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三蔵法師一行は天竺をめざす

もう何回も見てきたTravis JapanのJUST DANCE!
だけど、こんなにキラキラと輝くようなJUST DANCE!は初めてだった。

並み居る人気出場者のなかで、2022年のセミファイナルに進むことができなかったトラジャが、視聴者に選ばれて戻ってきたことは誇らしい。
「あの子たちをまた見たい!」と思ってもらえたなんて、これはもうSpecialなことだ。
しかし残念ながら、今回も次に進むことはかなわなかった。

でも、それでいい。

彼らが恐れることより楽しむことを掴み取り、自分たちの成長を「Have fun!」というメッセージにのせて、観客や視聴者に届けることができた。
それ自体が内面の成長を感じさせる、素晴らしいパフォーマンスだった。
松倉くんのブログ(まちゅまる)にも悔いはないという内容が書かれていて、頼もしいことこの上ない。
ポジティブなものに溢れた敗戦だった。

今回のAGTでも、彼ら自身から伝わる優しさ、謙虚さ、無垢なものがしっかり観客や審査員に伝わっていた。(あと、very cute!も)
それは自分たちが敗れた後、観客と同じようにモニターに向かって拍手を送るトラジャの背中にも感じてもらえたんじゃないだろうか。

今回のfantasy leagueは、トラジャの魅力はこのステージでのパフォーマンスだけじゃないと、そのことに気がついた人たちがトラジャを呼び戻してくれたのだと思う。
その気持ちに恩返しすべく、いつかワールドツアーを叶えて欲しい。
彼らが作る、最高にしあわせな時間を世界中の人にも味わってもらいたいと思う。

トラジャの旅の終着点は、ここではない。
もっとはるか遠く、目には見えない場所かも知れない。
それは三蔵法師一行があると信じてめざした天竺のように、最後は「場所」が大切ではないのかも知れない。

そしてこの収録の後帰国し準備された「Road to Authenticity」を、私たちはいち早く受け取っていたことに感動する。

AGTで得たものを、もう分けてくれてたんだ!

最高すぎる!

そして、2022年の出場がデビューをもたらしたように、必ず次のステップがやってくる。
アメリカで発売されたばかりの「Road to A」が、AGT Fantasy League放送後にCapitolの通販ページで売り切れていたことが、彼らの注目が高かったことを物語っている。
来月にはグローバルエディションも発売。
彼らの音楽が世界中を旅して、たくさんの人の心に届きますように。

そして放送後、AGTの後にこそ見てほしいショート動画がアップされた。
冬の晴れた空の下でOkie Dokieを踊り、じゃれ合う7人の姿。
AGTでは絶対に見られない、彼らの等身大の姿。
彼らが変わってしまった、という人がいる。
ショーの見せ方は変わったかもしれないが、ここにいる彼らはどうだろうか。
彼らはInstagramやTikTokなど、ファンのために自ら企画し、投稿している。
そんな彼らの姿を知れば知るほど、私は応援したくなる。

彼らのひたむきさや、ファンを思う気持ちは何一つ変わっていないと私は思う。

ちなみに、 AGTのfacebookでは結構ズバズバ言いたいこと言われてたけど、あの人たちが実際トラジャに微笑みをもらったら、8割トラジャ担になると思う。

いいよ。いつでもwelcomeよ。

♪Went right, try to catch me, we just left
Might find us in the south
Might see the gang out west
Keep it movin' like the pieces in our heads
Follow our feet, they call us Travis Japan
Travis Japan / Moving Pieces

'Moving Pieces' Music Video


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