見出し画像

神奈川制覇


今日は、今年で1番を争う最高の日でした。

なんと、、、

神奈川県高等学校ダンスコンクールで

優勝しました。

ダンスを始めてまだ3週間。

だけど、県1位。

最高かよ。


朝早く


今日は朝4:30起床でした。


早いな、、、

前日、夜遅くまで作業していて寝たのは日付が変わって2:30。

2時間睡眠。

でも目覚め、体のコンディションともに良く、良い1日のスタートがきれました。

その後、朝6:10に学校へ。

こんなに早く行ったのは初めて。

髪の毛を編み込みしてもらい、朝の最終確認へ。


朝練


朝はとにかく通して流れを意識しながらという感じでした。

ただ、冒頭のシーンがうまくいかない。

男2人で女の子を持ち上げて、後ろに連なる列に届けるところです。

持ち上げて降ろすときに、横に落ちそうになってしまう。

結局、何回かやって1回だけ成功でした。

唯一の不安要素。

でも、他のところはうまく行っていたからイメトレすれば良いかなって思っていました。


メイク


朝の練習が終わり、全員で教室へ。

そこで、メイクとヘアセットの仕上げをしました。

普段ヘアセットはしていますが、ジェルだったり、逆毛だったり初めてのことが多かったです。

何よりもメイク。

下地塗りからアイシャドウ、アイラインなどなど。

なんもわからん(笑)

OGの方々や3年生の女子にやってもらって完成。

こんな感じなのか、、、と不思議な感覚でした。

目力、、、何もしてなくても強い。

結局、全部おわるまでに約1時間ほどかかりました。

こういうのを普段からやっている女子って凄いなって思いました。


会場入り


メイク、ヘアセットを全員終え、いざ会場へ。

横浜経由で桜木町まで。

横浜って人多い。

ホーム多い。

てかそもそも24人で並んでいくの大変すぎでした。

団体行動苦手だなってもう改めて気づきました。

あと、後ろからみんなを見渡している方が楽だなって。

そんなこんなで会場へ。

初めての会場、、、

かと思いきや、中学校の時に合唱団のコンクールで来たことがある場所でした。

一気にホームでの試合みたいな感じになって、緊張とか不安とかが飛んでいきました。

受付を済ませ、楽屋へ行く途中。

色々な高校とすれ違いました。

でも、ヘアセットやメイクにこだわっている学校はいなかったので、


「俺ら強いんだぜ」

感を醸し出しながら歩けました。


本番前


という感じで


緊張、不安ともに吹き飛んだ僕ですが、
同じく今年から入った人が半分以上だったため、
みんな口数が少なく少し暗い雰囲気に。

そりゃ緊張するよなー。

多分コレが普通の反応。

僕が特殊なだけ(笑)

「自分が失敗するわけがない」


っていうマインドで生活している僕からすれば、
全部杞憂です。

ポジティブですねー。

自分でも呆れるくらい、楽しみっていう感情しかありませんでした。

本番前にひとつ前の高校の演技を舞台袖で待機しながら待っている時、1人だけ音楽にノってました。

ライブ行ってるみたいな感覚。

やっぱり楽しんでこそだよなーって思います。

とりあえず、一人一人とコミュニケーションをとって空気を明るくしようと思いました。

集中はしているけれど、
アップで少し大きな動きをしてみたり、
ふざけるわけではないけど、
みんなのいつも通りを引き出そうとしました。

舞台経験の多い3年生は、まぁまぁリラックスしていましたが、僕ほどではなかったですね。

ぜひ見習ってほしいです(笑)


本番


そして迎えた本番。

次の高校どうぞー。

と言われて、初期位置へと。

でも、なんかふわふわした感じでウキウキが止まらない。

とにかくハイになってました。

冒頭のシーン。

練習では失敗していましたが、
本番ではなんとかギリギリ成功?かなって感じで出来ました。

自分たちの作品を見ている人は、
台本とか普段がどうなっているかとか知らない。

だからこそ、自分たちが全力で、楽しくやって、
ねっこーずになりきれれば良いなーって思ってました。

冒頭のシーンが終わり一度幕の中へ。

なんか楽しくて、カウントする時に跳ねてました。

これが周りに伝わったのか、舞台袖のみんなにも笑顔が。

そして、ジャンプからのリフトもミスなし。

四天王パート、全員のユニゾンまでも完璧。

というか練習を超えていました。

気づけばサビのシーン。

あっという間でした。

4:15もあるのに本当に短く感じた。

楽しい時間があっという間ってよく言いますが、あっという間すぎた。

もっと舞台で踊っていたい。

これが舞台にハマった瞬間なのかもしれませんね。

とにかく終始満面の笑みで踊れました。


閉会式


自分たちの出番が終わり、
会場を一旦出て近くの公園へ。

みんなでご飯を食べて、送られてきた本番の動画を見て、みんなで盛り上がったりしました。


想像以上に揃っていてみていて感動しました。


一段落ついたので、会場に戻り他校の演技を見ることに。


自分たちは創作ダンスというジャンルで出場しましたが、ストリート系のダンスをする学校がとても多かった。

同じく夏に全国を控えた高校とかは、やっぱり揃っていたし、

「なんじゃそりゃ」

っていう動きをしていました。


あと2ヶ月足らずで、そういうレベルの人たちと賞を争うのだと思うと、頑張らないといけないって思います。


てかカッコいいBGMが多かった。


ストリートダンスいいなーって思いました。


全ての学校の演技が終わり、閉会式。


まずは審査員を務めてくださった方々からの講評がありました。


BGMに引っ張られすぎてるとか、構成に動きが少ないとか、厳しいご指摘をいただきました。

でも、僕の高校は意外と出来てるよなーって聞きながら思ってました。



それに、全体の講評なはずなのに、



「根っこ」とかのモチーフがとてもクリエイティブな発想で面白かったとか言っていて、



「俺らのことやん!」



って思いながら聞いていました。



あと、ヘアセットやメイクにこだわっていて、、、

「いやそれも俺らのことやん!」

って思いました。


会場を見渡して、髪に黄色のライン入っている高校いなかったです。


これはかなりの高評価を審査員の方々から得ているのだなと感じました。

そして、いよいよ結果発表へ。

なんと僕たちの高校の顧問が発表係でした。

そんな偉い人だったのかってここで気づいた。

普段忙しいのにも納得です。

僕の県では毎年、大和高校が優勝常連校です。

彼らの番号は23番。

僕らは28番でした。

3位以上に入ると来年の全国大会出場権を得ることができる。

流石に緊張しました。

8位から発表されていき、4位でも呼ばれませんでした。

正直これは3位以内入ったなって思いました。

みんなの握る手がだんだん強くなっていったのを感じました。

そして3位でも呼ばれず、残るは1位と2位。

「第2位、、、プログラムにじゅう、、、」

って言われて、息が止まりそうになった。

次の瞬間

「3番」

って言われて、会場がどよめきました。

うわっ大和高校が2位だ。

でも、それを超える高校は僕らしかないのでは?

という思考に。

そして、

「第1位、、、プログラム28番」

って言われた瞬間、

声が出なかったです。

3年生はもちろん、来年の全国を掴んだ1,2年生もみんな泣いていました。

僕も、この3週間、色々な思いを抱えながらやってきて、頑張ってきて良かったと思い思わず涙が。

表彰される作者の2人を見て、あー嬉しいって思いました。



県1位


優勝した。

正直実感は湧いていない。

でもわかるのは、すごくホッとしたっていうこと。

大丈夫だっていう気持ちでいても、

多分心の奥底(本当に隅っこ)には、

初心者の僕たちが入ってしまって本当に大丈夫なのかという問いがあったのだと思います。

そして何より、寝る時間を削り作品のことだけを考えていた3年生の、


構成を考えていた作者。


衣装案をギリギリまで考えて改良していた衣装係。


BGMの音源を担当していた音響係。


そして、チームを引っ張ってくれていた部長。

彼女たちが今、こうして嬉し涙を流していること。

本当に良かった。

どれだけ今回の大会にかける思いが強いかを知っていたので、心に来るものがありました。

みんな男子が入ってきてくれたおかげって言ってくれましたが、

初心者でどうしようもなかった僕たちにどんな時でも明るく、最高にわかりやすく、親身になって教えてくれたみんなのおかげでしかない。

はぁ泣きそう。

(てか泣いてる笑)

こういう文を書くと泣いちゃう。

最後のミーティングでみんなが一言ずつ感想を言ってきた時に、やってきて良かった。

ってみんな言っていました。

しかし、本番で何個もミスがあり、メンタル的にも自分のせいで、、、みたいに追い込まれていた人が想像以上にいました。

みんな苦しかったんだなと。

でも、みんな笑えた。

最高の結果で全国に行ける。

だけど、ここで終わらない。

慢心はしない。

神奈川の代表として、全国で猛者たちと渡り合い超えるために、やるべきことがまだ山ほどある。

また、明日から次は神戸で賞を取るためにやっていく。

残り2ヶ月弱。

また、いや今まで以上に充実した時間にしたい。


とりあえず、今日は優勝したという実感の湧かない空気みたいな思いを抱えながら、
寝たいと思います。

今日まで支えてくれた方、ともに戦ってくれた仲間たち、

ありがとう。

また夏まで、邁進するするので応援お願いします。

優勝したぞーーーーー!!!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?