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「良い子にしてたらサンタが来る」と空気を入れられたガキの頃 内偵がどこで入ってるのか勘繰って12月は挙動不審だった

タイトルの通り

子供の頃 マリオパーティが欲しくてサンタに発注したのだが

「悪い子にはサンタ来ない」

という曖昧な空気を入れられたがため、悪い子の明確な基準が分からず
12月はとにかく大人しくしていた
「1か月くらいポイント稼いで大人しくしといてやるか」

こんなことを考えるタイプの自分は
今更だが大人数の仕事場で働くのも向いていたんじゃないだろうか
なんて 査定はどの業界もあるからな、、
とにかく12月は大人しくしていた

子供の頃から 口の軽いヤツは信用しないhisaka

冬休み目前で勢いづいている仲間にも「今だけはおとなしくしててくれ」と思っていた
雪合戦に氷を入れたり、不意打ちで敵対勢力を雪山から落とすのもやめた

「サンタさんが直接見に来る事はないと思ったので、大人に委託しているであろう」
という事実 幼い自分でも何となく分かった

年末なので親戚なんかがやって来ると
「(コイツが例のアレか!?)」
なんて勘繰って、控えめに対応していた

「この顔、間違いない サンタの犬だ 俺の事を強請ってやがる、、!」

「サンタさんには何たのんだのかな~?」
なんて言われた日には
「(コイツはクロだ クロ確定だ)」
なんて思って 余計な事は喋らないと決めた自分は実家の端で沈黙を貫いた

それほど、小さい頃の素行にはあまり自信が無かった笑

多感な小学生 激しめの友達と居た方が楽しいに決まっている


分譲マンションエリアの公園デビューに大失敗した自分

気を取り直した母親が連れて行った団地に併設された公園で大ウケしてデビュー、最初は外様として扱ってくるヤツも多かったが徐々に信頼を勝ち取りここの一員として認められる事となる

このいらすとで言うと、左上のタイプがぼく

まるで唯一チカーノに入った日本人の様な枠で団地公園にデビュー
団地の外から来て唯一、団地ママ会の間12階の一部屋に纏められて大量のマックをあてがわれるパーティーをする子供たちの中に居た
ここでのポテトやナゲットの配分は普段の親や兄 姉 何より自分たちのパワーバランスで決まる

ここの仲間が最高に好きで 未だに仲間

友達の兄とかには散々いじめられたけど、エアガンを他校の小学生に撃ち込まれたり習い事で遊戯王カードを盗まれた子が出た時は結束して立ち上がり
なんやかんや仲が良かった

まぁ、自分は率先してやんちゃするタイプでは無かった

唆したら突っ込んでくれそうな友達の背中を押していくタイプだった

だから実行犯にこそならないけど
「サンタに捲れたら黒幕が俺という事がバレる」
という案件は結構あった

なので12月はビクビクだった

翌年12月、押し入れの中に眠る新品のポケモンを見つけるまでは

サンタってヨド〇シカメラなん!!?!?

それから毎年 12月も暴徒化した

今年のイブはナレーションのノイズ消しの仕事して日付変更
今日はずっと編集作業して、明日の資料を纏めている
明日は高校生チームのレコーディングを終えたら、町のバーのCMソングの収録で繁華街へ出張エンジニアだ

サンタは今年も来ない
良い子にして働いているつもりだ
もうやんちゃな事もしていないけど
過去のカルマはまだ許されていないらしい

君の罪がそんな軽く許される訳ないじゃない
なるほど!

もう良い子に戻れる気がしない
プレゼントも自分で掴むしかない

noteにサンタ投げ銭お待ちしてます
酒飲ませてくれ


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