八ヶ岳でデジタルデトックス体験
大自然に囲まれて、デジタルから離れる生活を過ごす2日間
長野、山梨などで自然素材を使った家づくりをされているアトリエDEFさんの企画です。
八ヶ岳の麓、長野県原村にあるモデルハウス「循環の家」で開催されました。(参加したのは2017年9月)
スマホ、PCなどのデジタル機器から離れ、自分たちで野菜を収穫し、火を起こし、調理をして過ごすという体験です。
参加したのは2組4名、私は娘と参加。もう一組の方とは初対面での共同暮らしです。
着いて早々、さっそくスマホが没収されてしまいました。。。
カメラもないので、自分たちでは撮影はできないのです。
(ここの写真はDEFさんのスタッフの人たちが撮ってくれた写真です)
まず最初に、薪割りと箸作りを行います。
ご飯の献立も自分たちで考え、食材を選びます。
食材探しに近くの畑に行って、野菜の収穫を行います。畑はもちろん無農薬栽培です。
標高差200mほどの距離も自転車に乗って移動します。
トマトにキュウリにナスにピーマン、とうもろこし、インゲン、、食べきれないほどの食材が集まります。
卵も、ニワトリさんのカゴの中にお邪魔して、産みたての卵をいただきます。合鴨の卵もいただきました。
家に戻ってからは、DEFさんたちはいなくなってしまい、参加者の4人だけになってしまいました。
各々考えて、採ってきた野菜を調理したり、竃でご飯を炊いたり、ご飯は一緒に参加した方に頼りっぱなしでしたが。。
採れたての野菜を囲んで、みんな揃って「いただきます」。
改めて「いただきます」って命をいただくことなんだなって深く感じました。
お風呂のお湯も、薪ボイラーで炊きます。
お風呂に入っている間に、お湯がだんだんぬるくなってきたと思ったら、ボイラーの火が消えていたり。。
試行錯誤しながら、なんとか1日目が終了。
デジタルデトックス2日目
2日目は、日の出と共に目が覚め、朝ごはんの支度。
朝ごはんは、昨日いただいた卵とご飯、それに野菜たっぷりのお味噌汁。
朝ごはんが終わったら、昼ごはんのピザ作りに備えて、ピザ生地をつくって、発酵するまで4時間くらい寝かせます。
その間に、畑に移動して、畑の整備と冬野菜の種まきとを行います。
野沢菜、白菜、青梗菜などを植え付けをしました。
家に戻って、楽しいピザ作りです。
思い思いの具を乗せて、ピザ窯で焼いていきます。
桜の木の下、外で食べるピザは格別です。
最後はみんな揃って今回の体験の振り返り。
普段は東京で働いている人たち。デジタル機器を離れて自然の中で過ごすことで気づいたことを各々話していきます。
感想が終わってようやくスマホを返してもらいました。
今回の体験で気づいたこと
今回の体験をして気づいたことは、デジタルに頼るのではなくて、周りの人だったり、自分自身だったり、周りの自然だったり、自分の目の届く範囲から「知る」ことが大切だということ。
デジタル機器の便利さと、自然から感じることのバランスって大切なんだなってつくづく思いました。