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全てが正解なんだから気楽に生きよう

自分を苦しめるのは、他人や環境でもなく、自分の中で起こる、「何が正解か?」というもの。

結論から言えば、全てが正解です。

自分で決めたことは全て正解、なんて言い方も出来ますが、自分の行動や思考を他人が決めることは出来ません。

いや、あの人がそう言ったから、そうだと言われたから、といくら叫んだところで、それを選んだのも、決めたのも、実行したのも全て自分です。

つまり、自分の人生の中で、自分意外に誰も自分を動かすことは出来ないし、他人が何を言おうと、どう思おうと、主導権はいつでも自分にあるのです。

では、私たちはなぜ悩み、苦しむのか。

それは、他の誰かのせいにしたいから、自分で決めたくないから、外側に正解を探しているんです。

けど、上で書いた通り、いくらそんなことをやっても、それは単なるキッカケにすぎず、結局は自分で決めて自分でうごいているのですから、何も変わりはしません。

だったらどうすればいいの?

そんなの簡単です。

どちらにしろ、自分で決めるしかありませんし、それが自分の人生の正解となるのですから、決めて進む、だけです。

生きたいように生きるだけで、全てが正解となっていき、それで上手くいくんです。

それでも、どうしても我慢したり、頑張ったりしてしまって、苦しくなってしまうことがあります。

人間は、本当は嫌なのに、従わざるを得ない時があります。

それは、身の危険を感じた時、生命の存続に関わる時には、嫌でも従うという選択をとってしまいます。

では、それが日常のどこにあるのかと言えば、親の言いなりになるしかなかったり、家族のためにストレスでしかない上司の言うことを聞くしかないといったこと。

これらの場面では、必ず自分の中で「本当は嫌」というものが存在します。

これが、自分の心を置き去りにする、自分の感情に蓋をする、自分に嘘をつき、自分を裏切る行為となり、それが時間をかけて心と体を蝕みます。

まだ、自分で自分の管理が出来ず、生活していく力がない子供は、どれだけ嫌でも、辛くても、生きていくために、その期間は仕方なく耐えるしかありません。

職場では、仕事の立場が悪くなり、追い出されるようなことになれば、自分だけではなく、家族ごと生活が危うくなります。

こうした、自分たちの生命を守るための判断を、瞬時に本能的に行っているために、自分に嘘をつかざるを得ない選択をとってしまいます。

もちろん、過度な恐怖で縛り付け、都合よくコントロールするために、支配するためにパワーを使うことは、DVやパワハラとして禁じられています。

禁じられているからというよりも、そのやり方ては必ずどこかで上手くいかなくなりますし、支配する側もやがて苦しむ末路(罰せられるという意味ではない)が待っています。

では、どのように考え、行動するのが正解なのかと言えば、やはり始めに記した通り、自分で決めて自分で行動すれば問題など起こりはしませんし、むしろ全てが好転していきます。

親ゆ上司の立場の場合、DVやパワハラになるのか?など考える必要はなく、これはさすがに注意すべきだな、と思ったら、自分の言葉できちんとした思いを伝えながら、叱ってやればいいのです。

過度に怖れて、子供や部下に恐怖で支配されてしまうと、それはそれで自分への嘘が過剰なストレスとなって、身が持たなくなります。

思ったまま、感じたままに行動すれば、誰もDVだとかパワハラだなんて言いはしません。

上手くやろうとして、ご機嫌とりをして、当たり障りのないことだけを言って、嘘をつき続けたほうが、長期的に見れば、取り返せないほどのデメリットを生んでしまいます。

子供や部下の立場の場合、嫌なことがあったら、あからさまに不快な表情を見せていいし、不機嫌になってもいいんです。

し舌打ちしたっていいし、めんどくさい人だなと思ったら、あまり話さなかったらいい。

「そういうの嫌なんですが」と言ってしまえばいい。

一般常識だったり、余計なアドバイスなんて聞かなくていいし、従わなくていいんです。

親には、「いちいちうるせえんだよババア!」と言っていいんです。

「俺(私)が決めるんだから口出すんじゃねえよ!」

と言い放つことが正解なんです。

そうしないと、親は気付かないんです。

そこで従ってしまうと、親はそれでいいんだと思ってしまうので、そのまま自分の気持ちが置き去りになってしまうんです。

あまりにウザイんなら、友達の家に逃げるが、家出でもしたらいい。

人としての、一定のモラルさえ守っておけば、それくらいの迷惑や心配くらいかけても大丈夫です。

自分に嘘をつき、従い続けてしまうと、それでいいんだと思われてしまい、ずっと支配され続けると同時に、自分の中に閉じ込められたもう一人の自分は、檻から出られなくなってしまいます。

それが長く続けば続くほど、その檻の中の自分は、淀んだ闇の化け物へと進化していってしまうので、とにかく自分と仲良くすることです。

アニメ、東京喰種のカネキとリゼ、NARUTOのナルトと九尾(クラマ)みたいな感じです。

もう一人の自分と仲良くし、上手く手懐けていくことで、そこから今までとは違う大きなエネルギーを使うことも出来るようにもなります。

本当は、誰もが大きな力を持っています。

他人という存在は、あなたを助け、導く役目をしてくれる場合もあれば、邪魔をしたり惑わせたりする存在となる場合もあります。

ただ、それらも全て含めて、自分が自分を正解へと導く道となっているということに気付くことです。

これいいな。

これは嫌だな。

という感覚があるからこそ、選ぶことが出来、進むことが出来ます。

それが、正解だということです。

どれだけ、「○○が正しいことだ!」「だから~しろ!」と言われても、自分の中に違和感があるのなら、それは全力で「NO!」と言うところです。

私たちが探し求めている答えは、社会的な正解、一般的な正解、親の正解、上司の正解、他の誰かの正解ではなく、自分の感覚だけが示す、自分の心の正解です。

これほどにシンプルな答えを、人間はいつもずっと探し続け、外側に答えを求めて旅をします。

どこかにあると信じて彷徨い、どんどん答えが見えなくなっていきます。

始めから自分で知っているんです。

ずっとそこにあったんです。

生まれた時から持っているです。

既に、全てを手に入れているんです。

答えは自分の中、心の中。

そして、進んだ道は全てが正解であるからこそ、何を選んだとしても自由であって、その選択は無限に存在するということ。

答えは非常にシンプルです。

ここまで読み進めて頂き、本当にありがとうございます。

あなたは今から、あなたの中にある「それ」をやるだけです。

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