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自分の時間を価値あるものに変える

 昨日も猛烈に暑い一日でした。昨日は出張先で用事を済ませ、ついでに近くの知り合いのところに立ち寄ろうと思ったのですが、あまりに外が暑くて断念しました。家に帰るのも、陽が落ちてからでないと、とても炎天下を歩いて帰れないですね。
 僕の今のポジションでは、いわゆる残業代は出ません。そのかわり一定額の役職手当が支給されています。もちろん、残業代が出ないからと言って、組織に求められるミッションを果たすためには、必要な場合は時間外にも残って仕上げるわけですし、定時で帰れる日はそんなにありません。
 それでも自分の人生の持ち時間、残りどれぐらいあるかわからないけれど、有限であることを考えると、なるべく効率よくミッションクリアのための仕事を仕上げて、早く帰ることを日々、志向しています。ただ、現状の課題としては、自分のことに使える時間を、あまり有効活用できていないことにあります
 親の対応とか、家庭のことはもちろんありますし、本はジャンルを問わず読みたいし、疲れた時は寝たいときもあります。とはいえ、現状のままで10年、20年と過ぎてしまうことは、おそらく自分の求める未来を実現できないまま、何となく経済的にも時間的にも制約を感じながら、人生をやりくりする、という生き方になりかねません。
 多く人は、自在に生きるなど夢のまた夢で、可能性が次第に減じていく人生をやりくりして、何とか生きているのでしょうし、働いても働いても楽にならないという人や、どうにも人生の波に乗れずにもがいている人もおり、そうした人を思うと、今の僕の境遇は、恵まれているとは思います。
 ただ、そこで満足しては、自分の時間の使い方の質が急速に劣化するため、今の不満足な気持ちを抱きつつ、ステップアップするための時間の使い方を志向し、仕事の外での価値を生み出せる力を手に入れ、現状の時間と経済の制約をゆるめつつ、外部からの不意の衝撃にも耐え、吸収して、さらに自らの強靱さを高める糧とする、タレブの言うところの「反脆弱性」を実装できるようにしたい、この気持ちは忘れず、貪欲に人生を生きていきたいと思います。
 こうした決意表明をしなければならないのは、少し状況を変えつつあった今年の動きが、この2カ月近く、停滞していることにあります。高原期なのか、ループに入り込んでいるのか、先のことが見えないため、不安との戦いでもあり、ここ一つの気持ちで、暑さとともに乗り越えていきたいと思います。
 

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