ご機嫌な人生に幸せのカツアゲを
1日24時間のうちいったい何時間ご機嫌にいることができていて、その日の終わりに「あーいい日だった!」と大の字で寝床に転がることができている日は月に何回あるだろうか。
自分のご機嫌をとるということはとっても難しい。大人になってから機嫌を良くする習慣を身につけるのはさらに難しい。人の思考回路は多分日々の習慣とその年単位の蓄積でできているから、突然には変えられないのだ。全く困ったものだ。「明日から自分を一新する!」と意気込んでも三日三晩ではそうはいかない。
しかし大人は素晴らしい叡智の鉄塊、スマートフォンを所持していてそこには信憑性あやふやな知識が山のように溢れている。そこにあるご機嫌になるためのヒントを一個ずつ試していけば、最終的にご機嫌なれずとも老人になっても退屈せずに人生をやっていけそうだ。
スマートフォンの中にあるインターネットから拾ったご機嫌ヒントを1つ試そうと思い家族にカツアゲを行った。
「今日、良かったこと嬉しかったことを3つずつ述べよ!」
他人の幸せのカツアゲだ。ご機嫌ヒントは「3 good things」という。アメリカの心理学者マーティン・セリグマンという方が提唱するポジティブ心理学のメソッドのひとつらしい。YouTubeのVlogでもノートに幸せを書きだしているひとがちらほら。
まず自分がやるなら家族にも、私だけがご機嫌になってもしょうがないので会話という形でハッピーを考えてみてもらった。
家族の今日の良かったこと嬉しかったことは「発注した商品が無事届いた」とか「お昼ご飯のラーメンが美味しかった」とかさまざまな切り口から絞り出された。ただ、どんなことでも良かったね〜と言えるのは嬉しい。家族の会話もいつもより幾分か弾んだ気がする。3つの幸せはすんなり出てくるひともいればうんうん唸りながら捻り出したひともいてたまに聞いてみるのもいいなと思った。
私が自分で捻り出した答えは会社に関係なかったけど母は業務関連の話題ばかりだった。私も仕事中の幸せに目をもう少し向けたほうがいいのかもしれない。
幸せのカツアゲで人の幸せの切り口を泥棒させていただく。明日以降も緩やかに3つの幸せを思い浮かべて緩やかにご機嫌を保っていたいものだ。
三日坊主にはなるまい。
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2024/09/10の良かったこと
◯最寄り駅でのストリートピアノでおばあちゃんがエリーゼのためにを弾いていた
◯帰宅後に作ったにんじん卵サラダが美味しく作れた
◯家に帰ったらお米が炊けていた(米不足ハウス脱却)