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美味しくて身近な海の幸を食べる人がもっと増えたらいいなと思う


 8月1日に書いた『勾当台公園の市民広場でしゃきしゃき肉厚の十三浜わかめを買ってきた』が、note公式マガジン「フードエッセイ記事まとめ」に追加されたとの通知を昨夜いただいた。

 7月20日に書いた「富岡町と浪江町で美味しい野菜を買ってきた」に続いての公式マガジン追加。
 身近な食材、特に地元・宮城県の美味しい海産物について書いた記事を公式マガジンに追加していただけるのは、本当に嬉しい。
 いつもご紹介していることだけれど、「#フードエッセイ 記事まとめ」には、美味しいお店や手軽なレシピはもちろん、イラストやマンガでの美味しいもの紹介や日常の食卓風景、食事にまつわる思い出や日々のエピソードなど、素敵なエッセイがたくさん集められている。
 そんな素敵な記事まとめに、私が書いた文章をこうして度々加えていただけることを、ありがたく思う。
 お読みくださった皆様、選んでくださった皆様、ありがとうございます。


 今回ご紹介した十三浜わかめはもちろん、宮城にも、その他の全国各地にも、新鮮で美味しい魚や海藻類、魅力的な水産加工品がたくさんある。
 エッセイを読んで興味をもってくださった方々にも、実際に食べていただけたら嬉しく思う。
 個別のお店へのリンクは控えさせていただくが、ネット検索していただくと、今回の十三浜わかめをはじめとした海産物を通販で取り扱っているお店が出てくるので遠方の方々も購入可能である。
 是非、多くの方々に食べていただきたい。
 そして、お近くの方には産地に足をお運びいただき、獲れたて新鮮な海の幸の数々を味わっていただきたいと思う。

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 noteを通して出会った方々や、フードエッセイ記事まとめから私を知ってくださった方々には、日頃から魚介類を調理して召し上がっていらっしゃる方が多いことと思う。
 しかし、農林水産省のウェブサイトによれば、日本国内の1人1年当たりの魚介類の消費量は、2001年度の40.2kgをピークに減少が続いている。
 最新のデータである2020年度の1人1年当たりの魚介類の消費量は23.4kg。
 ピーク時の58%まで大きく減少しているのが分かる。


 その一方で、リンク先記載のとおり、魚介類に対する栄養面・健康面からの評価が高まったことなどを要因として、世界全体での魚介類の消費量は増加を続けていることもまた事実である。
 魚好きの一般人の一人としては、この国際的な魚介類の消費増加の流れを、是非日本国内にも、と願わずにはいられない。

 もちろん、日本の美味しい魚が海外でブームになるのは嬉しい。
 誇らしく思う。

 けれど、せっかく身近なところで美味しい海の幸が獲れているのに、肝心の国内での消費が減少し続けている現状は、あまりに勿体ないのではないか。

 美味しい海の幸をたくさんの方々に食べてもらおうと、国内での販路拡大に全力で取り組んでいる方々は、全国各地にたくさんいらっしゃる。
 宮城に暮らす人間として、今回ご紹介した十三浜わかめをはじめとした三陸の海の幸を多くの方々に食べて欲しいという思いはもちろんあるのだが。
 それ以上に、全国各地で日頃から魚を食べる人が増えて欲しいと思う。
 東北だけでなく、北海道から九州・沖縄まで。
 それぞれの地域に、特産の海産物がある筈である。特定の地域のブランドものだけが美味しいのではない。(もちろん、ブランド化されているような魚介類が別格に美味いのもまた事実だが。)
 そして今は、各地で水産業にかかわっている方々が、様々な海の幸の美味しい食べ方をインターネット等を通して直接情報発信してくれている。
 多くの方々が身近な海の幸を買って食べるのが日常になれば、水産業の未来は今よりもっと明るいものになるだろう。
 魚好きの一人として、日本の魚介類の消費がもっと増えて水産業が盛り上がることを、心から願っている。

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 ちなみに昨夜の我が家の晩酌は、今が旬の気仙沼のカツオのたたき。

福島・浪江町のブランドたまねぎ「浜の輝」を使ったジャーマンポテト
宮城・登米産の空心菜を使った青森県産ニンニク炒め
気仙沼のカツオのたたき


 この夏は、宮城のカツオをたくさん食べています。
 今シーズンの気仙沼は、カツオが豊漁のようで嬉しい。



 昨夜食べたのも、超美味しかった!
 気仙沼のカツオ、おススメです。

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