れいわ新選組党本部、山本太郎、大石あきこへの質問状公開

質問状
前略
先月、11月30日にワリード・シアム駐日パレスチナ大使が、れいわ新選組の大石あきこ衆議院議員に表敬訪問されたというX(旧twitter)の投稿を閲覧した。
れいわ新選組の所属議員の国会によるパレスチナ支援の訴え、デモ等の活動は一定の成果を得たと思う。
しかし、これからが、れいわ新選組の試金石、試練であろう。
先ず、今回の成果について現実的な視点で評価したい。
国会でイスラエルによるパレスチナ、ガザ地区への侵略について非難を訴え、パレスチナ、ガザ地区への支援を訴えるだけでは少数政党の域を出ないし、デモによる啓蒙活動についても市民活動の域を出ない。
何故か?
諸君らは少数であっても衆参併せて8名の国会議員によって構成される国政政党である。
国政政党として、イスラエルによるパレスチナ、ガザ地区への侵略、虐殺及びパレスチナ、ガザ地区への人道支援について成果を得たと言うには程遠いと評価せざるを得ない。
戦う野党、市民との共闘は良いが、イスラエルによるパレスチナ、ガザ地区への侵略、虐殺は緊急を要する人道問題である。
この問題こそ、党派、派閥を超えて、超党派で取り組むべき課題ではないのか?
勿論、政界においてはイスラエル側を擁護、支援する与党自民党をはじめとする、米国の゙言いなり、追従する国会議員が多くの議席を獲得している情けない現状については承知している。
しかし、イスラエルによるパレスチナ、ガザ地区に対する侵略、虐殺に対して反対し、パレスチナ、ガザ地区の人道支援を訴える他党の議員にも呼びかけ、超党派で出来ることもあるのではないか?
国外においても、他国の反シオニズム、反イスラエル訴え、パレスチナ、ガザ地区の解放を主張する政党、政治家との交流、情報交換、意見交換、協力も可能ではないのか?
この緊急事態の局面において、戦う野党という、時代遅れの使い古されたスローガンに固執することに何の意味があるのか?
戦う野党ではなく、責任ある国政政党として行動することが、れいわ新選組が政権交代可能な政治勢力として信を得る近道ではないのか?
デモ行進や街頭活動についても、それは、政治的権力を持たない我々、一般人の活動家、運動体、市民団体が政治に訴える手段、啓蒙、示威行動であり、我々の声を国会や国際社会に伝えて、政治に反映させるのが、国政政党たるれいわ新選組、れいわ新選組に所属する国会議員の役割ではないのか?
欧米西側諸国に追従する属国である日本で反イスラエル、パレスチナ解放を主張するのは茨の道であるが、国政政党、国会議員としての成果をあげなくてはならない。戦う野党、野党と市民の共闘と言った、少数政党、市民活動の枠に留まるだけでは、政権交代しながら消費税増税、緊縮財政を進めた旧民主党と変わらない。
このままでは、れいわ新選組が党勢を拡大したところで旧民主党政権、或いは、自社さ政権のように、やることは自民党と変わらないのでは?現在の活動も単なるパフォーマンスでは?と三行半をつけられるであろう。
それでは困るのだ!
私は日本未来会議という超反米主義、反イスラエル帝国主義、反グローバリズムを掲げる運動体で活動している。
日本未来会議は結成以前、代表、メンバー、それぞれ、反米、右翼、民族派として活動していたが、そういった既成概念をかなぐり捨て、右翼界隈のはぐれものとなり、左右保革、イデオロギーの違いを超えて、現在、日の丸や運動体の旗ではなく、パレスチナ、イランの国旗を掲げ、超反米主義として反米、反シオニズム、反グローバリズム闘争を展開している。
れいわ新選組も次のフェーズに移行する時ではないだろうか?
ワリード・シアム駐日パレスチナ大使の表敬訪問に込められた期待に応える為にも、れいわ新選組は、国政政党、国会議員としての成果を出さなくてはならない。
上記を踏まえた上で、国政政党れいわ新選組党本部、大石あきこ衆議院議員、山本太郎参議院議員に質問する。
①シオニスト政権、イスラエルによるガザ地区、パレスチナへの攻撃再開にあたり、今後、国政政党、国会議員、政治家として、どのような政治的取り組みによって、シオニスト政権、イスラエルによる侵略、虐殺行為を阻止し、パレスチナ、ガザ地区への速やかな人道支援を実現するか?
②国政政党、国会議員として、日本国内、他国、国際社会にどのようにシオニスト政権、イスラエルの蛮行を告発し、パレスチナ、ガザ地区の解放を訴えていくか?
上記、①②について回答願いたい。
質問①、②への諸君らの回答をもって、れいわ新選組の活動が単なるパフォーマンスなのか?
本気でシオニスト政権、イスラエルを告発し、パレスチナ、ガザ地区の解放を国内政治、国際政治に訴える国政政党なのか?
一つの判断材料としたい。
我々、日本未来会議はどの政党、どの政治家にも忖度しない。
れいわ新選組代表である山本太郎参議院議員の言葉を借りるならば、政治家なんか信用してはいけない、山本太郎も信じるなという言葉のとおり。
我々、日本未来会議は政党、政治家を投票で選出すると同時に、政党、政治家を監視しなくてはならない。
政党、政治家に疑問があれば問い質す。
政党、政治家が道を誤り、国家、国民を危険に晒す事があれば厳しく糾弾する。
与野党問わずである。
国政政党れいわ新選組党本部、大石あきこ衆議院議員、山本太郎参議院議員の熱意ある回答を待つ。
※日本未来会議については日本未来会議YouTubeチャンネルの動画を参照されたし(https://youtube.com/@user-ls6lc2tg1o?si=3w7y1ABEbhY0kq0f)

以上
日本未来会議メンバー
木島 伸一

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