在日アメリカ大使館へ抗議メール送信

危機的な世界情勢について
抗議文
在日アメリカ大使殿
(送信先:HRDSupportJapan@state.gov)

最近の世界情勢について、これまでにない危機的状況であると認識している。
ウクライナ紛争、パレスチナ問題、東アジア(朝鮮半島、台湾、尖閣諸島)、南シナ海、西アジアの情勢は一歩間違えば、第三次世界大戦、更には、核戦争という不測の事態を招く可能性がある。
アメリカのブリンケン国務長官は2024年5月31日、訪問先のチェコでの記者会見において、ウクライナ側の要請に応じ、アメリカが供与した武器を使用によるロシア領内への限定的な攻撃をバイデン大統領が承認したと発表した。
ウクライナによるロシア領内への攻撃について、イギリス、フランス、ドイツは供与した武器の使用を一部承認しアメリカと足並みを揃えた形だ。
これは事態の悪化を招く、最悪のエスカレーションである。

ロシア側も厳しい判断をせざるを得なくなるだろう。

アメリカ及び同盟国はロシア側の核使用の誘発を狙っているかのように思えてならない。
本来ならば、世界各国が足並みを揃えて、ロシア、ウクライナ双方に中立的な立場で早期停戦、外交による紛争解決を提案すべきではないのか!
ウクライナだけではない!
イスラエルに対しても、パレスチナ・ガザ地区での民間人を標的にした虐殺行為を全く批判せず、容認しているではないか!
そして、我が国の隣国である中華人民共和国(以下、中国)と台湾島を実効支配し統治している中華民国(以下、中華民)の紛争にも介入し、軍事衝突を誘発させようとしているのではないか?
そうなれば米軍基地を抱える我が国も巻き込まれる。
いざ、有事となれば、日本は朝鮮戦争や現在のウクライナ紛争のような代理戦場となってしまうのではないか?
朝鮮半島情勢も油断のならない状況。
先日のロシアと北朝鮮が首脳会談により締結した包括的パートナーシップは、欧米諸国がウクライナに供与した武器をロシア領内への攻撃に使用する事を承認した牽制であろう。
朝鮮半島で有事となれば我が国も無傷では済まなくなる。
かつてのキューバ危機と同じく危険な状況である。
全ての事象は欧米、NATO参加国によるロシア、中国に対する挑発と圧力によって引き起こされていると言っても過言ではない。
我が国、日本は世界で唯一、広島と長崎にて原爆による核攻撃を経験した被爆国である。
アメリカは世界で唯一、広島と長崎に原爆による核攻撃を実施した加害国である。
被爆国の国民としてアメリカに抗議する!
これ以上、世界各地における国際紛争、戦争に介入するのはやめよ!
それは、より一層、事態の悪化を招く!
第三次世界大戦、及び、核戦争は既に現実味を帯びている。
ロシアや中国を敵国として挑発したり、国際社会から孤立させてはならない!
対話、外交による国際紛争、戦争の解決を怠ってはいけない。
あの第二次世界大戦における東アジア戦線、東南アジア戦線、欧州戦線で、お互いに被った多大な犠牲と損失を忘れてはならない。
あの戦争においては、アジア、アフリカにおける植民地の拡大や途上国の人々に奴隷労働を強いる為に、一部の富裕層、資本家、軍産複合体だけが肥え太り、多くの若者達が戦場で命を落とし、非戦闘員が戦禍の犠牲となった。
我が国も過ちを犯した。
同時にアメリカも広島、長崎への原爆攻撃という核兵器による大量虐殺という過ちを犯したのだ。
そこに、もはや、正義も、戦勝国も存在しない。
広島、長崎で原爆に焼かれて死んでいった人々の事を忘れてはならない。
広島、長崎への原爆攻撃の加害国であるアメリカが国際社会で果たすべき事は何か?
広島、長崎で自らの過ちを認め、原爆攻撃による犠牲者、被爆者に謝罪し、二度と戦争での核兵器使用という過ちを犯さない事を宣言し、世界各国の模範となり、核軍縮を推進し、中立的立場で、世界各地の国際紛争、戦争に対して対話、外交による停戦と解決を促す事である。
そして、新たなる国際紛争、戦争、負の連鎖を回避する事だ。
平和外交を徹底せよ!
今後、第三次世界大戦、核戦争が起きないという保障はない。
核戦争に勝利者は存在しない。
あるのは、我々、人類の破局、破綻のみである。
我が国、日本の総理大臣は欧米諸国に対し追従、服従し、何も意見を述べないであろう。
しかし、総理大臣は日本のトップではない!
日本のトップは、我々、日本国民である!
この抗議文は世界で唯一の原爆攻撃による被爆国である日本の国民としての警告であり、メッセージである。
誠意ある返信を待つ。
以上
2024年6月26日
日本未来会議メンバー
木島伸一
電話 ◯◯◯
Eメール ◯◯◯
住所 ◯◯◯
※令和6年7月4日現在、具体的な返信なし。

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