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歓送迎会の料理と挨拶に思うこと

 今日は職場の歓送迎会がありました。

 だいたい、歓送迎会は開始後、転出者と転入者の紹介があり、そこで挨拶とかも済ませてから、はじめて乾杯となります。

 前年度は、転出者と転入者、一人一人に挨拶を求めていたので、えらい時間がかかってしまったとのことで、今回から転入、転出それぞれ代表1名が挨拶をすることで、この、乾杯までの時間を短縮したようです。

 これは難しいところで、特に転出者は、そこで会うのが最後、ということもあるので、できれば全員に一言もらいたいし、転入者も人となりとかが少しでもわかれば良いので、やはり一言がほしい。

 また、代表一名ずつとなると、新旧の部門長が挨拶をすることになるわけですが、当然ながら、自分のことだけを話すわけにもいかないので、代表して最大公約数的な挨拶をせざるを得なくなります。

 僕がトップであった前の職場では、この「乾杯の前の長いお預けタイム」を解消するために、歓送迎会では開会と同時にすぐ乾杯し、前菜を取ってから、転出者と転入者の挨拶に移行することにしました。

 開始直後から酔って乱れる人はいませんし、多少、喉を湿らせた方が話もしやすい。乾杯が終わっているので、巻いて話す必要もないため、場が乱れるまでに時間を稼ぐこともできて、テーブルの食事もそれなりに進むことになります。
 
 あとは、料理の提供時間を早くしてもらうことですね。ハッキリ言って、2時間の歓送迎会だと、最初の30分とかが勝負なんですが、決まって、オードブルと炒め物1、2品で限界といったことになり、多少、腹を空かせながら、注ぎに出かけることになります。

 それで、かなり場が乱れてから、肉とか麺類とかご飯ものが出てくるのですが、その時には多くの人が他のテーブルに行っているので、手を付けられずにいて、そのうち中締めになって自席に戻り、急いで食べるけど、そうそう長居もできないので、料理をだいぶ残して帰ることになる、公式行事の食品ロスって、馬鹿にならないと思います。

 この、料理の提供時間を早くというのは、お店の都合もあって簡単にはできないのですが、やってくれる店もあります。

 今シーズンから、年度当初のこの時期の歓送迎会も、平常モードに戻りました。公式行事以外にも、個別の慰労会なども入っており、4月らしい雰囲気ではありますが、値上げの波がこうしたところにも及んでおり、宴会については、単価を上げるというよりも、料理の質を少し落としているような感じがします。

 もとより、こうした宴会ではそこまで料理にこだわることはないのですが、なればこそ、料理は後になって冷めてもいいから先出ししてもらうことで、食品ロスは減らしたいところですね。

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