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エンジニアチームの2週間 ~チームでどのようにタスクを回してる?~

こんにちは。広報チームの完山です!

本記事では「エンジニアチームの2週間 ~チームでどのようにタスクを回してる?~」と題して、弊社のエンジニアチームの働き方や実際の業務フローについて、エンジニアチームCTOの小間にインタビューを行いました。

2週間で区切っている理由も分かるので、ぜひ最後まで目を通していただけると嬉しいです。
では、早速スタート!

※当記事は、2022年12月公開時の内容です。


エンジニアチームの構成

リラックスしてもらうために、自席でインタビューを受けるCTO小間

完山:それではまず、エンジニアチームの基本情報としてメンバーの人数や構成要素を教えて下さい!

小間:エンジニアチームは、2022年9月時点で正社員メンバー5名、業務委託メンバー13名の合計18人から構成されています。

完山:18名がユニットや小チームに分かれて作業をしているのでしょうか?

小間:そうですね、正社員メンバーの5人は全員で1チームとしてスクラム開発を行っています。

スクラム開発とはチーム全員で協力し、タスクを分担してプロダクトを完成させていく開発のことです。ラグビーのスクラムのようにメンバー間でがっちりと支え合っている様子をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

業務委託メンバーについては、勤務日や勤務時間が人によって様々なので個々にタスクを依頼する、という形を取っています。正社員メンバーで勤務歴が長いメンバー2人が業務委託メンバーのマネジメントを担当しており、タスクの分配や業務の進捗状況などを管理しています。

タスクの分配は個人のゴールを意識

完山:今タスクという言葉が出ましたが、誰がどのタスクを担当するかはどのように決まるのでしょうか? 裁量の大きさは多くの人が気になるポイントかと思いますのでお聞かせください。

小間:はい、タスクの分配についてですが、開発は大きくバックエンド、フロントエンドに分けることができます。

弊社ではバックエンド、フロントエンドのどちらかを担当として受け持ち、その中ではまんべんなく様々な業務を行います。得意領域があればその領域に軸足を置きながら他の業務も行います。1人に特定の業務を任せきりにしてしまうとその人がいないとプロダクトが回らなくなってしまうため、できるだけ多くのメンバーが多くの業務に携わるようにしています。

裁量についてですが、個人がやりたい仕事・達成したいこと(個人のゴール)の他に、会社としてやらなければならないこと(会社のゴール)も考えなければなりません。会社のゴールと個人のゴールが一致した際には、できるだけメンバーが希望する業務を割り当てるようにしています。弊社は社員の成長をとても大切にしているため、定期的に各メンバーと1対1で面談を行い、それぞれのゴールの明確化・共有を図っています。

2週間単位でのチームの動きについて紹介

完山:エンジニアチームの基本的な単位やタスク分配方法についてわかりました。続いて、本題であるエンジニアチームの2週間について聞かせてください。

小間:弊社のエンジニアチームは2週間単位で動いていますので、我々の2週間をお伝えしますね。


1週間目
月 —

  • 全社会議

毎週月曜日に会社全体で行われる全社会議があり、エンジニアチームも参加をします。各部署が今どのような業務を行っているのかの情報共有や、人間関係を円滑にするために各メンバーの背景や現状を共有する目的で行われる健康観察などを通して、会社及びメンバー間の理解・関係を深めます。

  • プランニング

我々エンジニアチームは2週間単位で動いているため、2週間で達成したいことの洗い出しを行います。エンジニアチーム内だけではなくプロダクトマネージャー(顧客のニーズ調査担当者)とディスカッションをしながら洗い出しを進めます。
顧客のニーズに対してマネージャーがwhyを定義し、エンジニアチームがhowを考える、というイメージでディスカッションします。このプランニングに基づいて各メンバーの2週間のタスクが決まります。

  • リファクタリング

1度リリースしたプロダクト機能が円滑に使用できるように、また、新しい機能を追加しても不都合なく回っていくように1週間に1度リファクタリング(設計の見直し)を行います。

  • 夕会

毎日夕方に15分時間を取り、その日の業務内容やタスクの進捗についてエンジニアチーム内で共有する会です。

レビューし合うことでブラッシュアップを図ります

— 火・水・木 —

  • ひたすら実装!

各々タスクの消化を行います。個人作業のように思われますがコミュニケーションを頻繁に取ることを心掛けており、自己完結しないよう相互レビューも活発に行っています。

  • 夕会

— 金 —

  • 実装

  • 夕会

  • 社内イベント

金曜日の夕方は社内イベントがあることが多く、エンジニアチームのメンバーも多く参加をしています(自由参加です)。

外部の方が講演をしてくださるセッション会や、我々エンジニアチームが講師となり弊社の社員にIT基礎知識等を教える勉強会などが開かれます。セッション会・勉強会の後にはカジュアル飲み会もあり(もちろんこちらも自由参加です!)、メンバー間の関係を深めています。

他にも社内で希望者を募りオフィス周辺のカフェを開拓するカフェ会や、オフィスでカレーを作るカレー会などが不定期で開かれており、チーム内外でコミュニケーションを取る機会が数多くあります。
イベントだけでなく、日ごろからSlackの発言にリアクションやコメントが多く付いたり、という点からもコミュニケーションの活発さが伺えると思います。部署が異なっても関わる機会が多くある点は、弊社の強みであると思います。

2週間目
月 —

  • 全社会議

  • リファクタリング

前週と同じく全社会議に出席し、リファクタリングを行います。プランニングは2週間に1度しか行わないため今週はありません。

  • 夕会

火・水 —

  • 実装

残りのタスクを消化します。

  • 夕会

各自好みのモニターを手配してもらえるので作業がスムーズ!

木・金 —

  • リリース作業

顧客にプロダクトをリリースするための準備を行います。リリース作業に加えてバグの確認・修正等も行います。

  • 夕会


以上がエンジニアチームの平均的な2週間の流れです。

毎週ではありませんが、不規則的にイベントを開催する場合もあります。以前エンジニア合宿を開催して八丈島に行ってきました!

勤務時間・形態は、個人に任せるスタイル

完山:ありがとうございます!読者の方も弊社のエンジニアチームのスケジュール感を具体的に掴むことができたのではないでしょうか。勤務時間や勤務形態など、働き方についても教えてください。

小間:はい。働き方について言うと、人によって本当に様々です。
私は毎日出社していますし、リモートと出社が半々のメンバーもいれば、フルリモートのメンバーもいます。正社員メンバーには山口県在住の方もいるので、働き方は本当に個人の自由です。

大切なのは、出社・リモートに関わらずコミュニケーションが取りたいときに取れるかどうか。Slackのハドル機能などを活用してリモートでも常に繋がりながら勤務できる環境を作っています。

また、完全なフレックス制度を導入しており、好きな時間帯に仕事をすることが可能です。子供の送り迎えのためにこの時間は仕事をせず、代わりに夜や朝仕事をする、というような働き方をしているメンバーもいます。

エンジニアチーム全体で行う夕会や、週に2度ある業務委託メンバーとのコミュニケーション会議、調査隊(社内の他部署)との会議などは、該当メンバーは参加必須となります。その時間帯だけは優先して時間を空けてもらっています。

メンバーが出社している時のオフィスの雰囲気

成長をサポートする環境が特徴

完山:かなり自由な働き方が可能ですね!最後に、エンジニアチームのカルチャーやバリューなどありましたらお聞かせください!

小間:第一に、成長するための環境が整っている、という特徴があると思います。

例えば、技術書を会社として購入し、誰でも読めるようにしています。読んだら読書メモとして感想や要約をドキュメント化して残し、理解を深めたり意見交換するツールとして役立てています。

技術ブログも作成しています。弊社の技術ブログは書きたいメンバーが書きたい時に書く、という形態を取っているため不定期に更新されます。自分の成果を世に出していきたい、社内だけでなく社外のためにも役立てたい、という志を持ったメンバーが多いため、タスクとして強制せずとも主体的に執筆を行っています。

前述のエンジニア合宿や社内勉強会などスキルアップのための機会は数多くありますし、メンバーの成長をサポートする風潮が強くある会社だと思います。

目的意識を重要視するカルチャーがあり、言われたことをこなすだけではなく、なぜその作業が必要なのかを常に意識しながら作業を行っています。
エンジニアチームに限らず弊社の会社全体のバリューとして「主体的であること。謙虚であること。面倒を愛すること。」というものがありますが、この価値観が行動に表れているなと感じることも多々あります。

完山:以上でインタビューは終了となります!小間さんありがとうございました。

まとめ

弊社エンジニアチームでの具体的な働き方や雰囲気についてわかっていただけたでしょうか?
本記事を通じて弊社で働くイメージがより明確化されていましたら幸いです。ご一読ありがとうございました!


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