ゲームはもはや恋人みたいなもの
下の息子が何とかして、オンラインゲームのログインを阻んでいた、保護者の二段階認証をクリアしたようです。
どうやって突破したのかはわかりませんし、そんなことに時間を費やしている余裕はないのですが、4ケタの暗証番号を総当たりで調べ、突き止めて突破したものと考えられます。
もしくは、二段階認証の届くメールアドレスを突き止めて、さらにそのパスワードを外したか。まったく手掛かりがないわけでないので、スマホやタブレットの共有情報から探し出すことは、不可能ではないように思います。
今や、ネットに紹介されている手順で、パスワードの初期化もできないようですので、僕にも未知の方法で、パスワードを解明してしまったのかもしれませんし、あるいは試行錯誤の過程でランサムウェアにでも感染して、書き換えられてしまったのかもしれません。
いずれにせよ、息子がブロック解除に死力を尽くした舞台であるノートPCは、変な警告表示が出るなど、挙動が怪しくなっているので、初期化する必要がありますが、オンラインゲームの方は、復活のキーを息子が持ち続けている限り、何らかのかたちでは、生き残るのでしょう。
更なる強硬策としては、物理的にネットに接続するデバイスを、家から一掃してしまうしか方法はありませんが、家族全員でネットのない生活に戻るなんて、今さら考えられません。
かといって、何らかの形でデバイスを残してしまえば、あらゆる方法を使ってアクセスするでしょうし、そもそも、家から完全に締め出すと、息子のゲームへのアクセスがコントロールの効かない状態になって、トラブルを外に追いやるかたちになってしまいます。
息子にそこまでさせるオンラインゲームには、正直、腹が立ちます。
勉強の方の集中力も全然ないですし、困ったものだとは思います。
とはいえ、何らかの情熱をもって行動する動機があれば、集中力はあることは、別な形で証明されたかたちなので、あとは、そのエネルギーの向けどころなんでしょうね。
親としては、現状では半ば願望に近いですが、あきらめず、念をかけ続けていけば、学びに向かうスタンスが変わるかもしれない。
息子にとっては、ゲームは恋人のようなもので、無理に引きはがしても、かえって心をとらまえ、燃え上がらせるだけなので、今はとにかく、ゲームを真正面から否定せず、僕と妻の二人で、硬軟織り交ぜて学びの機会を届けていくしかないかなと考えています。
見ていると、一日のうち15分ぐらいは、家庭でも学びの受け心を持っている時間があるので、その時間を学びの浸透の時間に、大事に使っていきたいと思います。
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