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冷めたコーヒーを美味しく飲む3つの方法

飲み物の中でトップランクに位置するほど美味しくないものとして「冷めたコーヒー」というものが、みなさんの中にあるかもしれません。
最初にお伝えしておきますが、コーヒーの品質が高いものは冷めても美味しいです。冷ますことでコーヒーの品質を見分けるという方法もありますが、それは今回とは別の話。

冷め切ってしまったコーヒーを美味しく飲む方法が、実は3つあります。

コーヒーを温め直すのはダメ?

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方法をご紹介する前に、まずはこの話題。「温め直すと香りが飛んでしまうから絶対にNG!」のような情報をたくさん見かけます。伝えたいことは分かります。温めると蒸気と共に香りが飛んでいってしまいます。これは科学的にもその通りです。湯煎がいいんだ!という情報もありますが、結局温め直していることは変わりませんから、香りが抜ける原理は一緒です。八方塞がりですね。どうしましょう。大丈夫です、冷めたコーヒーを美味しく飲む方法はあります!

方法その1

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温め直してください。「・・・ひどい。前段は何だったの・・・?」とみなさん思われたでしょう。実は温め直す”温度”に秘密があるのです。直火でも湯煎でも電子レンジでも変わりませんが「沸騰させる2段くらい手前」まで温めてください。温度で言うと70〜75℃。最高でも80℃まで。そうすると香りが飛びませんし温かいです。ハンドドリップコーヒーは抽出後、お客様にご提供するときの温度は実は75〜80℃くらいなんです。そうですよね。沸かしたてのお湯ではなく、少し落ち着いたお湯を用いて抽出するので、時間をかけてドリップされた温度はさらに低い。それが美味しいのだから、実は適温まで温め直せばいいだけなのです。温め直しというとすぐに沸かすイメージになりがちですが、冷めたコーヒーが温かくなればいいだけなので、どうぞ極端にならず、優しく温め直ししてください。普通に美味しいお召し上がりいただけます。

方法その2

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氷をいれてアイスコーヒーにしてください。冷めたコーヒーをそのまま愛してください。冷めたインスタントコーヒーはえぐみも出て厳しいかもしれませんが、丁寧に抽出したコーヒーが冷めただけですと、意外にアイスコーヒーとしても美味しいんです。なので、逆に冷まして、冷たいコーヒーとして楽しんでください。

方法その3

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カフェオレにしてください。冷たい牛乳でアイスカフェオレに。牛乳が入ることでえぐみも消され飲みやすくなります。香りは気にする必要はありません。カフェオレなんですから。そのカフェオレを温め直してホットカフェオレもいいですね。温め直す温度は方法その1でお伝えした通り80℃くらいまでがいいでしょう。牛乳も性質変化しますし、温めすぎ注意です。たっぷりと糖分を入れるとなお美味しいですよ。ミルク系は甘いに限りますね。

さいごに

冷めたコーヒー捨てていませんか?情報に流されると「悪の飲み物」のように語られる冷めたコーヒーですが、十分に美味しくなります。ぜひ最後まで飲んでみてください。

コーヒーショップ開業支援の記事は鋭意製作中です。有料記事にする予定なので、文章量もたくさん、しっかりと内容があると判断いただけるものを書いています。お楽しみに。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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