ガソリン最高値
8月も今日で最終日です。先週は、少ししのぎやすくなっていたように思いましたが、今週に入り、朝早くから湿度を伴った気温上昇の不快感は強くなっており、職場内は空調で快適なわけですが、空調の及ばない階段フロアなどは、暑さがこもっていて、とても階段を使って昇り降りしようという気がなくなります。
ここにきて、日本国内のガソリン価格が最高値の水準になっています。エネルギー価格自体はピークに比べ下がっているようですが、為替も歴史的な円安水準になっており、輸入価格が高止まりをしていることや、政府の補助金が段階的に削減されたことで、小売価格に跳ね返っているようです。
20年ぐらい前に屋久島に旅行したとき、屋久島のガソリンスタンドの表示が1リットル125円で、当時は本土のガソリンは90円ぐらいでしたので、とんでもなく高い印象を受け、物流コストがすべてにオンされる、離島生活の現実を垣間見たわけですが、今は近所のスタンドでも1リットル180円の表示を見かけますので、屋久島は200円を超えているのかなと思い、ネットで少し調べてみました。
ガソリン価格の口コミ情報では、屋久島の最近のガソリン価格の情報はありませんでしたが、鹿児島県職員生協が7月に決めている、8月の熊毛地区(屋久島)の販売価格が187円で、本土価格が176円なので、今は190円を超えたぐらいでしょうか。ベースラインが大幅に上昇したことで、離島価格が目立たなくなっているようです。
政府はガソリン価格の上昇を受けて、補助金を継続し、ガソリン価格を抑えにかかるようですが、円安は金利と連動し、国内金利を動かすのは都合が悪い面が多いことから、赤字国債を原資に補助金で抑えることで対応するしかないのでしょう。
こうなると、クルマ社会に住んでいる地方の人たちの方が、日々の生活費に占めるガソリン価格のウエイトが高い分、相対的に生活を圧迫されているように思います。
一方で、都心に住み車を持たずテレワークの人たちは、そうした影響はあまり受けないわけで、ニュースなどでは、ガソリン価格上昇の影響を受けた側の報道はされますが、影響を受けない側が取り上げられることはないため、こうした面でも格差が広がっており、テレワーク勤務により通勤時間がなくなったことで、副業や投資に費やす時間も作れるようになり、ここ数年で金融投資をしていれば、株価の値上がりでそれなりの益も出ている、こうしたことも現実としてはあるわけで、中間的なところにある自分としては、生活コスト上昇を意識しつつ、長期の金融投資は出来る範囲で続けていくことで、自分の足元と将来の生活において、打てる布石はうっておきたいと思います。
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