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「もしも志々雄真実が社長だったら?」を全力考察してみたら、悪党サイコパスの歴代王者で人心掌握力が花山薫レベルだったので鼻水が止まらない。

【もし社長シリーズ 第9弾】


『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 志々雄 真実』
ジャンプの中でも大好きな「るろうに剣心」。漫画だけではなくてアニメ、映画もマジで最高。そんな中、稀代のスーパーダークスターの志々雄真実をピックアップ。悪党サイコパスの権化に焦点を当ててみた!

第1弾:フリーザ
第2弾:碇ゲンドウ
第3弾:リヴァイ兵長
第4弾:安西先生
第5弾:煉獄 杏寿郎
第6弾:飛影
第7弾:ハドラー
第8弾:王騎将軍 もみてね!

もしも『るろうに剣心』の志々雄真実が社長(CEO)だったら。どのようなマネジメントスタイル、コミュニケーションを用いて組織統制していくのか?が気になったので全力で考察してみた。

・物語の要約


『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、幕末の伝説的な人斬り「緋村剣心」が明治時代に流浪人として生きる姿を描いた物語。過去の罪を背負いながらも、不殺の誓いを立て、人々を守るために戦います。
剣術の達人でありながらも、人間らしい感情や葛藤を持ち、仲間たちとの絆を深めていく。剣心の過去と現在が交錯する中で、数々の敵と対峙しながらも平和を目指す彼の姿は、読者に深い感動を与えます。
佐藤健氏が演じた映画も話題となりました。

・名シーン/名言


同作には感動の名シーンや名言が多数出てきます。
京都編での剣心と瀬田宗次郎との再戦はファンにはたまらない名シーン。天剣の宗次郎の「瞬天殺」と飛天御剣流の「天翔龍閃」、最強奥義がぶつかり合う激高の瞬間。
斉藤一(剣心の宿敵)の「悪・即・斬」は名言中の名言。
比古清十郎(剣心の師匠)の「この勝負、最後まで俺のバカ弟子を信じ抜いたお前の勝ちだ!!!」は普段生意気な弥彦も『ぬぉぉぉぉぉっ!』って顔になっていたのは懐かしい!

・キャラクターの説明


志々雄真実は京都編の最終ボス。剣心の後任として幕府要人の暗殺に当たっていた元暗殺者。
明治政府に裏切られ全身に大火傷を負った後も強大な野心を持ち続ける。信念は「弱肉強食」であり、圧倒的なカリスマ性と残忍な手法で部下を統制。
奇声「シャアアアッ」を発し、剣心との最終決戦では圧倒的な戦闘能力を示す。武器は刀にノコギリ刃を施した「無限刃」、刀に染み込む血の油と摩擦で火が出るのが特徴。また全身やけどにより戦いにおける活動限界は15分である。

・マネジメント/コミュニケーション/組織統制スタイル


①カリスマ性: 並外れた野心と人心掌握術。部下たちは恐怖心を超えて、もはや志々雄に心酔しています。特に十本刀のメンバーは彼の理想に強く共感し、絶対的な信頼を寄せています(ある意味マネジメントのプロよ)

②恐怖統治:逆らう者には「暴力の洗礼」を加え、自身への絶対的な狂信者に仕立てます。また末端の部下でさえも自分達への侮辱よりも志々雄個人に対する侮辱に過度な怒りを示すほど忠誠心を抱かせています(とにかく顔が怖いのよ!絶対に逆らえましぇん!)

③結果主義:彼の理念であり信念である「弱肉強食」は、弱者が現状に甘んじることを許さず、強者のみが生き残る厳しい世界観を体現しています。勝つか負けるか、それ以外はない(究極的にシンプル)・代表的なシーン

・マネジメント事例


彼の絶対にブレない信念こそが強烈なリーダーシップをうみカリスマに仕立てている事例を見てみよう。
(剣心との最終決戦のその後)

剣心と志々雄真実の壮絶な戦いは漫画史に残る名勝負となった(詳細は書店へ急げ)
「弱肉強食」を信念とする志々雄、その摂理を否定する剣心。互いの奥義『火産霊神』と『天翔龍閃』の激突。由美の命乞いや彼女を犠牲にした志々雄の攻撃があれど、自らの超体温に発火。
爆発炎上する中、高笑いを見せながら焼滅する志々雄真実らしい最期。
その死後・・・
地獄で方治と由美と再会する場面。
これからどこへ行くのか分かっていない方治に対して
「決まってんだろ、閻魔相手に地獄の国盗りだ」
カッコ良すぎる・・・死んでもなお志々雄真実。生きる弱肉強食。何処へ行こうと絶対にブレない信念を持つからこそ、またそれを言行一致で体現してるからこそ理念が文化に昇華する。
『弱肉強食』はもはや彼の信念・理念だけに留まらず文化のカルチャーなのだ。

・彼がCEOだったら


組織の創業期、変革期、超競争環境では結果主義に伴うコミットメントと人心掌握力で、目覚ましい成果を出すイメージは沸くだろう。また大手企業の新規事業開発部門など、既存事業を破壊するほどにカニバリゼーションを起こす際などにも機能するかもしれない。また『弱肉強食』の信念が言行一致で組織文化になっていることから、多くの人には選ばれない組織ではあるが、一部のコアファンからは絶大な人気企業になるだろう。超絶ブラック中のブラック企業で、ブラック企業大賞総ナメの勢いであるが、稀代のスターとは嫌われるものである。そういった点では良い組織ではないが好きな組織ではある。
ただ、暴力大歓迎のトップダウン組織であることは組織の創造性たるクリエイティブを失うため、
オペレーション特化のゴリゴリ営業部隊。日常製品×通信関連商材を売らせたら鬼の存在になるだろう。

・ミッション・ビジョン・バリュー


では最後に志々雄真実の思想をミッション・ビジョン・バリューで表現するとどうなるでしょうか。

ミッション(Mission)
明治の革命

ビジョン(Vision)
天下の覇権

バリュー(Values)
信頼は裏切り
弱肉強食
大盤振る舞い

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