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家族を一人で支えるという古い意識も個人的には有用

 昨日は車検を出していた車を引き取りにいきました。

 購入してから10年、そろそろ買い替えをと言われていたのですが、有力な後継車種の選択肢がなく、継続で乗り続けることになりました。

 正直、2年おきの車検では、法定費用な検査費用、もろもろの交換などを含めると、20万円近くお金を取られるわけで、車の維持経費も馬鹿にはならないなと思います。

 上の娘も自分にあった塾とようやく出会えたようで、夏の体験学習に楽しそうに通っていますが、今後は本格的に通うとなれば、それなりにお金がかかります。下の子も同じように塾に通っており、特に勉強習慣が定着していない下の子は、塾に通って学校の成績を伸ばしたいところです。

 これに、家賃の支払いや、食費、被服、美容などの支出を加えると、僕一人の収入ではギリギリ、ボーナス込みで何とかトントンといったところでしょうか。

 児童手当が秋から所得制限がなくなり、高校生まで拡充されることで、現在、所得の関係で特例給付になり、加えて、娘が高一になって支給対象から一旦外れている僕にとっては、朗報ではあります。

 僕ぐらいの収入だと、いろんな公的支援の対象からギリ外れる微妙なところなので、意外ときついんですよね。このゾーンをゆるゆると上がっていくのは、割を食うので、給与水準を一気に上げてくれないものかと、身勝手なことを考えたりします。

 もちろん、二馬力なら楽なんでしょうが、妻は基本不器用、ワンオペで手一杯なので、少しでも働きにでれば家庭内が乱れ、妻のメンタルが悪化し、子供たちにも悪影響を及ぼすことは必至であり、当面は自分の稼ぎで何とかするしかないのでしょう。

 まあ、自分の提供する価値を高めたいと、自分の変容の動機付けにもなっているので、男が家族を支えなければという意識は、今や古い価値観ともいえますが、ここがなければ自分も守りに入ってしまう、そんな気もしており、今の僕の気持ちを支えるかたちにはなっています。

 もう一つ、これまで積極的に余裕資金を投資に回してきており、このところは投信積立を海外株重視で積み上げてきた結果、それなりの含み益を確保できています。
これまでも、投資により株主優待、配当、売却益によるキャッシュの確保などで、その都度、資金繰りが厳しい局面では投資資金の現金化で乗り切ってきた経緯もあり、投資経験を積み上げてくることができたのも、家族を一人で支えるという意識あってのことと思います。

 少なくとも、僕にとっては、自分の人生にハリを持たせるためにも、外部環境として、僕が稼ぐしかないという状況は、悪くはないような気がします。10年もすると、おそらく、子どもたちは巣立ち、やり繰りしていた時代が懐かしくなるはず。

 その先も、老後の資金問題とはありますが、そこはそこで、自分として終生、かかわることのできる役回りを見出そうとする動機にもなるのではと、前向きに考えたいと思います。

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