えてくれましたが実際どれくらい請求されるのかわからない。

大体50万円から100万円と教えてくれましたが、それでも大金です。

話し合いの流れもわからない。

何と言われるのか、何と謝罪したら良いのか。

どうして話し合いに行かないといけないのか。

合意書のサインと慰謝料請求が目的なら、直接話し合いをする必要はないのではないか。

沢山の不安が込み上げ、何度もネットで調べ、話し合いまでに結果的に2名の弁護士さんに話を聞くことになりました。(全て無料です)

相談した弁護士さんには、

「そもそも話し合いにいくメリットも義務もない。合意書へのサイン・慰謝料請求があるなら、事前に合意書の内容を確認させてもらってはどうか。契約を結ぶ際に、事前に契約書の内容を確認してから話し合いするのが一般的だ。話し合いに一人で行かない方が良い。結局交渉できずにサインしてしまうから。」

慰謝料の相場としては「相手方が離婚に至っていないのであれば、50~100万円程度となることが多いが、支払った慰謝料の内、責任割合に応じて相手男性に求償(分担)を請求することが可能。相手男性に求償請求しない条件であれば、上記金額からの減額を要求することも考えられる。」

と教えていただきました。

そのため、奥様には謝罪文と一緒に合意書を事前に確認させてもらいたい旨を連絡しました。

奥様の返事は「合意書は複数の弁護士さんに相談して、感情的に作ったものではない。そもそも誠意が感じられない。私があなたの立場だったらそのような対応は行うことができない。誠意があれば合意できる内容である。」との返事でした。

不倫をした立場ですが、、、

感情的でないなら話し合いをする必要はないし、
あなたの立場だったら・・・と言われましたが、奥様が不倫した時はどうだったのか聞いてしまおうと思いました。

正直私はすごく感情的でした。恋愛や結婚や不倫、全て感情が元になって行動に繋がっていると思いますし、奥様の話し合いを持ちたいという欲求や、慰謝料の請求も感情が元になっての行動だと思います。

誠意に関しても、私がどんな対応をしようが誠意は感じられないだろうし、
合意書を見せてくれない時点で、感情的でない話し合いは無理だと感じました。

しかし、私は旦那に知られたくないという不利な立場だったので、話し合いに行くことにしました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?