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バンドを始めるには?主催ライブの開催方法を解説

「主催ライブがしたい」

「自分で対バンを決めたい」

ライブを重ねていくと、「主催ライブ」という言葉を聞くようになります。

主催ライブは、開催まで様々なステップを踏む必要がありますが、成功すれば普段のライブよりもたくさんのメリットが生まれます

そこで、今回は主催ライブの開催方法について徹底解説します。

主催ライブ開催までの手順も解説しているので、是非参考にしてください。


主催ライブのメリット

主催ライブには普段のライブにはないメリットがあります

ここでは、主催ライブのメリットについて解説します。


出演者を自分たちで決めれる

ライブハウスや他のバンドのブッキングとは違い、主催ライブでは自分で対バン相手を決められます

よって、自分たちの雰囲気に合っているバンドや、自分のバンドより知名度が高いバンドを呼ぶことも可能です。

ただし、知名度が高いバンドはギャランティを払わないと出演してもらえない可能性もあるので、注意が必要です


実績になる

主催ライブを成功させるとバンドの実績になります

例えば、キャパ100人のライブハウスで単独ライブをしてチケットをソールドアウトした場合、それがそのままバンドの実績になります。

その実績からよりいいイベントに出演できたり、音楽レーベルから声がかかる可能性もあります


主催ライブのデメリット

主催ライブには魅力的なメリットがあると同時に、デメリットも存在します。

ここでは、主催ライブのデメリットについて解説します。


時間を割かなければならない

主催ライブは、開催までに様々なステップを踏まなければならないため、主催ライブの為に多くの時間を割かなければいけません

バンド以外に仕事をしている人には特に負担がかかるでしょう。

ですが、主催ライブの為に時間を割けば割くほど、成功する可能性は高くなります

そのため、主催ライブをする際は少なくとも3~4か月前には準備を進めておきましょう。


金銭的な負担が多い

主催ライブは、お金がかかります。

ライブハウスをレンタルする必要があり、平日でも一日レンタルすれば10万円はかかります。

土日であればそれ以上です。

したがって、チケットや物販を売らなければ大赤字になる可能性があります。


主催ライブ開催までの手順

ここまでは主催ライブのメリットやデメリットについて解説しましたが、ここからは主催ライブを開催するまでの手順について解説します。

是非参考にしてください。


ライブハウスに相談

まずは、主催ライブを開催したい旨をライブハウスに伝えましょう。

開催するライブハウスを選ぶ基準は以下の通りです。


  • 頻繁に出演していて、自分たちの曲の雰囲気を知ってくれている。

  • 音響や照明が自分たちに合っている

  • ファンが来やすく集客が見込める


いわゆる自分たちのホームのようなライブハウスを選びましょう

そこで日程やレンタル料の調整、自分たちに合うおすすめのバンドなどを聞くとよいです。

ブッキングリストを作っておけば、仲のいいライブハウスであればブッキングを手伝ってくれるかもしれません。


費用を算出

ライブハウスと相談したレンタル料や、対バン相手にギャランティを払うのであればいくら払うのかなど、主催ライブにかかる費用を諸々計算します。

ここでは、当日の集客見込みや物販をどれだけ売るかなども計算して、赤字にならないよう注意が必要です

一度確認するだけではなく、漏れはないか何度か確認しましょう。

出演バンドをブッキングする

次に出演してほしいバンドに声を掛けます。

あらかじめ主催ライブは何組で開催するのか決めておきましょう

他にライブが入っていたり、バンド以外の予定がある可能性も考え、第3候補までブッキングするバンドを決めておきましょう。

ブッキングの際には後でトラブルにならないよう、ノルマの有無やギャランティなどの金銭的な話をしておく必要があります。

集客

集客は始めるのが早いほど集客率が上がります

ライブハウスと日程を決めた段階で集客を始めるのが理想です。

集客は、自主イベントの成功を計る重要な指針になります

しっかりと時間をかけましょう。

タイムテーブルを決める

出演バンドが決定したら、タイムテーブルを決めましょう。

主催ライブは主催したバンドがトリを務めるのが一般的です。

タイムテーブルを決めるうえで重要なのがトップバッターです

トップバッターを務めるバンドによってイベントの雰囲気は変わるので、慎重に選びましょう。

演奏時間は、ライブハウスをレンタルした時間にあわせて設定しましょう。


どれだけ準備できるかで主催ライブは決まる

ライブ当日も大事ですが、主催ライブはどれだけ準備できるかで結果が決まります

完璧だと感じても、開催までの手順を何回も確認してミスや漏れがないか確かめましょう。


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