一度、低身長コンプレックスを克服した話。

前回に引き続き、低身長がコンプレックスである事について書きます。
前回の投稿は学のある方がとても読めたものでは無いので読まなくて良いです。
壁に描かれたスプレーの落書きの方が幾分価値があります。

本題に入ります。
中学3年生で身長が160cm前半でした。
その頃は、「もう少し欲しいなあ。最低でも170cmは。」って思うくらいでした。
高校生になってから一気に身長が伸びる方もいるので、全く不安はありませんでした。

ですが、それはあくまで稀に起こる事例が目立っているだけで、基本的には中学校卒業時点で低い人は、死ぬまで低いんです。
案の定俺も。

低身長コンプレックスで何が嫌かって、別に同級生の男子より低い事なんてどうでもいいんです。
女子からどう思われるかです。
女性の本能なのか、長身の男性がモテているから流されているのか、好きな芸能人が長身だからなのか。
顔や性格が同程度のスペックで、身長にだけ差があるのならそりゃ高い方を好きになるよな。
俺でもそう思う。 

ここでタイトルの内容に戻ります。
低身長を克服した話。
正確には恋愛面で気にならなくなった話について書きます。
明確に転機が訪れた時期はわからないのですが、キッカケはMMA(総合格闘技)をはじめた事です。
ジムにはじめて行ったのが中学2年生、クソ肥満児で柔道をしていたとはいえ、まだ子どもだったし、初心者だからスパーリングなんかさせて貰えないので、最初は楽しくミット打ちをしたり、関節技の練習をさせて貰いました。最初は。

ジムに通って2年目。高校生に上がって、大人の対人練習に混ざります。
もちろんいきなり本気で殴り合うスパーリングはしません。
キックボクシングルールで練習をしますが、お腹や脚部への攻撃は軽く当てる程度、顔には攻撃を当てないルールで安全に。

ただそれでも。向こうのローキックが当たる距離で、俺のローキックは当たらない。顔に伸びてくるジャブは、練習だから当てられないけど、多分試合だと貰ってる。
ああ、リーチ(手足の流さ=攻撃の射程範囲、身長が高いほど当然リーチも長い)が長いって正義なんだな…。
わからされました。
技量もフィジカルも足りていないのですが、身長があればもう少しマシだろうな…と悲観的になりました。

ですが、別にジムに行く頻度は落ちないし、練習は楽しいです。
高校2年生の春休みには、初めての試合に臨みました。
自分よりも身長が10cmは高いであろう選手2人と試合を行い、2敗。
ですが、相手のパンチが見てた瞬間にこちらも同時に手を出せば、相打ちでパンチが当たるし、何なら相手が鼻血を出していたし、身長差で不利な点を感じる事無く試合を終えることが出来ました。

試合に負けて悔しいのは悔しいので、練習量は増えたし、フットワークを覚えてからは自分よりもリーチのある相手とも充分戦えるようになりました。
今では、正直自分の身長+10cm(だいたい173cm)程度の相手なら、リーチ差は気になりません。

あれ?!
身長が低くて悩んでいたけど、そんな事どうでも良くなるくらい毎日が充実して、楽しいぞ?
一生この時間が続けばいいのに。

そして遂に昨年の8月、「リーチ差の悩み」を完全の払拭する出来事が。
アマチュアの中国地区大会で、自分よりも身長が高い相手を4人倒し優勝します。
内容がとても良く、トーナメントの中で最も身長が高い選手(多分175cm前後)を膝蹴りでKOします。
そして、4試合の中で一発も顔にパンチのクリーンヒットを当てさせませんでした。

リーチ差で悩まなくなったのは、練習での勘違いじゃなかった!
それを実践で結果を出すことで、他の誰でもない自分自身に証明しました。


ふぅー。やれやれ。
7年間も飽きずに良く頑張った、頑張った。
全国大会は1回戦で負けてしまったけど、1年間勉強の時間を貰ったと思ってまた頑張ろう!
試合はしばらく無いし、学生生活も今年度で終わりだから彼女を作って一緒に過ごしたいなあ。

…同級生はみんな県外に出ちゃったし、小・中学校の地元の友だちの連絡先も知らない。
ジムの仲間も30代より上が多いので、20歳前後の女性は紹介して貰えない。

はて、どうしようか…?
うーん、知らない人と連絡を取るのは怖いけど、マッチングアプリを真剣にやってみよう。
これが昨年の11月のお話。
アプリ自体はそれ以前からインストールしていたのですが、適当な写真を設定して偉そうに女性を選別していただけでした。

タイトルに戻りますが、このマッチングアプリで、一度克服した低身長コンプレックスが再度降りかかります。

クソうんち文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメント欄でヘイトスピーチお待ちしております。


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