あきらめないこと

 生きてさえいれば、こじれてしまった人間関係は取り戻すことができるし、今の自分がいかに至らなくても、これからも自分を高める努力をすることができるので、自分が抱く夢は十分実現可能です。

 このところは、人間関係がこじれて気持ちが萎えていましたが、思い切って道を踏み出せば、事態は好転するものだと実感しました。もちろん、相手の心は水物ですので、気持ちが移ろいネガティブな感情が心を覆うことで、再び関係が後退するかもしれませんが、基本的な信頼関係があれば、少なくとも一方が関係を断絶しない限り、修復することは可能です。

 とはいえ、時間に解決を委ねていると、お互い確実に年齢を重ね、会うことがままならなくなる日が来るかもしれません。日々、ストレスフルな生活を余儀なくされているのに、さらに心を奮い立たせることが求められる人間関係の修復にエネルギーを向けるのは容易ではありませんが、そこは毎日のルーチンタスクの中に、関係が悪化したときにも修復を早めるような仕組みを入れておくことで、自分の力を手向けなくても、修復の取っ掛かりだけは残しておくようにしたいと思います。

 自分の夢の実現も、日々のカイシャでの重責により、心身両面でスタミナを費やしてしまうと、おろそかになりがちです。そのため、夢へのステップとなる資格試験の受験を組み込んでおいたり、外部の人との出会いの機会を入れておくことで、やはり同じように自分の心を手向ける仕掛けを入れておくようにする、もちろん、何か一つの資格取得で実現できるような夢ではありませんし、1回の人との出会いで決定的に人生が動くこともないですが、それら一つ一つは人生を動かす要素であり、要素の積み重ねと組み合わせにより、自分の意図せざるところから夢に近づく、完全に的外れのことをやっていてもそうはならないでしょうが、近しいところの要素を一つ一つ自分のものにしていくことで、何とか一日でも早く、自分のあらまほしき世界を手に入れたいと思います。

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