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Singha Beer Meets タイレストラン《アムリタ食堂編》

シンハービール note タイレストランレポート
シンハービールは、1933年にタイで生まれ、王室にも認められた由緒あるプレミアムビールです。一番搾りから醸造され、独特で豊かな味わいが加わったビールは、アジアンスタイルならではのバランスの取れたスパイシーな味わいを持ち、愛され続けています。

※お酒は20歳になってから。お酒は楽しくほどほどに。
飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。



夏の日差しを浴び、汗が流れる。
そこにあの爽やかなシンハービールがシュワッと弾けて流れる。乾いた喉を潤す。

そんな最高の瞬間を想像して、お腹をすかせてきた。空腹感こそが一番の調味料だ。

今回訪れたのは、お洒落な街、吉祥寺。タイ料理店「アムリタ食堂」である。

吉祥寺駅を降りて活気のある商店街をゆく。
涼しいクーラーの風をところどころで感じながら、立ち並ぶお店をキョロキョロしているうちにお店にたどり着いた。駅から歩いて5分もかからないくらいだ。こんな暑い日は、駅から歩いてすぐの近場なのはありがたい。

お店はグリーンに囲まれ、とても涼しげである。ウッドデッキのようなテラス席はなんとも感じのいい雰囲気だ。入り口で出迎えてくれる石像の大きなカエルはなんとも言えない愛嬌がある。カエルが片手に何か掴んでいる。シンハービールを注いだジョッキに見える。絶好調だ。準備は整った。

入り口には子ども用のチェアが並び、ベビーカー置き場がある。なるほど、ここはお子様連れの人にも優しいお店なのか。お店の前に出された看板にも「お子様メニューもございます」と書いてある。ウェルカムエブリワンの精神が溢れている。さて中に入ってみよう。



青い扉を開けると、明るい声で「いらっしゃいませ」と迎えられた。アットホームな雰囲気だ。広い店内はインテリアも南国のようでとても感じがいい。

店内席とテラス席を選べるようだ。

テラス席も素晴らしい。南国のカラフルな壁画の前にリゾート感溢れるテーブルや椅子、ランプが並んでいる。扇風機も完備されている。

今回は店内席にて至福の時間を迎えることにした。さて、メニュー表を開く。この瞬間がワクワクするのだ。おすすめの3品を選ぶ。メニュー表に「おすすめ!」と分かりやすく印があるので迷ったらそれだ。それにしてもここのメニュー表は見てて楽しい。どんな料理なのか初めてでも分かりやすく、どれも美味しそうだ。あとで話を伺って知ったのだが、なんと店主の安達さんはこのお店を始めるまでは写真家の仕事をされていたそうだ。料理の美味しさが伝わってくるいい写真だ。

今回注文した3品はこちら。

  1. 自家製チェンライソーセージ

  2. タイ風キノコのさつま揚げ

  3. 酔っぱらい炒めのきし麺

料理が運ばれて来る前にメニュー名から色々想像して考えるのが好きだ。

まず一つめの自家製チェンライソーセージ。
私は「自家製」という言葉に弱い。こだわってますという心意気が好きなのだ。絶対に美味しいだろう。そして個性を発揮しているに違いない。

二つめの、タイ風キノコのさつま揚げ。
それぞれ聞いたことがあるシンプルなワードだが、この組み合わせの料理を聞いたのは初めてだ。さつま揚げは大好きだ。どこにでもあるようで自分では作ることがない一品だ。タイのお袋の味かぁ。楽しみだ。

三つめの、酔っぱらい炒めのきし麺。
「酔っぱらいって大丈夫かよ」と思うが、パッキーマオといえばタイ料理の定番である。料理名の由来は諸説あるようだが、共通していえるのはスパイシーで辛いということらしい。アムリタ食堂では、辛さを調整して選べる。辛さは、辛いのが苦手な日本人でも美味しく食べられるレベル1から、とにかく辛いのが好きな人のために段階を追って特別な辛さが用意されている。タイ人でも辛いレベル4は追加料金50円で挑戦でき、地獄の辛さを味わいたいならレベル5を追加料金100円で挑戦できる。果てなく刺激を求める人もこの店ではウェルカムなようだ。多様性と寛容がすごい。

そんなこんなの楽しい空想の時間は、美味しそうな香りを漂わせ運ばれてきた料理と、キンキンに冷えたシンハービールの登場で終わりを告げた。

このアムリタ食堂では、シンハービールは瓶と生ビールを選べる。今回は瓶ビールで頂く。「タイならではの氷入りで飲まれますか?冷え冷えで美味しいですよ!」と言う言葉に惹かれて、氷入りのグラスを用意して頂いた。カランという音が涼しげで清涼感に包まれた。夏です。

夏の日差しにのぼせた身体と空腹感がまさに今この瞬間に報われるのだ。「乾杯。」と小さく口にして、キンキンに冷えたシンハービールを氷入りのグラスに注ぐ。そして流し込む。(くぅー!あーっ!)最高だ。

さて、食そうではないか。
まずは自家製チェンライソーセージから。

はみ出しそうなくらいぎゅうっと詰まっているソーセージ。
そして食欲をそそる照り感。

ずっしりとした串を持ち上げてかぶりつく。
ムッチリとした弾力の食感を感じた後、ハーブのスッキリとした香りが鼻を抜ける。そしてジューシーな旨味が口の中に広がる。いや美味しすぎだろ。「自家製」にしか出せないこの組み合わせが一番美味いという味がしっかりする。
絶対一本じゃ足りない。2本はいこう。この美味しさずっと口の中にいてくれと願いながら、シンハービールを流し込んだ。この葛藤が最高。

次だ。タイ風キノコのさつま揚げを食す。

大きなさつま揚げを前に、お袋の料理ってたいていサイズがデカイよな、と思いつつ大きな口で頬張る。ああ、優しい。優しいのに香ばしくスパイスが効いている。これがタイのお袋の味か。優しさとスパイスのハーモニー。初めてだけど懐かしい味だ。おすすめしてくれてありがとう。シンハービールをゆっくりゴクリ。お袋、私もビールを堪能する大人になったよ。そう、大人になったんだ。

さて、そうして心地よく食を進めてきたのだが、本日のクライマックス。

酔っぱらい炒めのきし麺だ。


お皿にゴロゴロと盛られた食材が食欲を刺激する。今回は辛さ1でお願いした。私は実はあまり辛いのは得意ではないのだが、スパイシーな料理は好きなのだ。
程よい辛さを想像しながら、まずシンハービールで口の中を爽やかに整える。どの食材から頂こうか迷うという幸せな瞬間を過ごしている。プリップリの海老、モッチリとした鶏肉、ふわっとした卵、シャキッシャキの野菜と目をやる。 
私は、プリップリの海老を選んだ。ありがとう海老。スパイスと食材の旨味がひとつのタレになり、それが絡み合った海老は口の中で踊った。美味しいに決まっているだろ、そりゃあ。踊るよ、そりゃあ。
そう呟き、あとは箸を軽快に進めて口に運んだ。いろいろな食感が楽しい。食べてはシンハーを飲み、飲んでは食べた。そんなリズミカルな幸せな時間を過ごした。



店主の安達さんがアムリタ食堂を開くきっかけは、偶然出逢ったタイ料理店の味に一目惚れしたことだったそうだ。その味を出せるのは彼女しかいない、とシェフに熱いラブコールを送り、タイ料理店を開く運びとなる。そしてそのシェフが今現在、このアムリタ食堂のシェフであり、アムリタ食堂の味を支えているのだと教えてくれた。人との出逢いはさまざまだが、「味」から始まる縁もあるのだということを安達さんのライフストーリーから学ぶ。そんな素敵な出逢いと縁があったからこそ、今こうやって私のお腹と心が満たされているのだなぁ、と食後の余韻に浸るのであった。

ごちそうさまでした。
ありがとうアムリタ食堂。
ありがとうシンハービール。


シンハービール公式SNS
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