【#31】新聞拡張員の訪問地区選定

今日は販売店に13時半入店
14時から営業開始
与えられた地図には
小銭が稼げるかもの
「継続客」の明記なし
新聞拡張員を殺す地図です
指導員は昨日と同じ
大嫌いな30代前半のガキ
13時待ち合わせを30分遅刻
謝罪はなし
こういう奴です
前半は別行動らしい
なぜか分かりますか?
指導員は私と違って
簡単な地図を貰っているから
楽に契約が上がる客を回る訳です
で、早い時間でチートした後に
日当を稼いでから
契約が取れるわけがない地図の
私と合流して偉そうに指導がしたい
という魂胆です
私はこう考えました
指導員と合流前にまず1件とって
マウントを取らせない様にする作戦
14時から「ガサい」地区を訪問
20件ピンポン
面談2件
クロージング2件
契約0件
15時10分に撃沈
私のいう「面談」とは
会話が成立した直接面談で
インターホンの断りはもちろん
玄関先での面談後に
即で断られたのは
含まれていません
これはヤバい
また坊主じゃnoteの更新も出来ないなw
と脳裏を掠めました
で、昨日の記事の「猛者」
私の新聞拡張団の売上No.2
団長には媚びない
一匹狼の50歳の言葉を思い出す
「〇〇さん
1時間回って売れない地域で
テンションがあがらないから
他の地域に移動したほうが良いよ
そうしたとたん
2.3軒目で上がる事なんて
良く有ることだから
まず気持ちを切らせないでね」と
今がそれだなと思って
コンビニでお手洗いに行った後
地域を変える
地域を変えると行っても
与えられた地図は狭い範囲なので
少し離れた住宅地を変えました
これが今日の勝因でした
1軒目はジジイ
お前の新聞社は嫌い
過去の記事の批判の連続
難しい話は得意じゃないのでと退散
で、2軒目でビンゴ
家は大きいが庭は手入れされていない
見る人がみたら「ゴミ屋敷」
施錠された門を開けて
ドア横のピンポンを押す
返答は
「足が悪いからドアを開けて入ってきて」と
こりゃ良い人に違いない
訪問販売の人ならそう思いますよねw
室内には杖を突いたおばあさん
「新聞屋です」なんて
ひっかけトーク無しで
〇〇新聞と名乗ると
少し前に他社新聞社が来て
契約延長して帰ったとの事
じゃ、うちもお願いしますと言いますよね
現状新聞は読んでいないとか
体調が悪いからとか
何時もの断り文句を言われるも
墓場には新聞は配達しませんからと
無事契約成立
交渉時間は約5分
これぞ新聞拡張のおもしろさ
よし!
嫌いな指導員との合流前に契約ゲット
数分後に指導員からのLINE
どこにいるか位置情報を送れと
なぜこいつはLINEでも高圧的なんだろう?
私は続けてピンポン
数分後に指導員が合流
サラリーマンならまず
「お疲れ様です!」
だろうけど
軽く目配せして終わり
新聞拡張員なんて
所詮は個人事業主
コイツに媚を売っても1円にもならない
数軒回ったら声を掛けてくる
「今日の成果は?」
取れていないと思っていたんだろうね
「契約1件ですね」と返答
この指導員の返答は
「へー、〇〇さんの契約する所見たかったな
じゃ飛び込み営業してくださいね」と
は?
「言われないでも飛び込みしてますが?」
と返答
当然ながら不穏な空気です
次の15軒目
地図には2016年まで弊社の
新聞を取っていたと記載
ちなみに5年以上前の購読者は
新規契約になりボーナスが付きます
インターホンを押すと奥様
訪問をかなり不審がっている
普通はここで引き下がりますが
過去に弊社の新聞を読んでくれていたので
取り敢えず面談して下さいとお願い
↑結果これが契約に繋がりました
家の中からは奥様とご主人が
どちらが面談するかを
大声で小競り合いしている
あーあ
これは無理だなと思うが
待つしかない
出てきたのは活きの良い
テレビでよく見る関西の奥様
弊社の新聞は8年前まで読んでいたが
現在は弊社の販売店が配達している
違う新聞を購読中らしい
これは以前の記事にも書いた「合同配達」
新聞販売店が統廃合して
他社の新聞も配達しています
奥様
「そんな事も情報共有出来ていないの?」
とご立腹
謝罪しながら
言い分を聞くだけ聞いていると
少しだけヒートダウン
そこでしかめっ面のご主人の登場
新聞屋の退治にきましたね
ここで私の一言
「ご主人様こんにちは!
今奥様にお叱りを受けているんですよ」と
瞬間でご主人の顔がほころぶ
かかぁ天下なんでしょうね?
お前もウチの嫁に怒られてるんだなと
自分の状況とリンクしてくれたんでしょう
で和んだらいつもの「鉄板トーク」
理解して頂き短期契約
5月から弊社が配達をしている他社から
少しだけ弊社の新聞に切替
それが終わればまた他社に戻す
これで2件目です
配達まで短期の契約は
期間が短くても日当が高いです
ここで数日前の私なら
2件取れたらサボりたいモードに入って
訪問を止めていると思います
指導員も納得します
けどね
昨日の「猛者」からの助言
「1日2件3件とっての新聞拡張員ですよ」
って言葉
そうなんです
サラリーマンみたいに固定給のない
個人事業主の新聞拡張員
坊主の日もまた当然にあるので
取れる時に3件目を目指す
そこから10軒目位のピンポンかな?
子供が学校から持ってかえる
朝顔の植木鉢があるお宅
若い世帯なのでまず無理だな
と考えながら
ピンポンを押すも留守
敷地から出ようとすると
可愛らしい軽四が駐車場へ
運転手はかなり若い女性
こりゃ無理だと思いながらも
声をかける
お若いので当然
新聞なんて取っていないですよね?
と弱気なトーク
他社を取っていますよとの事
これきたマジか
内容を聞くと他社にこだわりは無し
小学生のお子様を習い事に送った帰り
習い事を3つさせている教育熱心な奥様
そこを褒めまくる
で、「鉄板トーク」でビンゴ
この世代の奥様との契約は初めてです
外に出ると時間は16時50分
営業時間は2時間50分
日当は21,500円でした

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