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ミネラルってどんなはたらき?

アメリカの生化学者ライナスポーリングは

「すべての病気はミネラル不足に帰する」

と言いました。
それだけミネラルは体に大切なものであることがわかります。

ミネラル
*語源は「Mine」鉱山のこと
*生体微量元素
*無機質(灰分)燃やすと残る
*五大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル)のひとつ

ミネラルは体内を構成する成分として体に4%~5%存在

種類、割合は海の成分に似ている

体内で合成できない

体内で蓄積できない

他の栄養素と結合し、ホルモンやエネルギーの生成を助ける 

欠乏すると両方が機能せず、疲れやすくなったり、睡眠障害など諸症状が表面化

さらにせっかくとった他の栄養素がミネラルがないために活かされないという負のスパイラルがおこる

最近は、メンタル面にも悪影響を及ぼしているというデータもあります

セレン不足
立ちくらみ、熟睡できない

疲れやすい
カルシウム マグネシウム不足

立ちくらみ
鉄 銅 セレン

熟睡できない
鉄、銅、セレン

寝起きがつらい
亜鉛、カルシウム

手足の冷え
クロム、カリウム、銅、鉄

ストレスなどで過剰に消耗する

ストレスの多い現代人の日常生活では不足しがち

なので
果物、野菜をたくさん食べるように
しかし
土壌汚染、水質汚染、環境の変化で土地は痩せ、そこで作られた野菜は化学肥料、農薬にたよる事となりミネラルも半減している

足りない栄養素は補助食品、サプリで補う必要がでてきている

しかし
安価なサプリにはそれなりの意味があるので安易に摂取するのはオススメできない

安心安全な物にはかならず
コストがかかるからだ

ミネラルはバランスが大切
ミネラルだけではない
5大栄養素もしかり

とりすぎても
不足しても

ダメ

ミネラル摂取時に一緒にビタミンをとると体内の吸収働きを助けると言われています。

現代人に不足しがちなミネラルはカルシウム、鉄といわれています。
昨今はタンパク質も不足ぎみ。

カルシウムは酵素の働きも調節しているので体に一定のたくわえが必要。

カルシウムは体全体の1.5%
体重60㎏の場合
900グラ(約1㎏)
その大半が骨格にリン酸カルシウムとして存在
そのためリンも全体の1%500グラム含まれている

人体のミネラル含有量の多い順
カルシウム
リン
イオウ
カリウム
ナトリウム
塩素
マグネシウム

微量ミネラルとして

亜鉛

ヨウ素
マンガン
セレン
クロム
コバルト
モリブデン
その他

地球が誕生したころの海水は強い酸性溶液だったそうです。
蒸発と凝縮を繰り返し地殻内の玄武岩と接触し
ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、などの陽イオンを溶かし
火山や温泉活動による炭酸ガス、塩酸ガス、亜硫酸ガス、窒素ガスが海水に溶け込み
多量のミネラルを含んだ海水になったそうです。

だから、海水のミネラルバランスと人間のミネラルバランスが似ているんですね。

それを考えるとやはりミネラル不足が身体によくないことがよくわかります。

だから人間のミネラルバランスに近い
ミネラルバランスのよい

海塩を
料理には使ってほしいです。

塩の表示ラベルで判断できます。
天日干し,平釜の工程のものをオススメします。

市販の多くはイオン交換法、立釜法で塩化ナトリウムのみ抽出のため
ミネラルが失われています。

自然から離れていけばいくほど体に害を与えるといわれています。
口に入れる物はよく考えましょう。

食物繊維もしっかり摂取して
腸の働きをよくしましょう。

食べた物は5年後、10年後に健康にあらわれます。

歳を重ねても楽しく自立して生活できますように。

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