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久しぶりに悪夢のオンパレード

 昨日は生中2杯と梅酒お湯割り、あとはひたすら宇治抹茶で、全然飲んだ感じはしないんですが、三日連続のダメージもあったのか、薬を飲まないで寝入ってしまったら、断続的に悪夢を見ることになりました。

 悪夢というものは、寝覚めは鮮烈な印象を持っていても、淡雪のように記憶から急速に薄らいでしまうもので、すでに忘れかけています。

 一つは、なんだか家族の晩御飯のメニューを考えておらず、夕方を迎えてしまったという場面。
メニューを考えていないので、食材も揃えておらず、ここからご飯を作るといっても、レトルトカレーぐらいしか思いつかない、困った、あれ、でも今日は平日じゃなかったっけ、というところで目が覚めました。
土日は晩御飯を作っているので、その時のプレッシャーが、残滓として悪夢を引き起こしたようです。土日だけならバリエーション少なくても何とかしのげますが、毎日の献立を考える主婦(夫)の大変さがわかりました。

 二つ目は、昔住んでいたところを走る通勤電車が、なぜか客車と117系の混合編成に変わったという、マニアしか分からないような設定です。
これがなぜ悪夢かと言えば、なぜか電車に乗れずに、自転車、しかも昔使っていて、前の住まいで廃棄処分にした自転車で、線路に沿って駅間を移動しているという設定です。
その後、なぜか北海道まで往復し、飛行機なら往復お金取られるけど、新幹線なら駅から降りなければ取られないとか、よくわからない理解をしていて、とにかくこの回は電車系の悪夢でした。
目が覚めると、昔住んでいたと思い込んでいたところは、実際には住んだことがなく、関西への潜在的な移住願望が、関西の郊外駅に近い住まいという架空の設定を、夢の中で現出させたということでしょうか。

 三つ目は、眼鏡が5つセットで15,000円で、それをいいなあと思ってみていたら、そのセットが注文してもいないのに、家に届いてしまったという話で、さすがに5つも眼鏡は必要ないですので、返そうとしたんですが、5つだからこれだけお得で、3つだと1万円、2つだと8千円で、じゃあ3つにしておくかというところで、夢が覚めました。これは昨日、息子が眼鏡を作るという話を聞いていて、その記憶を素材に作られたようです。

 そのほかにも、夢を見たような気がしますが、既に記憶から溶けてなくなっているようです。3つの夢も、溶け残りの断片から復元したので、細かな設定は違っているかもしれません。

 それにしても、薬を飲まないと、ここまで夢を見させられるんだなと、感心してしまいました。
これは5年前にメンタルで大地の底が抜ける思いを味わって以来であり、メンタルのダメージを受けた直後に比べれば、その余震としての悪夢のレベルは下がってきてはいるものの、意外と痛いところを突いてきます。

 実は、3つの夢も外形的には大したことないんですが、それぞれ、自分の黒歴史的なエピソードにまつわる部分があり、寝覚めの時に、そことリンクして、すごく後味悪い思いをする、巧妙な仕掛けになっています。僕自身の負の感情が、僕に手加減せずに仕掛ける罠みたいなもので、僕の弱いところを熟知している分、手ごわいです。

 とりあえず、今後は飲み放題を主体的に選択するのはやめようというのと、そもそもアルコールは飲めませんキャラを貫こうという決意、あとは薬はしっかり飲んで寝ないと。眠って疲れるのは勘弁ですね。

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