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元旦の決意

 年末年始は、一部、本意ならざる事態が発生したこともあり、自分一人で時間を使える環境を確保することができました。
 ここ数年は、アルコールを体が欲しておらず、感染症拡大防止の観点から、年末年始も「らしく」過ごす場への訪問は避け、家族を送り出すと、一人で過ごすことが多かったのですが、今シーズンはそこがより徹底した感じです。昨日の夜も年越し蕎麦は食べず、普段どおり夜11時までには就寝し、今朝は6時半に起床、食事もいつもと変わらず、パンを食べて出てきました。
 家にいても、自分の作業ができたのですが、どうしてもダレてしまうし、気が散ってもったいない時間の使い方をすることが目に見えていますので、近くの公園の芝生一面に霜が降り、池に薄氷が張る寒さの中、コワーキングスペースまで来ました。
 昨年までなら、家でも作業できるからと、自宅にとどまったことでしょうし、ひとりであることをいいことに、午前中ぐらいは何となくダラダラと過ごし、昼を食べ、昼寝して、少し読書でもして、元旦ぐらいはという免罪符で自分を慰めて、一日を終えたことでしょう。
 今年は、ここを打破したいと、あえて自分の欲を断ち、早々に着替えをして、自分の未練を振り切るように出てきました。これからも、多くの未練と決別して、目標の達成に邁進することが求められます。現状が未来へつながる安定が確保できていないことの裏返しで、それを危機バネにしたいと思い、願い、そこからの行動への断絶があって、2年近くを費やしてしまいました。見た目の安寧の安定は周囲を欺く姿であり、内面は統合できない自己にもがき苦しみ、人を妬ましく羨む心が渦巻いていますが、痩せ我慢をしてきました。
 痩せ我慢の先には未来はないわけで、僕にとっての大事な存在が、幸せであり続けるためには、そして社会環境の変化の中で、より良く生きてもらうためには、僕がより強くなることが必要です。時間は寄せては返す荒波のように、容赦なく、僕の立つ断崖を削り続け、突如として人間の尊厳を奪っていきます。
 まずは目標を掲げ、その手順を丁寧に記していく、その作業を優先させ、手がついていなかったITストラテジスト午後問題を通じたデジタル技術の応用力を涵養する。元旦に一定の達成感を手に入れることで、自信に繋げ、この先の自分の目線を高くして、最終的には、自分の人生にとってターニング・ポイントだったと振り返ることができるようにしたいと思います。

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