「怒り」の感情に翻弄され、戸惑い、悩んでいる人は必聴の講座です。
今月から開始した「人生を豊かにする講座」の第一弾「怒りのヒミツ講座」を実施しました。この講座を企画して「怒り」の感情に悩む人は想像以上にたくさんいるのだということが改めてわかりました。
こんな人に必要な講座です
講座の告知にはこんな文章を載せました。
□怒りたくないのに毎日怒ってしまっている
□怒りは6秒で収まるはずって聞いたけど、私のは消えないよ
□枕を叩いて発散しても全然スッキリしないんだけど
□身近に怒りっぽい人がいて、怖い。どう対処したらいい?
こんな疑問をお持ちの方のために「7つのヒミツを使って怒りのメカニズムを解き明かし、今日から使える具体的な対処法をお伝えします。
まさに自分のことです!
すると、まさに自分のことです!と次々と切実な声が舞い込みました。
「まさに知りたかった内容、離婚してからの私のテーマ」
「反抗期の子どもとの生活を良くしたい」
「怒りのコントロールが難しく、人間関係で悩んでいる。改善したい」
「最近、爆発してしまって。それまで「怒り」の感情を抑圧していた」
「自分の感情をうまく表すことができない」
ご自身の切実な悩みを綴る方も多数。
自分でタスクをコントロールできない時に、感情が高ぶる。わかっているけど、イライラする。お母さん限界と宣言してトイレにこもって深呼吸をする。限界と宣言するまでに怒りの感情を子にぶつけてしまっているので、その辺りをどうにかしたい。
離婚に至る過程でパートナーとのコミュニケーションがうまくいかず、離婚した今、自己肯定感が低下した自分がいる。今の私は理不尽なことがあっても怒ることをしなくなり、自分の感情をどう出せばいいのかわからない。今の自分からもっと変わりたいので、講座を受講したい。
「怒り」の感情に翻弄され、戸惑い、悩んでいる様子が伝わってきます。
怒りを悪いものと決めつけない
この講座では「怒り」を「悪いもの」と決めつけず、「怒り」という感情の「性質」ついて学び、生理反応としての怒りのメカニズムとその役割を理解すると、これまで自分を悩ませ翻弄してきた「怒りの感情」を客観的に見ることができるから不思議です。
怒りの反応に対処するだけじゃ何も解決しない!?
生理反応として怒りを感じた時、「深呼吸をする」「○○を数える」など、落ち着くための方法は有効ですが、「怒りの反応」そのものに対処するだけでは、堂々巡りになってしまう。
ではどうしたら良い?
その感情は、自分の奥底にある「大切にしたいのに、満たされていない何か」を教えてくれているサインでもある。それを探り、満たしてあげる方法を考える。
怒りの背後にある感情は?
「怒り」という感情は強いから目立つけれど、実はその背後に、感じているものがあるはず。淋しい、悲しい、不安、恐怖、疎外感、劣等感、無力感、罪悪感、不条理、落胆、、、でも、そういった微細な感情に、自分で気づいてあげられているかな???自分に対しても他者に対しても、、、
「怒り」という、わかりやすく強い感情の、その奥にあるものを見てあげることで、「怒り」の不快感に翻弄されるのではなく、自分が一番大切にしたいものに気づく鍵として、その感情も大切にできる。
自分も相手も大事にするには?
そうやって、自分に共感的に向き合うということができれば、本当の意味で自分を大切にできるし、同時に相手のことも尊重できる。
次回の講座「お願いのヒミツ」では、本当の意味で自分を大切にしながら、同時に相手のことも尊重するコミュニケーションとして「リクエスト」について学びます。
参考図書
この講座の考え方は、故マーシャルローゼンバーグ博士のNon Violent Communication(非暴力コミュニケーション)をベースにしています。原典を参照したい方は、こちらをご覧ください。
この本の第10章に「怒り」の章があります。この講座を受けてから読み込むと、内容がとてもスムーズに入っていきます。最初に読んだときには難解だと感じた文章が、すーっと入ってくるから不思議です。
参加したい方は8月に夏期講習があります
ここまで読んで、「あ〜、参加したかったなぁぁぁ」という方は、8/7,21土早朝6:30-8:30に同じ講座をやりますので、ぜひご参加くださいね。
参加資格は、シングルマザー(プレシングルでもOK)であること、あるいはNPO法人シングルマザーズシスターフッドの支援者(賛助会員orマンスリーサポーター)であることです。ぜひご参加ください。
よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはひとり親の心身のセルフケアとエンパワメントの支援活動に使わせていただきます。