見出し画像

アートシンキング(芸術思考)と地続き? の、プレイシンキング(遊び思考)をしてみよう。


以前こんな記事を書きましたが、

僕は残念ながら、未だアートシンキングがよく分かりません。自著にも書いたように、自分起点でおもちゃを開発しているから、それもアートと言えばアート、なのかもしれませんが、自分の美意識とか、直感とか、それを活かすのがいいんだというのは分かるけど、言語化が難しい。

そう考えると、その前に普段自分がやっているのは、プレイシンキング(遊び思考)で、おそらくアートシンキングに似てるけどわかりやすいし、自分の直感を活かすものだよな、と気が付きました。

つまり、何が起きたら、どんなものだったら、「面白いか」「笑えるか」「興奮するか」「癒されるか」「ハマるか」などを自分の体験をベースに考えるわけです。本業のおもちゃ開発の仕事でやっているのは勿論それだし、それを続けているうちに、どうやったら楽しく働けるのか、とか、どうやったら楽しく子育てができるのか、などを当たり前に考えているようになったのだと思います。

生活には便利さだけじゃなく、楽しさも必要ですか? という問いには、誰もが YES と答えるでしょう。楽しいことがないと人は生きていけません。健康状態などにも影響するはずです。でも、誰もが充分に「プレイシンキング」ができているかというと、そうでもないのが実情だと思います。

「自分の仕事は楽しくないのが普通」
「自分の家庭生活は楽しくないのが普通」

などと思っている人もいるかもしれません。まあ、それは大げさで、そういう人はほとんどいないとしても、

「電車通勤は楽しくないのが普通」
「試験勉強は楽しくないのが普通」
「経理作業は楽しくないのが普通」
「家事は楽しくないのが普通」・・・

と思っている人は、結構多いのではないでしょうか。

そんな人がいたら、ぜひ伝えたいです。

プレイシンキングは、すべてを遊びにすることができる思考法です。


世の中を見ると、堅い業界でもプレイシンキングは多々導入されています。

例えば医療業界でも、

例えば金融業界でも、

その他いろいろ、でも。


あらゆる業界、あらゆる働き方、あらゆる面倒なことは、思考法ひとつですべて、遊びにすることができます。そしてあらかじめそのような遊びが付加されたプロダクト・サービスのニーズは、これからどんどん高まっていくでしょう。

プレイシンキングを体系的に話すとすごく長くなるので、もし「身に付けてみたいな」と思ってくれた方がいたら、まず以下のことをちょっと試しにやってみて欲しいです。

1.今の生活に存在する、楽しくない事や面倒なことを一つ思い浮かべる。
2.自分が好きな遊び(趣味、娯楽など)を一つ思い浮かべる。
3.「2.」で思い浮かべたものの中の楽しい行為を、「1.」で思い浮かべたことの中に取り入れて、やり方を変えてみる。

例えば、家事が面倒で、noteを書くことが好きな人だったら、家事をやって発見したことをnoteに書いてみる。それが楽しくて、次の家事に意欲が少し湧いたら、それはもう立派なプレイシンキングの第一歩です。

いろいろな遊びを知って、それがなぜ楽しいかを理解して、その理由を応用していけば、仕事も、生活も、どんどん楽しくなっていきます。みんなで、プレイシンキングを活用していきましょう。

※プレイシンキングに関しては、後日、もっと詳しい続編を書きますので、引き続きお付き合い頂けたら嬉しいです。

ちなみにうちの会社(ウサギ)は今年、

・営業
・筋トレ継続
・片付け
・読書
・お金

を遊び化していこうと企んでいるので、ご興味ある方はご一緒してください~。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?