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宮城県産の超絶美味しいホタテと塩釜のマグロ、北海道のホッキガイで贅沢晩酌!
2023年8月24日、夜。
給料日前夜だというのに、昨夜は我が家的には超贅沢な「お刺身晩酌」を楽しんだ。
昨日は、そういう日。
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仕事帰りに仙台杜の市場で買ってきたのは、塩釜港直送のキハダマグロ、北海道産の活〆のホッキガイ、そして念願の宮城県産ホタテのお刺身である。
もちろん、今回は冷凍ものではない、正真正銘のとれたてのホタテ。
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貝柱3個で1,000円という我が家的には超絶贅沢なホタテは、厚さ2センチ超。さすがにこの厚さをひと口でいただくのは勿体ないので今回は半分に切ったのだが、それでも分厚い。
口に入れると・・・美味っ!
つい先日食べた北海道産の冷凍もののホタテも美味しかったはずなのに、この美味さはもはや別物。噛むと、ホタテの繊維が口の中でザクザクと音を立て、濃厚な甘さと旨味がじゅわーっと口いっぱいに広がる。口の中が竜宮城。旨味天国。
ヤバい。美味い。なんだこれ。どうしよう美味すぎる。
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念願の宮城のホタテに歓喜し語彙力を崩壊させている私の隣で、先にホッキガイから食べ始めた夫は「すげぇ!美味ぇ!やべぇ!」と同じく語彙力を崩壊させていた。
ホタテの余韻を日本酒で洗い流した私も、続いてホッキガイに箸をのばす。いやマジでこれも美味いわ。こりっこりの食感に濃厚な味わい。めちゃくちゃワイルドな味の濃さ。北海道に50年もいたのにこんな美味いの食べたこと無いぞ。市場最高。市場最強。
貝の興奮を一旦鎮めてから、あらためて日本酒とキハダマグロに移行。
塩釜港直送のキハダマグロは、口にするとほっとするような、優しくさっぱりとしたマグロの赤身ならではの美味しさ。日本酒とともに味わえば、お酒も赤身も味わいが増す。美味しさの変化が楽しい。
しかし、マグロの赤身の美味しさを「優しくさっぱり」なんて表現する日が来ると思わなかった。
それくらい、貝2種の味の濃厚さのインパクトが強すぎた。
あわせた日本酒は、こちら。
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純米吟醸山和 吟のいろは50
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天上夢幻 黒板ラベル原酒
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ちなみに写真を撮るのをすっかり忘れていたのだが、昨夜はこちらの写真の宮城県のお酒に入る前に福島県の大和川酒造さんの弥右衛門 サマータイム・ブルースも頂いていた。〆は青森の鳩正宗の夏酒。岩手のお酒が手に入らなかったのだけが悔やまれる。
相変わらずツイッターのアカウントには戻れないままだけれど、昨夜、晩酌しながら夫のタイムラインを見せてもらうと、福島県産や三陸産の美味しそうな魚の写真で溢れていた。
我々夫婦と同じ気持ちの人達が多かったらしい。
昨日は、そういう日。
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食後のデザートは、今が旬の福島県産の桃・川中島白桃。
川の色はほんのり薄桃色なのに、切ると果肉の中心部は鮮やかな赤色。
カリカリなのにジューシーで甘味たっぷり。
美味しかった。
東日本大震災から12年と5カ月を過ぎた、けれど月命日なんでもない日だった、昨日。
でも、東北や故郷の美味しいものを、いつも以上にたくさん買って食べたくなった。
私や夫だけでなく、親しい人達の多くが、そうして過ごしていた。
昨日は、そういう日。
そして、これからも、そういう日は続く。
続けていく。
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