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メールで強制執行?誰に言ってるの??裁判所がメールで命令なんて出すかい!

債権管理の仕事していますから、
日常的に裁判所とやり取りしていましたので、
注意喚起という事で書きます。

メールやライン、ショートメールで
裁判所を騙って「差押え予告」「強制執行予告」だとか
脅かしの通知してくる輩がいますが

みなさん、全部詐欺ですから!
惑わされないでください。

一応電話してみましょうとか、
返信してみましょうとか
絶対やめたほうが良いです。

どうしても、裁判所に聞きたいのなら
自分で電話番号を調べて電話してください。
そのメールやライン、ショートメールに
書いてある電話やアドレスはすべて嘘です。

裁判所からの通知は絶対に「郵送」です。
また、お金払えとかの訴状、などほんとに
送られてくる場合は「特別送達」という
郵送方法で送られてきます。

これが本物です。

強制執行なんて、民事事件の最終段階ですけど
そこに行きつくまでには、
裁判の勝訴、強制執行申立て、執行催告、断行と
進みますが、

裁判の申し立てから、執行催告、断行(これを強制執行と呼びます)まで
6か月以内に終わることはありません。

見ず知らぬの人から「強制執行」するぞ!といきなり言って来るのは
ハッタリです。

僕のところにも尤もらしい文書の
メールが来ること多々ありますが、
全くお笑いです。

弁護士や警察を名乗るものもありましたが
同類です。

何故、メールなのか?
郵送できないからです。住所も名前もわからないし
郵送代もかかりますから。

詐欺は手軽な通信手段でやってきます(お金かけられませんから)
で、見込み客とみたら 手間暇かけてだましに来ます。

見込み客は、メールやライン、ショートメールに
反応した人です。
だから、反応してはいけません。

みなさん当然お分かりかと思いますが
堂々と裁判所を名乗るメールがはびこる事に
驚いたので書きました。

裁判所や警察や弁護士さんや
そんなにデジタル化されていませんよ。
文書です、「郵送」「持参」です。





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