京都のお庭巡り 後編
京都の旅も後半戦。前編はこちらから。
京都の庭巡りで疲れてきたのでランチを。折角なので美味しいランチをと、祇園にあるレストランキエフまで足を延ばす。
歌手の加藤登紀子の兄がオーナーを務め、本格的なウクライナ、ジョージア、ロシアなどの料理が味わえる店とのことなので楽しみ。
祇園四条の鴨川の近くの鴨東ビル6Fに店を構える。窓からは鴨川が一望でき、気分が良い。
店内の内装も素敵だ。
ボルシチやピロシキ、ロールキャベツなどがセットとなったBランチを注文。
どの料理もしっかり作られていると感じられて美味しい。店の雰囲気と合わせ、楽しい時間を過ごす。
食後は腹ごなしに大報恩寺まで歩く。こちらのお寺は千本釈迦堂として知られ、「木造六観音菩薩像」が新に国宝に指定されたスポット(本堂は以前から国宝だった)。
通称の由来である千手観音や六観音菩薩像を楽しみ、本堂の建築方式の推移に感嘆する。
京都市内に鎌倉時代から残る唯一の建物だが、昭和の解体修理の際、屋根の掛け方が江戸時代に大きく変えられていたことが判明。
屋根の組み方を小屋組みというが、その技術的な進歩により江戸時代の改修では屋根が急勾配になり瓦葺に変わった。鎌倉時代では小屋組みも質素で、屋根の勾配も緩かった。昭和の解体修理の際に、元の屋根に戻しているそう。
時代の移り変わりの話を解説を読みながら確認していくのは楽しい。
その後は二条の雨林舎まで歩く。ホットケーキとプリンが美味しい、落ち着いた雰囲気のある喫茶店。休憩に丁度良い
14時過ぎに着いたが、まさかの両者とも売切れ。ホットケーキが売切れていることは予想していたが、平日にプリンまで売切れとは意外だ。春休みということが影響しているのだろうか?
仕方ないのでストックしておいた情報の中から大極殿 六角店を選択。さらに歩くことに。
こちらで琥珀流しとわらび餅を頂く。
琥珀流しがとても美味しい。こちらはひと月毎にソースが変わる。3月は甘酒(酒粕)だった。7月がミントなので、その時に再訪したい。
本店でも琥珀流しは食べられ宇、しかもその月に出してるソースも六角店と違うらしい。お互いの店は距離も近いのではしごするのもありだ。
夜は大阪へ移動し、宿にチェックインした後、Neo Taiwanese Restaurant tabunoanaにて羊の宴。羊齧協会関西支部の宴だ。
今回は台湾料理をベースに、羊料理の特別コースにしてもらったとのこと。すべて羊で好きな人にはたまらない宴。
こちらは毛沢東のスペアリブのラムチョップバージョン。スパイスが効いており、いつも食べるラムチョップとは違う風味が嬉しい。もちろん美味しい。
こちらはヤンローハン(羊肉飯)。トロトロのラム肉が美味しい。魯肉飯の羊バージョン。台湾では一般的らしいが、日本ではあまり見かけない。
羊が好きなぐらいなので、食べ物全般が好きな人たちが集まっている。そのため初対面の人がほとんどだったが、食の話で盛り上がり、楽しい宴だった。
「羊串とクミンと香草に栄光あれ!」という羊齧協会の決まり文句で締め。
帰りは腹ごなしに歩いてホテルまで戻る。途中、大阪市役所前を通りかかるとミャクミャク様が。
夜のミャクミャク様は少し怖い。さすが怪異だ。
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