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「ねむれない夜には」

清水屋商店BOOKS 本の紹介 Vol.1

眠れない夜があります。そんな夜は眠ることを諦めてベッドから出てしますこともしばしば。
なぜそうなるのか、ずっと不思議に思ってきましたが、どうやら月の満ち欠けが影響しているようです。
ワシントン大学の研究によると、満月前の数日間は、入眠時間が遅くなり、睡眠時間が短くなるらしいのです。
そもそも体内時計が太陽から強い影響を受けていると考えられていたので、この結果は驚くべき発見とのこと。
僕としては、太陽よりも月の影響のほうがしっくりくるのですが、眠れなくなるのは満月の夜ではないことに驚きました。
詳しく知りたい方は記事をご覧ください。
https://courrier.jp/news/archives/234396/
とはいえ、眠らなくては翌日の大切な用事に響くと心配になりますし、その思いがさらに眠りから遠ざかることにもなりがち。
そんな時は、こんな本を読むのはいかがでしょう。
『円周率1000000桁表』
著者:牧野 貴樹
出版社:暗黒通信団 (1996/3/1)
価格:税込698円
これはただただ円周率を100万桁印字しているだけの本なのです。眠れない夜はベッドの中で3.14から後の数字をゆっくり読んでいけば、、、、眠れる、、はず。それでも眠れないという人は、まさかの1億桁バージョンもありますので心配はいりません。
いつかは誰かがやりそうなことなのかもしれませんが、それでも実際にやったことが素晴らしい。僕の手元にある版は価格が314円という徹底さ。最後のページに手に取った人が思うであろう疑問に答えてあります。
興味のある方はぜひ手に取ってください。
ちなみに私はこの本を企画段階を想像し始めたら興奮して眠れなくなりました。コツとしては、心も無にして数字を読むことなのかもしれません。  

おわり



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