勝率79%でミシック1位到達!イコリアドラフト徹底攻略【7000字無料】
こんにちは。ライターのガンプ(@ganp15)といいます。
普段は主にツイッターでPCオンラインゲーム「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」のドラフトについて発信したり、質問に答えたりしています。
また、マジック専門誌「マナバーン」などでも記事を書いています。
このnoteは新セット「イコリア:巨獣の棲処」のドラフト攻略です。
ドラフトというと「なんだか難しそう…」と思っている方は多いのではないでしょうか。確かに、簡単だとは言えません。
しかし、「徹底的にコピーするだけで強くなるセオリー」はあります。
デッキ構築において「まず強いデッキをコピーして何回も使ってからのほうが、より独自性のある強いデッキが組めるようになる」ように、リミテッドでも徹底的なコピーから入ったほうが、応用も効きやすくなるものです。
自分がドラフトを始めたのは1年ほど前。
それまではアリーナのゴールドやジェム(ゲーム内通貨)はすべてパック購入に投じていたくらいドラフトとは無縁の人間でした。
しかし、ドラフトを始めてから徹底的にセオリーをコピーすることを意識しつづけた結果、今回プラチナ4~ミシックまでの勝率79%という戦績を残してリミテッドランクミシックに1位で到達することができました。
そこで本noteでは、取り入れやすさを重視した「イコリアドラフト攻略法」を紹介していきます。
今回、無料部分と有料部分の2章に分けて解説をしています。
無料部分
いますぐにコピーできて強力なアーキタイプとその基本となるピックのやり方の解説
有料部分
強力な2つのアーキタイプで勝率を伸ばしていくための具体的なピックのコツの解説
最後まで読み切れば、必ずや勝率アップにつながるはず。
どうか最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
【読まれた方の感想の一部】
2歳児パパ@MTGさん「ドラフトのコツが記事になっていた。かなり有益」
ウタガワ@MTG垢さん「とても良い記事でした。とりあえず無料部分を読んでみたらいかがでしょうか」
Knogさん「買いました。こういうドラフト戦略の記事が本当に好き」
たこつさん「初心者の私には凄く有り難く、正直紹介はしたくないけど、良記事でした!」
JUNSさん「むちゃくちゃ参考になった!除去コンが勝ちやすいと思っていたけど組み方間違ってたんだなぁ。とても学びがあるnoteでした!」
語りさん「めちゃくちゃ良記事。世に出回ってるイコリアリミテ記事の中で一番的を射てると感じた。」
それでは、見ていきましょう!
★3つのアーキタイプ環境
イコリアドラフトは「サイクリング」「変容」「キーワードカウンター」をはじめ、明確に用意されたシナジーが数多く存在する環境です。
そのため「単体で強力なカードを淡々と拾っていく」よりも「その中の1つのシナジーを選んで、集中的に集めていく」ことで強力なデッキになりやすいという特徴があります。
例えば…
①「サイクリング持ち」カード+「サイクリングするたび~」カード
②「変容持ち」カード+「変容するたび~」カード
③「キーワード能力持ち」カード+「〇〇を持つクリーチャー支援」カード
このような環境では「あるシナジーの完成形」が「ほかのシナジーの完成形」と比べてどのくらい強いのかが重要です。
【完成形のデッキ一覧】
「赤白サイクリング」「青赤スペル」「青緑変容」「緑黒リアニメイト」「白黒人間」「緑白警戒」「青白飛行」「青黒瞬速」「赤緑トランプル」「赤黒威迫」「多色除去コントロール」
用意されたシナジーは数多く存在しますが、そのほとんどは完成形であってもそこまで強くありません。
たとえば、「レアやアンコモンが多くそろった青黒瞬速」ですら「ほとんどがコモンだけ組まれた赤白サイクリング」に簡単に負けてしまいます。
そのため、
「すべてのシナジーの中から一番流れが良いものを選ぶ」よりも
「完成形が強いシナジー2~3個の中から状況に応じて選んでいく」
ほうが、結果的に強いデッキに仕上がりやすいです。
イコリアにおいて、完成形が強いシナジー(アーキタイプ)は以下の3つ。
①「赤白サイクリング」
②「白黒除去コントロール」
③「青緑変容」
この3つのアーキタイプを覚えていただくだけで、勝率がだいぶ変わってくるかと思います。
それでは1つずつ順番に解説していきます!
アーキタイプ①赤白サイクリング
「赤白サイクリング」は、《ドラニスの癒し手》を始めとする「1マナでサイクリングできるカード」を大量に採用したデッキです。
キーカードは《罠の戦術家》《トゲマーモセット》《天頂の閃光》の3枚。
大量に積んだ1マナサイクリングを毎ターン使うことで
・《罠の戦術家》で相手のクリーチャーを好きなだけタップ
・《トゲマーモセット》が戦闘で無敵になる
・《天頂の閃光》で10点ドレイン
といった破格の性能で相手を圧倒し、一気に勝負を決めていきます。
完成したときの強さは環境最強で、あっさり全勝できてしまうほどのスペックを持っているデッキです。
ただ、すでにその強さが広く認知されているので、同じ卓に3人以上サイクリングをやろうとするプレイヤーがいることも珍しくないのが特徴。
そのため、見切り発車でサイクリングに走るとカードが足りていないデッキになりやすい、ハイリスクハイリターンなアーキタイプになっています。
【サンプルリスト(使用ツール)】
アーキタイプ②白黒除去コントロール
「除去コントロール」は、白黒をベースに赤や緑をタッチしたデッキです。
キーカードは、除去全般と《頑丈なダンゴムシ》・《夜勤隊の猛士》・《隠れ潜む名射手》です。
デッキの動きの基本は、2ターン目の《頑丈なダンゴムシ》から3ターン目に《夜勤隊の猛士》を出してクリーチャーを横に並べます。
次は2/2と2/3で攻撃して、大型でブロックしてきたら《隠れ潜む名射手》で破壊。ブロックせず返しに大型でアタックしてきたら1/1でチャンプブロックして、《隠れ潜む名射手》で破壊します。
1/1は《夜勤隊の猛士》から出てきたオマケなので、この動きが決まれば実質的に1枚分のカードアドバンテージを得たことになるのが強み。
ここからさらに白・黒・赤の優秀な除去で1:1交換をくり返して、この1枚分のカードアドバンテージを押しつけて勝ち切るというデッキです。
中低速のデッキに強く、さきほどの動きが決まった後は「相手がブロッカー召喚」⇒「除去して7点アタック」⇒召喚⇒除去アタック・・・をくり返してすばやく勝ち切れることも多いのが特徴。
また、こういったシナジーを使わなくても、白・黒・赤の優秀な除去と強力なレアさえあればそれだけで勝ちやすいのが魅力でもあります。
特にBO3で強く、自分はBO3のマッチ・ドラフトではひたすらこのアーキタイプを決め打ちして勝率83%(86勝18敗)を出すことができました。
ただし、BO1のプレミアドラフト(特にダイア以降)では
①相手も強いので除去をケアされて有利トレードをとりにくい
②初手補正があるので赤白サイクリングの安定性が非常に高くなる
③除去コンの「幅広いサイドを持てる」強みを活かしにくい
といった理由から赤白サイクリングほどの勝率は出しにくいです。
このデッキのプレミアドラフトでの強みは
①1パック目はとにかく白・黒・赤の除去をピックすればいいので簡単
②アドソースやフィニッシャーの選択肢が多い
③デッキのほとんどがコモンでも十分強い
④総じて上家がどんなピックをしていてもそこそこ強く組める
といったところ。
ローリスクミドルリターンのアーキタイプですね。
【サンプルリスト】
アーキタイプ③青緑変容
「青緑変容」は、青緑をベースに多色の優秀な変容を連鎖させ、膨大なアドバンテージを稼ぐデッキです。
キーカードは、《両生共生体》・《渡る大角》・《嘶くナール》の3枚。
《両生共生体》で変容のコストを下げ、《渡る大角》でマナ加速することですばやく強力なレアの変容をたたきつけ、盤面を制圧するのが目標です。
青緑変容では、変容持ちでも《狐インコ》などの「何度変容してもカードアドバンテージを稼がないもの」は極力採用せず、《洞窟で囁くもの》などの「何回も変容するとカードアドバンテージが累積するもの」を優先的にピックしていくのがコツです。
ピックするもの
《洞窟で囁くもの》・《嘶くナール》・《骨塚潜み》・《騒がしい収穫者》
ピックしないもの
《狐インコ》・《強欲な血喰い》・《猟匠ライガー》・《威厳あるレオサウルス》
これは、イコリア環境は除去が強いため「変容した後すぐに除去されても最低限の仕事をしていて、次の攻め手につながること」が重要だからです。
赤と白の変容にはアドバンテージを稼ぐものが少ないので、強力なレアがとれていない限りは青緑タッチ黒で組むことになります。
青緑変容はうまく組めれば除去が少なめでも先述の2つと同等の強さを発揮してくれますが、1つ明確な弱点があります。
それは、キーパーツがレア・アンコモンに偏っていること。
アドバンテージを取ったり、除去につながる変容クリーチャーの大半がレアかアンコモンです。
そのため、同じ卓にもう1人「青緑変容」を狙っているプレイヤーがいるだけで、一気に完成度が落ちてしまうという欠点があります。
また、環境最強の「赤白サイクリング」とは正反対の色なので、青緑変容のためのカードをピックしていくと「途中で赤白サイクリングが空いていることに気がついても参入しにくい」というのも気になります。
今後、赤白サイクリングや除去コントロールが流行りすぎて、逆に青緑変容が空いてきたときに狙ってみると勝ちやすいアーキタイプです。
【サンプルリスト】
★ピックするうえで気をつけるポイント
ここからは、3つのアーキタイプを狙ってピックしていくうえで自分が気をつけているポイントを書いていきます。
まず、無料部分では基本的なポイントを解説。これだけでも勝率60%以上を狙える内容になっています。
有料部分では「さらなる応用ポイント」と「重要な差別化ポイント」を解説。勝率70%~80%を狙っていきます。
赤白サイクリングのピック方針
赤白サイクリングを組むと決めたら、《罠の戦術家》《トゲマーモセット》《天頂の閃光》の3枚を優先してピックします。
罠の戦術家3枚・トゲマーモセット2枚・天頂の閃光1枚以上が理想です。
「《罠の戦術家》なんてすぐ回ってくるだろう」と後回しにしてしまいがちですが、「赤白サイクリングの勝率は罠の戦術家の枚数で大きく変わる」ので、見たら取るくらいの意気込みでピックするのがオススメです。
残りは「無色1マナサイクリング」を8枚以上、除去を5~7枚、追加のクリーチャーを数枚。余った枠を無色2マナサイクリングで埋めていきます。
1マナサイクリングが4枚以下だと、途端に弱いデッキになってしまうのでしっかりと集めていきましょう。
ポイントとしては、2マナ2/2でもある《ドラニスの癒し手》《ドラニスの刺突者》を積極的に集めておくこと。
4枚以上取れれば、サイクリングの弱点である「立ち上がりの遅さ」をカバーしやすくなるので重い除去よりも優先してピックすることもあります。
特に《ドラニスの刺突者》は2体並ぶと残り10点ほどを削りきることも珍しくありません。《罠の戦術家》よりは優先度は低いですが、《トゲマーモセット》よりは優先してピックしていいと思います。
【※】トゲマーモセットは代用できるカードも多いため
【他のサイクリングシナジーカード】
《呪文喰いクズリ》・・・《トゲマーモセット》の代用A。サイクリングではすぐに3/2二段攻撃になって強いです。ただし、4/4と相打ちになったり、《死の重み》で除去されたりと場持ちは良くありません。過大評価は禁物。
《爬虫類の反射》・・・《トゲマーモセット》の代用B。3ターン目の《罠の戦術家》から4ターン目に出して1マナサイクリングから速攻できるのが強みです。トランプル持ちなので《ひっかく鉤爪》で10点ダメージを狙いやすいことも覚えておきましょう。
《発根のモロク》・・・《ドラニスの刺突者》や《威圧するヴァンタサウルス》を蘇生することが多いです。マナフラッドを受けてくれる強力なカードですが、優先度が高いカードではありません。《罠の戦術家》や1マナサイクリングのほうが大事。
《繁栄の狐》・・・とりあえず1マナサイクリングなので最優先でピックします。1ターン目に出れば5/5以上になって殴りかかることも多いです。
《雄々しい救出者》・・・強いカードですが、完成形からは抜けることもあります。個人的には《罠の戦術家》や1マナサイクリングを優先したい。
《サヴァイの雷たてがみ》・・・場に残れば制圧力はバツグン。《罠の戦術家》や1マナサイクリングよりも優先してピックしましょう。
【サイクリングデッキにおける除去】
《罠の戦術家》をしっかり取れた赤白サイクリングにとって、ただのアタッカーは脅威ではありません。毎ターンタップすれば良いだけだからです。
むしろ《野生肉の密猟者》や「重なった変容クリーチャー」のような場に残っているだけで脅威になりうるシステムクリーチャーが敗因になりやすいデッキです。
そのため、普段より《丸呑み》や《雷猛竜の襲撃》の評価が高く、《平和な心》の評価が若干低くなります。(それでも1~2枚入ることが多いですが)
赤白サイクリングならタップ状態にするのは楽ですし、墓地にスペルも貯まるので相性バツグンです。
あと押さえておきたいのが「サイクリング持ちの除去カードの使い方」。
基本はサイクリングで捨てるカードであるとはいえ、いかに除去としても活躍させられるかが勝率を伸ばすコツです。
【※】これは有料部分でくわしく解説します。
白黒除去コントロールのピック方針
イコリアはこれまで以上に除去が重要な環境です。
白黒に限らず、1パック目は見たら取るくらいの感覚で積極的にピックしていきましょう。
白黒を組むときは除去は最低でも7枚。できれば10枚ほど取りたいところ。
これは、除去が4~5枚程度だと強力なレアやアンコモン1枚でゲームが終わってしまうリスクが高いからです。
「除去は絶対に10枚集める!」という意気込みでピックしていきます。
同じパックに2種類以上コモン除去がでたときの優先度は次の通りです。
↑ 優先度【高】
---【↓何枚あってもいい】------
・血液凝固
・火の予言
---【↓各2枚ほど集めたい】-------
・平和な心
・刃による払拭
・神聖なる矢
・轟く岩滑り
---【↓4手目くらいで取りたい】----
・死の重み
・強行突破
・捕獲球
・検問官
----【↓基本1枚。たまに2枚】------
・相互破壊
・予期せぬ助力(コンバットトリックだが除去枠に入る)
↓ 優先度【低】
ポイントとしては、《平和な心》より下の除去はできるかぎり散らしてピックしていくこと。
重なった変容クリーチャー・システムクリーチャー・飛行をもった《泥棒カワウソ》・巨大になった《嵐生の飛び山羊》。
この環境にはゲームを決めてしまう驚異の種類が豊富で、それぞれ効果的な除去が異なります。除去のパターンが偏ってしまうと、1つの脅威を前になすすべなく負けてしまう可能性が高くなってしまいます。
そのため、たとえば《刃による払拭》を1枚持っているなら「2枚目の《刃による払拭》」よりも「《神聖なる矢》や《死の重み》」を取るといったように、除去の種類が偏らないようにピックしていくことが重要です。
【白黒のアンコモン除去】
《不吉な戦術》はたいていのレアよりも優先してとりたい除去です。インスタント確定除去は1:2交換できることが多く、2枚とれたらレアゲーされにくくなります。
《無情な行動》は《不吉な戦術》と同じ仕事をすることも多いですが、変容相手には役に立たないことがあるので「《火の予言》よりは弱く《平和な心》よりは強い」くらいの感覚でピックしていきます。
《丸呑み》は赤白サイクリングでは強いですが、白黒では安定しません。
基本的に《検問官》より弱く、1枚だけ入ることがある程度です。
【黒のコモンクリーチャー】
白黒除去コントロールでは、基本的に黒のクリーチャーを軸にしています。
終盤には何度除去されても蘇る《頑丈なダンゴムシ》、テンポよく2体ならぶ《夜勤隊の猛士》、除去として使える《隠れ潜む名射手》はそれぞれ2枚ずつ集めたいです。
《頑丈なダンゴムシ》や《夜勤隊の猛士》をドローに変換する《野生肉の密猟者》も「絶対に」1枚は欲しいカード。
これのドロー+ライフ回復で勝ったゲームは数え切れません。
除去の代用になる《靴かじり》も1枚ほしいところですね。
《隠れ潜む名射手》や《野生肉の密猟者》を合計4枚以上取れたときは《囁く兵団》を2枚いれることも検討してみてください。
1ターン目に出してから2ターン目に能力起動で1/1をもってきて、4ターン目以降の除去やドローにつなげていきます。
※3枚入れると複数引いて負けるリスクが上がるのでオススメしません。
また、白黒除去コンを組むときはどれだけ上手くタッチカラーを使いこなせるかが重要になってきます。
幸いイコリアは《彼方見》・《進化する未開地》・2色土地とコモンの色ソースが充実しています。
1パック目から積極的にピックしていれば「3パック目に偶然でた強力な神話・レア」を使えるようになるので、意識したいところです。
逆に、白黒にタッチしてはいけないカードの代表は《骨塚潜み》です。
初めは「緑マナが出なくても変容できて、墓地回収できるから強い!」と思っていたのですが、何回か使っているうちに《骨塚潜み》はむしろ白黒の足を引っ張っていることに気がつきました。
というのも、白黒のアーキタイプの基本は「人間」だからです。
デッキのクリーチャーの半分以上が「人間」になることが珍しくない白黒では、変容が安定しません。
また、白黒は除去に10枚ほどスペースを割くので、変容できても意外と墓地から回収したい強力なカードが少ないのも問題です。
変容できたときは気分が良いですが、冷静に考えると「1/1を失って2/2を手札に加えているだけで全然強くない」なんてこともあったり…
手札で腐ることも多く、場に出ても4マナ4/4で普通。白黒では意外と活躍しにくいカードだったりします。
青緑変容のピック方針
青緑変容は淡々と強力なアンコモンを集めていくケースが多いので、簡単に解説します。
青緑変容を狙うときは、変容の元にする「種」を何にするか意識してピックしていくのがコツです。
変容で巨大になったときに活きてくるトランプルをもち、終盤にはサイズアップするおかげで止まらなくなる《万能のブラッシュワグ》
序盤の不利を「追加のサイズアップ」と「ライフ回復」で一気に巻き返す《本質共生体》
序盤はブロッカーになり、変容後は飛行とアンタップ能力によって攻守にわたって活躍する《微光クラゲ》
これら3枚は鉄板カードなので、変容を組むことに決めたら合計4枚を目標に集めてみてください。
青緑以外では
変容後に破壊されても墓地から回収して再利用できる《頑丈なダンゴムシ》
人間のブロックで時間を稼いで恐竜の変容に繋げられる《禁じられた友情》
タッチカラーをサーチしてアンコモンの変容につなぎやすい《彼方見》
この3枚も変容元として優秀です。
また、《泥棒カワウソ》は《夢尾の鷺》や飛行カウンターを与える《翼長の導師》が取れたとき限定での採用となります。
《狐インコ》でも飛行はつきますが、すぐに除去されて損することも多いので安定しません。1ドローの差は大きいです。
あとは、赤白サイクリングの《罠の戦術家》や除去コントロールへの対策として《折り畳み翼竜》も1枚とっておきたいところ。
99%のケースで呪禁をつけたほうが強いカードです。
めったに除去されない最強の変容元ですが、黒相手に戦闘に参加させるときは《虚空を招くもの》による接死付与と《予期せぬ助力》による+2/+0修整だけは警戒しておきましょう。
さらに勝率を伸ばす10個のコツ【有料】
ということで、「イコリアドラフト攻略の基本」をご紹介しました。
ここからは、「さらに勝率を伸ばすための10個のコツ」です。
ポイント① サイクリングで無限にマナフラッドするけどどうすれば良い?
ポイント② サイクリングカードで除去するコツは?
ポイント③ 2マナ2/2サイクリングが流れてこないときはどうする?
ポイント④ 常にケアするべき2マナの除去は?
ポイント⑤ 常に受け入れを考えるべき勝率95%のレアとは?
ポイント⑥ 初手ピックしたい3色土地は?
ポイント⑦ 白黒で評価が下がるコモンクリーチャーは?
ポイント⑧ 白黒で評価が上がるコモンクリーチャーは?
ポイント⑨ 9手目以降でもとれるタッチで強い3枚のコモンは?
ポイント⑩ 流れてくるレアの有効な使い方は?
+「実際の自分のピック譜とそのピック理由」
価格は500円。
「読めばドラフト3回に1回は1勝伸ばせる内容」を意識して書いています。
マッチドラフト2-1と3-0の差額が2000ジェム(1100円相当)
マッチドラフト1-2と2-1の差額が1000ジェム(550円相当)
なので、「1勝伸びれば回収できる」価格になってます。
ぜひ読んでいってください。
ここまでの内容が良かったら、この記事をツイートしていただけるだけでもすごく励みになります!
ポイント①サイクリングのマナフラッドはどうする?
赤白サイクリングを回していると「土地を減らしたのにマナフラする…」という展開、多くありませんか?
この問題を解決するには、構築段階から「ある考え方」を取り入れる必要があります。
その考え方とは、
ここから先は
¥ 500
記事を読んでいただき、ありがとうございました!