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身近なお魚を食べよう

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地元で手ごろな値段で購入できる美味しい魚や水産加工品を紹介しています。
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#身近な美味しい魚たち

美味!愛知県産のアサリの酒蒸し

 昨日、仕事帰りに立ち寄ったスーパーで、久しぶりに愛知県産のアサリを見つけた。  北海道にいた頃は北海道産のアサリばかり食べていたので気付いていなかったが、アサリの漁獲高日本一は愛知県だという。  最近の物流技術の進化は凄い。遠く愛知からはるばる東北の地まで運ばれ、小分けのトレーに乗せられパックされたアサリたちは、そんな長距離移動など全く無かったかのようにラップの下でもぷくぷくとにぎやかに動いていた。  可愛い。  そして、美味しそう(鬼)。  値引きはされておらず、そ

相馬・原釜港直送の美味しいお魚で幸せ晩酌♪

「明日の買い出し、松川浦行ってくる」  先週の金曜日の夜、晩酌中に夫が言った。  夫の職場は完全週休二日制だが、私の職場は隔週で土曜日も仕事がある。  そのため、私が仕事の土曜日は、夫に食材の買い出しをお願いすることが度々ある。  とはいえ、松川浦があるのは、福島県の相馬市。  我が家からは約60km。ノンストップで車を走らせても1時間半はかかる距離である。  でも、その距離を走ってでも買いに行きたくなるほどの「美味い魚」がある場所でもある。  考えてみれば、北海道在

美味しくて身近な海の幸を食べる人がもっと増えたらいいなと思う

 8月1日に書いた『勾当台公園の市民広場でしゃきしゃき肉厚の十三浜わかめを買ってきた』が、note公式マガジン「フードエッセイ記事まとめ」に追加されたとの通知を昨夜いただいた。  7月20日に書いた「富岡町と浪江町で美味しい野菜を買ってきた」に続いての公式マガジン追加。  身近な食材、特に地元・宮城県の美味しい海産物について書いた記事を公式マガジンに追加していただけるのは、本当に嬉しい。  いつもご紹介していることだけれど、「#フードエッセイ 記事まとめ」には、美味しいお店

暑すぎる夏、冬の味覚のあんこうに思いを馳せながら共和えで冷酒晩酌

 昨日、ツイッター上でのやり取りの中で、「茨城をたべよう」というサイトを教えていただいた。  茨城県にも、美味しい海の幸や果物がたくさんある。  特に「常磐もの」と呼ばれるブランドものの海産物の美味しさは、全国に知られているところである。福島県産の「いわき常磐もの」については過去のnoteでも何度か紹介してきたが、そもそも「常磐(じょうばん)」とは、かつての常陸国(ひたちのくに=現在の茨城県の大部分)と磐城国(いわきのくに=現在の福島県浜通り、中通り南部、宮城県南部)の総称

好きなものが増えるということ

 昨夜は夫が北海道産の氷下魚(こまい)の一夜干しを買ってきてくれた。  北海道で生まれ育った私にとって、氷下魚は子供の頃から馴染みの味である。一夜干しを焼いたものは晩ごはんのおかずに、乾物の氷下魚を毟ったものはおやつとして食べていた。  それが北海道だけの食べ物だと知ったのは、ずいぶん大人になってからだったように思う。  今では北海道内の各空港のお土産物コーナーはもちろん、北海道が誇るコンビニエンスストアチェーン・セイコーマートでもマヨネーズ付きのむきこまいが販売されている

美味!宮城・南三陸のブランド養殖鮭「伊達のぎん」

 先週までの私と入れ替わるかのように、今週は夫の職場が残業ラッシュとなっている。  ねぎらいの思いと、先週のカナガシラと太刀魚のお刺身への御礼を込めて、夫の好物の魚を買ってきた。  それも、ブランドもんを。  宮城県漁協認定ブランド 「伊達のぎん」  宮城県内の特定の生産者が宮城県漁業協同組合の指導のもと、養殖している銀鮭である。  南三陸町の株式会社行場商店さんのサイトでは、生産者の方々の写真も添えて詳しく紹介されている。  さらに、宮城県漁業協同組合のWebサイトでも

自分へのご褒美!金華あぶりしめさばは脂と旨味がとろける美味しさでした

 2週間ほど前から残業続きだったのが、やっとひと段落ついた先週末。仕事の帰りに近所のヨークベニマルに立ち寄ると、石巻・渡冷の「金華あぶりしめさば」があった。  金華さばは、宮城県が誇るブランド鯖。宮城県石巻港の「金華ものブランド化事業推進委員会」が品質や体重、漁獲水域や漁法、さらには漁獲期間等の厳格なブランド基準を定めており、それらをすべてクリアしたものだけが「金華さば(金華鯖)」として出荷されている。  私も何度か食べたことがあるが、それはもう驚くほど美味しかった。旬の金

気仙沼のカツオが美味い!!

 6月12日に公開したnote「女川はメバルもヒラメも美味い」が、note公式マガジン「#フードエッセイ 記事まとめ」に追加されたとの通知をいただいた。  note公式マガジンに記事を追加していただくのは今回で10本目になる。  以前からツイッターでは自宅での晩酌の様子や美味しい魚料理の写真をアップしてはいたものの、noteを始めていなければ、こうして地元の美味しい海の幸を文章で紹介する機会も無かっただろうと思う。公式マガジンに追加してくださった皆様、お読みくださった皆様に

女川はメバルもヒラメも美味い

 日曜日、久しぶりに女川に行ってきた。  こちらの施設内の「お魚いちば おかせい 女川本店」さんは、女川港で水揚げされた新鮮な魚介類や水産加工品の品揃えが豊富なお店。  飲食コーナーの海鮮丼も美味しくてボリュームたっぷりなのだが、今回は時間の都合でお買い物のみ。本日のおすすめ品になっていた女川産のヒラメのフライとボイルされたツブ、そして鮮魚コーナーからチダイとメバルを購入した。  せっかく女川に来たのだから、「おんまえや」さんにも寄って野菜もまとめ買い。  おんまえやさ

塩釜港産のマトウダイ、美味しかった!

 昨日は、毎週日曜日恒例の食材一週間分まとめ買い。  今回も塩釜仲卸市場に行ってきた。  今回買ってきたお刺身はこちら。  美味しそう!  見るからにプリプリで新鮮な、白身魚のお刺身。  しかし、「まとうだい」というのは、実は私にとっては初めて目にする名前だった。  もちろん、これまでにもどこかで見かけたのに気づいていなかっただけかもしれないが、少なくとも近所のスーパーでは見た記憶が無いし、どこかで食べたような記憶も無い。  鯛の仲間?それにしては身の色が鯛とはちょっと

【塩釜仲卸市場】メヒカリはお刺身も美味しい!

 先週末、久しぶりに塩釜の仲卸市場に行ってきた。    この日は石巻からの帰宅途中だったので、我々夫婦が仲卸市場に着いたのは昼近く。  すでに売り切れで店じまいの支度をしているところもあったが、それでもまだたくさんの新鮮な魚が並んでいた。  塩釜仲卸市場は、日曜・祝日にも午後2時まで営業してくれているのがありがたい。  我々夫婦は前日に夫の実家でお寿司をいただいていたので、この日は何かお刺身ではなく焼き魚か唐揚げにするような魚を、と思っていた。  けれど、そんな時に限って

北海道・余市のニシンは酒にもごはんにも合う美味しさでした

 今年の大型連休、夫婦で出かけた場所の中で、自宅のある宮城県南部からの移動距離的に一番遠かった町は、北海道の余市町(よいちちょう)だろう。  ニッカウヰスキー蒸溜所見学は予約制のため、今回は外から眺めたのみ。  代わりに、「道の駅 スペース・アップルよいち」を少しだけ見学。  久しぶりの行動制限の無い大型連休ということもあってか、観光施設はどこも家族連れで大にぎわい。  やっと人が戻ってきて良かったね、と思いつつ、けれどパンデミック以前から個人的に混雑は苦手なので人の少な

岩手県山田町【道の駅やまだ】で新鮮な地魚を買ってきた!

 今回の大型連休中、車での東北の移動には三陸道(三陸沿岸道路)を利用した。  仙台と八戸をつなぐ三陸道は、東日本大震災後、復興道路と位置付けられ、令和3年12月18日にその全線が開通した。  高速道路ではあるが、宮城県の鳴瀬奥松島ICから青森県の八戸是川ICまでが無料区間となっている。  無料区間にはガソリンスタンドやトイレが併設されたパーキングやサービスエリアは設けられておらず(休憩のためのパーキングは設置されている)、その代わり、トイレ休憩の際に利用しやすいよう道の駅に

ホヤの美味しい季節到来!

 先日、石巻の雄勝にお墓参りに行った帰り、道の駅の観光物産交流館に立ち寄った。  道の駅の中の「おがつ海産物直売所」には大きな生簀があって、地元で獲れた海産物を新鮮な状態で販売しているのだが、その日は獲れたばかりのアワビとホヤが販売されていた。  宮城移住後、すっかりホヤ大好き県民の仲間入りをしたので迷わずホヤを2個購入したのだが、この時買ってきたホヤが、それまでに食べてきたどのホヤよりも大きくて肉厚で、ビックリするくらいの美味しさだった!  ホヤは、漢字で「海鞘」あるい