不妊治療1院目&2院目と、いまだったらこうするかな、という話

1院目と2院目はまとめて書きます。結果自体はでなかったものの、特徴とかは把握できたのでそれを共有するのが今回の目的。1院目はどこか言わないので、よくある話として読み流してくださいませ。

1院目は地元で評判のレディースクリニック。年配の女性の先生が1人で切り盛りしていました(看護師さんはたくさん)。タイミング法を1周期、その後人工授精を2回、計4ヶ月くらい通いました。1回目の人工受精で化学流産(HCGがちょっと上がって、その後生理が遅れてきた、みたいな結果)、2回目はかすりもしなかったので、じゃあ体外受精に進めようか、みたいな話になりました。当時で39歳0ヶ月。

で、その頃から東尾理子さんのブログを読み始め、鍼もいいのねー、妊活向けの鍼があるのねー、と知り、ネットで調べて都内の鍼灸院に通うようになりました。

そこの先生が情報をいろいろ把握していて、「今度体外受精を地元のクリニックで受けようと思っていて、、、」という話から、症例数が多いところの方が技術があるから転院をしてみてはどうか?と勧められました。なるほど。

それが西新宿の加藤レディースクリニックです。オススメの理由は、症例数が多いのと、ホルモン療法的なことはあまりせず、なるべく自然な状態で卵胞を育ててるから、質の良い卵ができやすい、とのことでした。

ここはまずキレイ。待合フロアにはワークスペースもあったり。内装の感じは、女性にやさしい感じがしました(3院目の木場はシュッとしてる感じ)。現代的なクリニックという感じ。

採卵周期は飲み薬を1種類(たしかクロミッド。)、注射などもほとんどなく(直前に1回あったかな)、通院は3日に1回くらい。採卵直前に2日連続みたいな日がありましたが、木場より少ない通院日数でした。

採れた卵子は毎回3〜4個。そのうち胚盤胞になるのが1〜2個。育つたびに凍結して移植して着床せずを繰り返して、採卵は2年強で3〜4回くらいやりました。その間、薬の変更などは特になく。

採卵や移植を行う部屋はザ・手術室という感じ。テレビやマンガの世界のような、薄緑っぽい床や壁で、全体的に暗くて、手術スタッフがぞろぞろいる感じ。わたし、改造人間になるのかなと思ったり。ちなみに木場は白い壁に薄茶の床で電気も明るくついてて、普通の部屋にベットや機材があり、普段の部屋の延長線上という感じでした。

加藤の話に戻ると、壁の上の方にモニターがあって、先生によっては採れた卵をモニター上で見せてくれる人もいました。

先生はたくさんいて、診察ごとに先生が変わります。指定はできませんが、どうしても苦手な先生は外してもらえます。受付に理由とともに申告すればOK。

比較的若い先生や母国語が日本語ではなさそうな先生もぼちぼちいました。それゆえか、残念な結果になった時の説明がちょっと頼りないことも。私の場合は目立った理由がなく、加齢による卵子の劣化によるものだったため、言いようがない。

特に当時は着床前診断も導入されていなかったので、移植するまで結果はわからん、という状況でした。でも、いまは加藤も着床前診断もやっているので、加齢が原因疑惑の方は、ぜひお試しください。

こうして振り返ると、いまだったら加藤で着床診断込みで2〜3回やって、その間に前回書いた鍼灸院にも通って身体や細胞のコンディションを整えて、それでだめなら木場という選択をする気がします。それだと卵胞を自分の力で(薬の力をあまり借りずに)ちゃんと育てていい卵を、というのがやれるかなと。あくまでも趣味や好みの話です。というか加藤を否定してしまうと、過去の自分の選択を否定することになりそうで、本能的に活かしたいんだなと書きながら気づきました。あと、私にとって木場は最後の一手だったので、最初から行くのが怖いと感じているのかもしれない。

ちなみになぜいまそれをやらないかって?そりゃパートナーがおらんからです!笑(第1話参照)。

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