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「珈琲いかがでしょう」1話目の痛恨のミス

昨年放送されていた「珈琲いかがでしょう」みなさんご覧になったでしょうか。私もコーヒー屋をやっている手前、全てではありませんが見ました。コーヒーがテーマになっていて、有名な俳優さんがたくさん出ているのはなんだか嬉しかったと記憶しています。実は1話目にコーヒー屋だったら絶対にしないミスがあったことを、みなさんはご存知でしょうか。

それはすぐにやってきた

最初の場面、コーヒー豆をミルで挽くシーンがあります。みるっこを使っていて、なんだか好評価です。いいですよねみるっこ。臼式の刃で粉の温度が上がりづらく、香りが飛びずらいし。価格の割に仕事をしてくれる電動ミルです。そのミルにコーヒー豆を入れる・・・ここで!

◯◯のタイミングがありえない

みるっこは豆を引く部屋に行く前に手動で動かす弁があります。コーヒーの粉を均等に挽くために、弁をしたまま豆を入れて、スイッチONで動かして、弁を開いて、豆を挽きます。この手順が正式なのですが、なんと主人公、弁を開いた状態で豆をセットし、刃に豆が着いた状態からスイッチONしたんです。このタイミングだと、挽き出しで豆の粒度にばらつきが出てしまい、味の抽出にムラが出てくるので、コーヒー屋で電動ミルを使う人たちは基本的にこのミスはありえません。なぜ技術指導が働いていないんだ・・・。

コーヒーは繊細

豆が刃についた状態からスイッチONと、ついてない状態からスイッチONで、挽きムラがかわってくるんです。この挽きムラが味に大きく影響しますから、コーヒーは繊細ですね。驚くべきことです。奥が深い。

それでもシンプルに楽しみたい

と、熱く語ってしまいましたが、それでもシンプルに楽しんでいただきたいのです。前回の記事と矛盾するんじゃないかと思われるかもしれませんが、粒度は大切なので、その記事を書いている時に思い出したのでついつい短時間で記事にしました。それでもコーヒーがドラマになるのは嬉しかったです。またやらないかな。Netflixにもあるんですね!またみよう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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