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【福島地震】エッセイ漫画

このれは 2022/03/17 に福島に居た時の地震が起きた時の話です。
3.11よりも大きい地震だったそうです。

私はめちゃくちゃ脳内焦ってて、夫がかなり落ち着いて素早く高台に向かってくれました。

この町は毎日地震が起きる為、地震慣れしていて緊急でスマホが鳴り出すまでは避難する事はないような人たちが多かったんです。

ただ、この日は一斉に外に車で避難し始めたのでもちろん道路は危ない運転の車ばかり。あちこちで車のクラクションが止まなかったりと…


実家の高台に着くと夫のおばあちゃんがご飯炊けたから、と炊飯器持って玄関で塩おにぎりを作ってくれました!
続いて夫の兄からは飲み物と弟君からは、お菓子…家族全員優しくて大好きな人たちです。
モグモグしていたら安心してきましたが、地震が終わっても余韻の様に3分や5分置きに少し揺れが続いていました。

私のアパートに戻りまずは片付けをして寝れたのは深夜ですね。起きてからも片付けや支給品受け取りをして一日が終わりました。


会社からも電話がありましたが、私は呑気に「あしたの出社は何時からですか?」と、上司からは「職場だって無事じゃないかもしれないから、上の人が指示くれるまではお休みです」との事。

数週間も連絡無かったので会社を見に行った所そこには、広い土地の駐車場にひび割れや入り口に関係者以外立ち入り禁止コーンが置いてありました。中の警備員さんに話を聞いたら、「中には足場も無い程悲惨で電気付かなくて真っ暗だから通せない」

職場や判子や靴等大切な物はあっという間に失いましたが、開き治って実家の東京に戻り直ぐ派遣で余裕ある程稼ぎ福島へ戻りました。

それから数ヶ月が過ぎ、なにも指示が無いまま家で過ごしていました。ここには居られそうに無いと感じ新たな土地に行く事を決意して、職を見つけ夫より早めに移住する事になりました。

そしてバラバラに暮らし、夫にとって初めての一人暮らしになるのは次のお話で〜!

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