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前髪を規制する校則に関して(以前投稿したものを編集して再投稿しています)

高校のときの校則に、前髪は眉上でなければならないというものがあった。つまり、少なくとも眉にぎりぎりかかるくらいより上までは、前髪を切らなければならなかったのだ。ぎりぎりの眉にかかっているくらいであれば、身体検査では許容された。

自分は頭が固かったため、ルールは必ず守らなければならないという信念や、髪にかかる費用は安く済ませたいという気持ちがあった。そのため、身体検査の日の前には必ず前髪を眉よりも上に切っていた。それも、自分の手で。その髪型は正直ださかったが、それよりもルールを守るということや、前髪にわざわざお金を払わないというのも重視していた。つまり、お金を払ってきれいな前髪にすること、ほかの多くの人と同じように校則のぎりぎりの前髪にすることよりも、ルールをかっちりと守ることが、優先順位としては高かったのだ。

今考えてみると、自分の頭の固さにも愕然とするが、それよりも、前髪をそこまでして短くする必要があるのかという疑問が出てくる。前髪を眉上にしなければならないというのは、とてもナンセンスではないか。しかも、なんと前髪を眉より上にしてはいけないというような真反対の校則のある学校もあったらしい。また、会社に入れば眉より上に前髪を切っている人は逆に変なのではないか。もちろんおしゃれなどであえて前髪を短くしていたり、それで似合っていたりする人もいるが、眉上で前髪を切っている社会人は少ないのではないだろうか。

このように考えていると、前髪に関する校則について疑問視したくなる。この校則に関しては、今一度考えてみる必要があるだろう。

#みらいの校則

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