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MaaSに関するクラウドメモ Part5/?

続き.相変わらず最初は整理する気が無い

MaaSエコシステムの持続可能性

ビジネスにおけるエコシステム:分野(業界)横断的,共進的,動態的な生態系になぞらえたもの.

構成要素

プレイヤー
・システムアーキテクチャ(機能的な部分,設計思想)
・ビジネスモデル(外部からの投入される資金,労力,アイデアなど

プレイヤー構造

プロバイダー(オペレータ)
<コアビジネス
・顧客:MaaSを受け入れられるユーザ土壌が必要
・交通事業者:MaaS下でも利用者が増えるようなサービス向上→その点で現状維持バイアスがかかる企業には難しいよなぁ...
・データプロバイダー:データがカギとなる以上,戦略的判断が必要
<拡張企業体(関連企業)
<ビジネスエコシステム(行政・研究機関・投資家など)

この際に,ベンダーロックイン,エコシステムがモビリティサービス内で閉じることがないよう意識すべし.それな.

アーキテクチャ

システム・データが共通化出来ているとコスト減.そのための共通基盤化が必要ですな.mlitとかやってるね.

各システムの設計思想と構成,全体像と関係性を各システム構築者が把握すること.システムの組み合わせになるため,それぞれ単発が良質でも組み合わせたときにダメだったら意味が無い.その意味で組み合わせたときにどうパーツが作動するかを考えてシステムを作るため,これを考えることが必要.

エコシステムづくり

共通化することでエコシステムが構築できる.ただその共通化には,ステークホルダー同士の対話,義務と権利の調整が必要だね.

棲み分けを意識しよう.すべて根本的な考え方,モノ?は一緒でも,人によって細かなニーズは変わる(現に自動車メーカーは何社もある.).ただ,独自でエコシステムを立ち上げるのは大変だし,MaaSエコシステムの形自体は共通とし,具体的なサービス内容などで棲み分ければよさげ.

補完的パートナーも自発的に投資を行うようなダブルループの循環を作ろう.MaaS(交通部分)が便利→それに付随するサービスも便利→もっとMaaSが便利→以下略となるような構図.

MaaSグローバルCEOのインタビューコラム

個々の事業者を束ねるMaaSオペレータがいるという構造でないともたない.(=鉄道事業者がオペレータという構造は△)
→ 日本版だと,私鉄のグループ会社構造のことがあったりするので,必ずしも成り立つのかは分からないと思ったり思わなかったり(わからん)

時代はAPIエコノミー(APIを公開し,他社のサービスをかつようすることで経済圏を広げる.)

MaaSの原則:ワンストップショップで交通を選べる,オペレータを選べる,国内でどこでも使える.

街中で相互利用不可能な形でMaaSプラットフォーマーが乱立してもユーザーにとって利便性はない.自社のことだけを考えた縦割りの独占エコシステムでマイカーによって供されていた移動の自由が手に入るか.
マイカーで移動している人たちをMaaSでPTに取り込みますよという話らしい.

現状ではサブスクモデルでも価格設定が不明らしい.→ お?(自分のみに伝達)
MaaSオペレータのモデル:デカップリング.月額料金を出来るだけユーザのその月の交通費に近づける(収入最大化),出来るだけ単価の安い交通を使ってもらう(支出最小化)


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