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イヤホンを新調したのでレビュー的なもの

 おととい、愛用していたイヤホンの左側から音が出なくなった。
 もちろん悲しいことではあるのだが、百均で買ったものなので、むしろよくもってくれたほうだ。

 私は貧乏性のため、普段は百均のイヤホンで済ませている。しかし、せっかくなので、今回は4ケタの値段のものに新調してみることにした。
 それできのう、ヤマダ電機で購入したのが、以下のふたつだ。

 左側はワイヤレスイヤホンで、税込約2,700円のもの。右側は普通のイヤホンで、値段は2,000円ほどだ。

 まずは右のイヤホンから。SONYの『ステレオヘッドフォン MDR-EX155』という商品だ。
 なぜこれを選んだかと言うと、販売元がソニーという知っている会社で、パッケージの見た目も悪くなく、値段が手頃だったからである(適当)。

 中には、説明書と保証書とイヤーピースが同梱されている。
 保証書の期間は1年。期間内なら無償で修理してもらえるらしい。
 イヤーピースは、最初からイヤホンに付属しているものも含めて4種類がある。

 さっそく装着し、電音部の『Hyper Bass』でサウンドテスト。
 この曲はとにかく低音が多い。 自分は低音が強めの曲をよく聴くので、新しいイヤホンを買った時は、とりあえずこれで聴き心地を試すのが恒例となっているのだ。

 で、結果としては大満足!

 やはり、百均のイヤホンとはまったく違う。いままでのイヤホンではよく耳を凝らさないと聞こえなかった音が、普通に聞こえてくる。すばらしい!
 ほかの曲でも、耳が低音につつまれる感覚がなんとも幸せだ。

 ビジュアルも、びっくりするほど真っ赤でよい。必要な部分以外マジでぜんぶ赤い。
 売り場でまあまあ目立つくらいにはカラーバリエーションがあったので、好きな色を買えばニッコリできるに違いないだろう。

 これが2,000円なら大満足。もし壊れても、よほど脆くないかぎりはリピートしたいと思った。
 とはいえ、イヤホンの善し悪しはぜんぜんわからないので、まあハズレじゃないよ、くらいにとらえていただければ。

 次に、左のワイヤレスイヤホン。PGAの『Premium Style ワイヤレス ステレオイヤホン PG-BTE12TC2WH』だ。
 説明書兼保証書と、充電用のUSBケーブルが同梱されている。保証書の期間は6ヶ月だ。

 なぜこれを選んだかというと、断線しにくいとか高音質とか低遅延って書いてあったためである(適当)。
 何気にワイヤレスイヤホンははじめてなので、ちょっとワクワクしながら開封した。

 こちらの感想は……うーん。
 まず、『Hyper Bass』の低音が汚い。めちゃくちゃ汚い。ボーカルにまで支障がでている。
 いちおう、嵐の曲を数曲流してみてもおかしくはなかったので、普通の曲を聴くぶんには問題なさそうである。が、高音質かと言われると……。

 ワイヤレスは遅延がひどいという噂をよく聞くので、リズムゲームで試してみたところ、まあひどかった。
 まったく関係のないタイミングで画面に触るゲームと化したため、サビにもたどりつかずにギブアップした。
 低遅延というのは、さすがに「音ゲーやっていいよ」の意味ではなかったらしい。

ていねい!

 あと、合わないと思ったのがコントローラー。
 電源ボタンを1回押すと再生、もう一度押すと一時停止。ここはまあ普通だ。
 が、これを2回押すと、発信履歴から直近の連絡先に電話をかけてしまうのである。

 いままで自分が使っていたイヤホンは、すべて2回で次の曲にスキップ、3回で前の曲に戻るというものだった。
 そのため、いつもの癖でうっかり2回押してしまい、用のないところに電話をかけて恥をかくという大失態を犯したのである。危険すぎる。

 音質は微妙、音ゲーはやっぱりできない、コントローラーの仕様は危険。
 ワイヤレスイヤホンはいろいろと難しいのかもしれないが、上のものと比べて、どうも値段に見合わない気がしてならない。
 ぶっちゃけ、前まで使っていた百均イヤホン(ダイソーの500円のやつ)のほうが音質も使い勝手もいいんじゃないかと思える。
 もっとも、ソニーやダイソーがかなりの企業努力をしている可能性もあるので、一概にはいえないのだが。

 というわけで、こちらの商品を買うことは、今後ないだろう。

 以上が、今回購入したイヤホンの感想である。
 どこかの誰か。特に、普段は百均イヤホンだけど、壊れたので少しグレードアップしようかと考えているような人の役に立てれば幸いだ。


 外ではあまりイヤホンは使わないし、ワイヤレスのほうは外用にしようか。本来なら、急にmaimaiとかやりたくなった時のために有線のほうを持ち歩きたいんだけどね……。

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