ファンタのファミリー層需要開拓

日経MJ 5/3 の拾い読み

□ファンタの愛飲者は10代の若者が中心でフルーツ系の炭酸飲料としてはシェアトップも、少子高齢化で10代人口の減少も予想される中、先行きを不安視。

□20年3月に発売したファンタプレミアは、かつてファンタを愛飲していた30代以上の大人の支持を得てヒット、オトナの需要を取り込んだ。

□また、ファンタは母親層の購入が減り続けているとされ、購入者に占める20〜30代の女性の割合は15年に27%から20年は24%まで低下。

□炭酸ジュースが大量の砂糖を使用するイメージから小さな子どもには飲ませたくないと考える声も。また、子どもが成長して最初に飲むのがフルーツ系飲料から最近では乳酸菌系へとシフトする傾向にも着目。

□子供でも飲みやすい乳酸菌系の炭酸飲料に仕上げたファンタヨーグルラッシュを商品化して、小さな子どもも含め家族で楽しめるファンタをねらう。

□1940年にドイツで開発されてから80年以上。ブランドの若返りに向けて老舗ブランドの活性化に取り組んでいる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?