iPadでDTMはどこまで戦える?高校でのDTM授業を1年半乗り切った感想(Cubasis 3)
高校の授業でiPadでDTMを扱っている
※当記事はCubasis 3前提で執筆してます
パソコンで20年近くDTMを扱っている証
ようやくiPadの操作も極めて来た
なぜiPad?
高校ではiPadでDTMの授業に取り組むケースがある
なので、ここ1年 慣れる為に新型のiPad Proを購入して使ってみた
確かに、価格や操作性のバランスを考えた時にiPhoneと同じ操作性で携帯できてDTMも可能なiPadは最適解かも知れない
「全員がハイエンドなマックブックを所有する」なんて状態は価格やメンテナンスの事を考えると現実的では無い
運営しているDTMオンラインスクールでは、画面や音声を共有しながらレッスンしたりと、基本パソコンで戦う事しかない
地上波BGMの作曲 レコーディングエンジニア トラックメイカー
多岐に渡る自分の活動においてパソコン以外でDTMをした事が無かった
多種多様なデバイスが普及して来たので、基本的にどのデバイスでも扱える様にしたいとは思うけど 結局パソコン、せめてiPad(タブレット)が限界ではないだろうか 最適解にして限界
携帯の小さい画面でのDTMはデモ録りやネタ作りの域を越えると、自分にとっては現実的では無い 発狂してしまいそうだ
①パソコン(Windows Mac)
②iPad(タブレット)
基本的にこの2つでしかDTMしない、しない様にしている
iPhoneを使いこなして作曲している子を見ると異次元で よくその小さい画面でこんなに使いこなしているな と素直に感動してしまう
iPadは慣れるまで大変だった笑
CPUやメモリ、電源やストレージ等 200万円くらい課金して部品でゲーミング用のパソコンを自分で組み立てた
その時に内部もDTMに最適化していく過程でそこそこパソコンの事は理解したつもり
Windows派でフリーランスのレコーディングエンジニアをしていた時に、あまりにもMacユーザーが多かったので 覚える為に一時期Macを通過した
今はWindows一本 でも、よほどの改悪が無い限りMacの操作も大丈夫
と思っていたらappleのiPadで授業をする事になって 本当に助かった笑
iOSでソフトを走らせるにあたって予備知識がある
アップルの独特の簡易にしてる感じ(よく言えば簡単、悪く言えばつっこんだ操作をする時にどこ触って良いか分からない)が自分にとっては、非常に難しくて
「もう少し煩雑にしていいよ、こっちで勝手に勉強するから、、」と言うのが証の感想
iPadは結構未知だったので苦戦したけど、大分アップルの癖みたいなモノにも慣れた
その上で iPad(タブレット)でどこまで戦って行けるか、現時点での感想や考察を書いてみる
2024 最期の1年 クリエイティヴを完全燃焼して燃え尽きる音楽活動中
地上波BGM作曲家 高校DTM講師 DTMのオンライスクール運営
レコーディングエンジニア トラックメイカー ギタリスト
札幌のクリエイター 証 と申します
「結論:戦える」
結論から先に言うと戦える
iPadでDTMは出来る
何処までの事を求めるか 判断基準は難しいけど
①作曲 アレンジ MIDIの打ち込み
②レコーディング(簡易的に)
③ミックス(簡易的に)
番外編:同期演奏の仕込み、同期演奏本番
以上の事は出来る
以上! お疲れ様でした!
疲れた 俺は飲みに行く もういい?
と、言いたい所ですが、もう少し頑張って書いてみます
※当記事はCubasis 3前提で執筆してます
①作曲 アレンジ MIDIの打ち込み
ギターリフをiPADに録音してループ再生しながらベースラインを考えたり、ドラムの打ち込みをしてそこにコードを打ち込んで鼻歌を歌ったり
そうやって作った楽曲をアレンジしていく事はiPadでも全然出来る
業者になって扱う機材が高価になって、感覚が麻痺していたけど
そういえば高校生の頃は8トラックのMTRでカツカツに作曲していた
しかも皆で2万ずつ出し合って買ってまで、出来たのはせいぜい音のショボいドラムにペラペラのギターとベースを添えるだけ
そう考えるとiPadはモンスターマシンだ サンプリングしたWAVをシームレスに応用してドラムをプログラミングする事が出来る
これって数年前までAKAIとかSP買わないとできなかった事、しかも簡単にMIDIベースで組み換えできなかったはず
これだけで「iPadは戦える」と言っても大丈夫なのでは?
「でも〇〇出来ないじゃん」という意見は一旦無視
そんな事を言い始めたら、今なんてどこまでも課金しても足りないんだから、、
②レコーディング(簡易的に)
簡易的なレコーディングも可能
インターフェイスとの連携がパソコンに比べると流石に難しいけど、モニタリングしながらデモを収録する位の事なら「完全に出来る」と言い切って大丈夫なレベル
遅延や音質の問題はあるけど そこはもう少し突っ込んだ領域なのでDTMを楽しむ DTMするという内容に関しては現状 クリアしている
③ミックス(簡易的に)
授業でイコライジングやコンプレッサーについて触れたけど、iPadでのイコライジングは慣れると意外とやりやすいかも
視覚的な情報を指先でタッチして動かすので コツを掴めばパソコンの画面をマウスで触るよりリアルタイムの変化を指先で感じるという事に置いてはiPadは強い
だって自分の指で触った分だけ変化するから分かりやすい
難しいなと感じたのが全てのエフェクトやミックスに関して、物凄く細かい数値を追い込みたい時 指が太い人は自分の指で数値が見えなくなったりして微細な調整が出来ないかも 自分がそう
でも音量の調整も、簡易的なミキシングも大丈夫
番外編:同期演奏の仕込み、同期演奏本番
これが一番強いんじゃないかな笑
MTRに不安定なHDDを搭載して同期演奏してる時代から「思へば遠くに来たものだ、、、」と感じた
ライブでクリックをドラマーに送って、シーケンスやカラオケはPAへ送る
こんな事がタブレット1枚で出来るなんて 令和に産まれたかった
無理やりSSDに換装して、1トラックずつ書き出してライブしていた時間を返して欲しい KORGさんには大変お世話になりました
総括
iPadは良くも悪くも全ての操作が簡易的
だから、ここで勢いをつけてパソコンに移行しても良いし ツールの一つとして使い倒すのもあり 現状とても便利なツールだと思う
勿論最初からプロ目線でパソコンを追い込むのも一つの選択
すぐに取り出して頭の中にある音をスケッチできるのが強いかな
自分は口でアイフォンにネタを録音したりするけど
クリック聞きながらiPadに入れてしまえば そのまま補正して作曲まで持っていけるかも 凄い時代だなぁ、、
今後もiPad(Cubasis 3)の事を発信してみようかなと思うので
良いなと思った方はntoeの投げ銭サポートから200円 証にぶん投げてくれませんか 無糖レモン1本で頑張って記事がかける男です
残り181日
そろそろ新曲リリースしようかな
また、キックの音から選び直そう
詞を書き溜めよう
証
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